ヨガの練習することのコツは練習できる場所に身を置くことであり、内なる存在を大切にすること

YOGA&BODY-ヨガと身体

どんなところで仕事をしておりますでしょうか。

どんなところで勉強をしておりますでしょうか。

どんなところで練習をしておりますでしょうか。

どんなところで生活しておりますでしょうか。

人には場所というのがとても大事です。

その環境が体調にも集中力にも能力にも影響を与えます。

環境が仕事、勉強、練習、生活の成果や充実度に影響を与えているわけですね。

どんなところで仕事をするかで全く異なる成果になるわけです。

それはヨガも習い事も一緒です。

 

練習を継続することなくして成長無し

うまくなるためには、練習を継続すること。

みなさんご存知の通りです。

仕事でも音楽でもスポーツでも継続です。

継続なくして成長はない、事実です。

一回だけ徹夜で勉強しても、学期末のテストで少し良い成績がとれるぐらいで、大きな試験には合格できないですね。

練習も一緒で、思いっきり前日に練習しても翌日に達人になっているわけではない。

そういうものではないですからね。

継続が必要です。

それこそ血の滲むような継続が必要なこともあるでしょう。

”テストの前日の徹夜”レベルのことを何十年も続けるようなものです。

継続して練習すればするほどに、練習の質は上がることでしょう。

継続することで量をこなすことができるからですね。

質を高めるには量が必要不可欠ですからね、量をこなす計画が必要になります。

それの大事なポイントが継続です。

継続しないことには量をこなすことができないからです。

 

継続するための場所を確保する

継続が大事なのはわかりました。

ではどうやって継続するのか。

これが一番大変ですね。

自分で決めて一人でやるのは大変です。

ある程度の継続を一人でやることもできます。

一人で練習できるように工夫をしてコツコツとやっていき、しっかりと上達する仕組みを作り込んでいく。

とても素敵なことです。

私もそのようにやりたいと思っております。

そのように自分でやる工夫は欠かせないと私は観じております。

でも、それはまたなかなか難しいものもあります。

人は一人でしっかりとコツコツと淡々とやり続けることが難しいようにできているようです。

ですので、場の力を借りるわけですね。

継続に場の力を借りるのはとてもオススメです。

一生懸命にやっている人の場にいけば、そういったエネルギーがもらえるので自分も一生懸命に取り組むことができます。

楽しそうなところには楽しい場が形成されています。

逆に、ダメな場所にはダメな人だけがいます。

どこを選ぶかは自分次第です。

 

場所を大事に育てる

継続の場を今度は育てていくことも大事になってきます。

場ということでは、武道だと道場がありますよね。

道場って聖域みないになっており、綺麗にしたり、お辞儀をしたりして敬意を払います。

自分が何か継続する場にも敬意を示せるといいですね。

近代のビルのオフィスとかで敬意を示すというのは、難しいことなのかもしれませんが、少しでもいいから敬意が示せると良い感じになりそうです。

野球でもグラウンドに向かってお辞儀をしますし、終わったあとは黙想します。

中学生でさえ、そうなのです。

大人になって精神的なレベルが上がっているのなら尚更ですね。

目に見えなくていいので、敬意のようなもの、祈りのようなもの、黙想のようなものをその場に向けられると素晴らしいことに思います。

自分が関わっているところ全て(家、会社、買い物先、社会、国、地球)へとそういった意識も広がるとさらによいと思いますが、まずはできる範囲ですね。

よく言っていることなのですが「関わる場所を掃除するとどうも運気が上がるらしい」ということです。

これも場を大事に育てていくことですね。

その場にいる仲間と交流もそうです。

ぜひ、取り組んでみてください。

 

時期やステージによって場を使い分ける

人にはステージがあります。

世間的にも、学生があったり、見習いがあったり、お金を貯める時期、投資していく時期、ゆっくりと養生する時期、リスクを背負っていく時期などなどありますよね。

そういった時期に合わせて練習量も質も変えていくといいと思っています。

年齢によっても体力の差もありますし、子育ての時期もあるかと思います。

かけがえのない時期を、ただのこだわりだけで失ってはもったいないですからね。

場所もそうです。

自分に適したところに、適した量と質で通う。

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フリーパスでがっつりと通い、一生ものの身体や習慣を作っていく。

一度ヨガ的な身体を作れば24時間がヨガ的になります。

それが作れないと、ヨガをしていない時はただの普通のエネルギーに戻ります。

時間券で毎週か隔週ぐらいで通って、習慣や培った技術を衰えないようにだけしておくのも時期によってはとても大切なことですね。

 

結局、練習は裏切らない

こうやってやっていくのも練習をとことんやっていくためです。

練習は裏切りません。

これはもう真実です。

本を読んでいても手を抜いてある本ってわかりますよね。

講演会でもそうです。

ヨガのクラスもそうですし、実践者の方の立ち振る舞いもそうです。

練習している人は美しいです。

一生懸命に取り組み続けることでしか伝えられないこと、培うことができないこと、成熟できないことがあります。

ヨガにおいては、立ち振る舞いにそのヨガの練習が出ています。

量をこなすことで身についている所作がでてきます。

それは素人でもわかると思います。

時々、プロ側にいるのにわからない人もいますが、それは置いといてわかる人にはわかってしまうわけです。

練習しましょうということです。

鍛錬する習慣を持ちましょうということです。

そのための場を大事にしていきましょうということです。

そして、量をこなしましょう。

量が質へと転換するところまで。

参考記事:BORN TO YOG (ボーントゥーヨグ)やヨガで練習量をこなしていけば自然と身体は作られていき、整っていく

 

終わりに:小人さんが死なないようにする、そしてヨガの補足事項

小人さんの話をしたことがあります。

寝ている間にせっせと仕事をしてくれる小人さんが私たちにはいます。

小人さんが好きに仕事ができるように、自分を大切にするといいと思います。

暴飲暴食しないとか。

睡眠不足にならないようにするとか。

人の悪口を言ったり、不平不満を言わないとか。

そういったことが大切です。

小人さんが働いてくれていることで、ヨガも深まり、瞑想も拡がっていくのだと思っています。

もう少しヨガにまつわる補足事項を書いていきます。

 

テーマを持つこと

ヨガではテーマを持つことも大事です。

テーマを持つことで必要なことに集中していけます。

集中することで、仕事も捗ります。

ヨガも一緒です。

テーマを持って取り組んでますか。

テーマがあると身体が変わりますよ。

テーマ設定オススメです。

 

ヨガクラスは何度受けてもいい

ヨガクラスは何度も受けていいです。

むしろ何度も受けた方がいいです。

いろんな先生を受ける時期もあるかもしれないですが、これだという先生が見つかったらその先生だけにするといいと思います。

もしくは流派を絞るというのもオススメです。

絞る時期や集中する時期がにさしかかっている人はオススメです。

いろんな流派を受けた方がいいと言う人もいますが、ある程度ものにしないとヨガが何が何だかわからないまま終わってしまうので、いったんは一つに集中して受けるといいですね。

サッカーでいつも違うポジションをやっていても身につくのは遅いですよね、それと一緒です。

 

ヨガとアサナ

ヨガを深めるための八支則というのがあります。

  1.  ヤマ:禁戒
  2.  ニヤマ:勧戒
  3.  アーサナ:坐法
  4.  プラーナヤーマ:調気
  5.  プラティヤハーラ:制感
  6.  ダーラナー:集中
  7.  ディヤーナ:瞑想
  8.  サマーディ:三昧

これらの中にアサナがあります。

なので、ヨガからアサナは切り離せません。

他のことを切り離せないように。

アサナもないがしろにしないことです。

他のこともないがしろにしないことです。

 

淡々としたエネルギー

淡々とやっていくことでしか、山は登れません。

走って山を登るのはトレイルマラソンの人しかできないでしょう。

ヨガは大きな山なので淡々とやっていくことです。

淡々としていくことで、しっかりと地に足をつけて登っていけます。

焦って急ぐよりも、もっと大きな物事を達成できることでしょう。

焦ってもいいことはありません。

焦っていいことがありましたか、なかったですよね。

若い時は焦ってしまうこともあるかもしれませんが、ヨガに取り組むのに焦っている場合ではありません。

自分でこれだと決めたことを心を込めてやっていく。

そういった淡々とした周りに惑わされないエネルギーで取り組んでみてください。

 


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。