壁に寄りかかって瞑想するのはいいのでしょうか。ただ座っていると眠くもなってきます:ヨギボズQA

瞑想

ヨギボズQAとはEngawaYogaオーナーKiyoshiと高野山真言宗の阿里僧侶が読者の質問に対して回答したもの(ヨギーとボーズの回答集)となります。

その場のノリに任せて回答しておりますので至らない点や少々眉をひそめる回答もあるかもしれません。

寛大な心でお読みいただければと思います。

ヨギボズQAの回答集は以下にございます。

ご興味があればご覧ください。

では今回の内容をどうぞ。

 

質問:壁に寄りかかって瞑想するのはいいのでしょうか。ただ座っていると眠くもなってきます

ご質問ありがとうございます。

じっと座って瞑想していると疲れてしまうこともありますよね。

疲れてしまうと瞑想にもならなかったりします。

我慢大会のようになってしまったりして。

壁や椅子を使うのもいいと私は思っています。

それでは、ヨギーと坊主の回答をご覧ください。

 

回答:眠くなるのは睡眠が足りないから、身体が痛くなるのは筋肉が足りないから。 BY KIYOSHI ヨギー

基本的なことから答えさせてもらいます。

瞑想中に眠くなる原因のひとつは、単純に睡眠が足りていない可能性があります。

睡眠は足りていますでしょうか。

人によって睡眠時間はまちまちですが、瞑想しようと思うと眠くなってしまうのでは目を閉じると自動的に身体が眠りを要求するぐらい睡眠を欲しがっているのかもしれません。

目安としてはお昼ご飯を食べたら眠くなるかどうか。

お昼ご飯を食べたら眠くなる場合は睡眠不足です。

お昼ご飯を食べても眠くならないなら睡眠は足りています。

いかがですか。

次に筋肉です。

 

睡眠の次は筋肉

睡眠が足りていたとしましょう。

座っていると疲れてきてしまうのは筋肉が足りないからかもしれません。

座り続けるには、腹筋や背筋など前後の筋肉が必要です。

そして柔軟も必要です。

運動はされておりますでしょうか。

散歩ぐらいはされていますでしょうか。

ある程度の筋力がないと身体を支えることが大変になります。

ヨガもそのためにあったりします。

ヨガでは筋力と柔軟の両方を鍛えることができます。

バランスポーズも多いので、体幹も鍛えられることでしょう。

インナーマッスルも鍛えられるので相乗効果が高いと思います。

筋力は足りているかももう一度ご確認ください。

もし足りていないのならヨガをオススメします。

ヨガは瞑想のためのものなので、効率もよろしいかと思います。

参考記事:運動量の多いヨガを探しているなら”BORN TO YOG”で決まりですよ。

 

睡眠、筋力が足りているなら寝瞑想が必要かもしれない

寝てしまった方が早い時というのがあります。

そういう時は寝る瞑想へと身体が切り替えるので、寝る方向へと誘導してきます。

寝ることでいろんなことが行われます。

瞑想で起こっていることと一緒のことも行われたりします。

当然、瞑想は寝ることではありませんし、寝ることが癖づいてしまうと瞑想=寝るになってしまい、その癖を取り除くのに苦労したりします。

ですので、寝瞑想なのか瞑想なのかの区別はしっかりと持って取り組んでみてください。

寝瞑想の時は、寝瞑想が必要なんだなとわかると思います。

直観でしかないのですが、わかりますので感じてみてください。

 

基本的には寄りかからず、でも寄りかかってもいいですよ

基本的に寄りかからず取り組み、必要があれば寄りかかりながらもやってみる。

自分の体調と相談してやってみること。

無理は禁物ですからね。

睡眠が足りていない場合は素直に寝る時間を増やすこと。

睡眠が足りていないのに頑張っても仕方がありません。(睡眠を削ってまで瞑想をやる必要がある時期もあります)

身体自体が瞑想で疲れてしまう場合はヨガや運動を生活に取り入れる。

寝瞑想が必要な時は寝瞑想に切り替えること。

基本的に、ただ座ることを通じて瞑想を体験することです。

私は寄りかからないことを基本として、瞑想を続けています。

以上になります。

 

回答:その時に応じて。 BY 阿里 坊主

もしかしたら昔の更新と食い違うことを書くこともあるかもしれません。

私も毎日を生きてますので変化しております。

一つの変化としてとらえてもらえれば、と思います。

 

壁に寄りかかるのはいい

壁に寄りかかるのは良いと思います。

私も壁によりかかって瞑想することがあります。

最近はあまりしませんが数時間くらい座禅する時がありまして、これくらいの長丁場の時は壁によりかかることの方が多いです。

もっと座るのが上手な人は大丈夫なのかもしれませんが、あいにく私は数時間も座って大丈夫なほどうまくはありません。

また、慈悲の瞑想など、無理をしないで体に負担をかけずに心のあり方に特に集中したい時などは、壁によりかかる時もあります。

こういう時はそもそも座禅の姿勢をとらない時もあります。

座禅とか座るとか言っても、その言葉にとらわれずに、ただのあり方としてとらえてみたほうが気が楽になるかもしれません。

良い姿勢で座るから瞑想、ということではありませんから。

 

その日その時に応じて

もちろん壁によりかかる瞑想だけしていればよいというわけではないと思います。

これは、座ってする瞑想にも同じことがいえると思います。

これだけをしていれば良い、というメソッドはありません。

みんな違うし、その時々でも違ってくるのですから当然ですね。

そういうもんですよね。

人は弱いから、この当然のことを受け入れられずに、最強のメソッドを求めてしまうものですが、そんなものはありません。

色々なことを試して、そしてその時の自分の体の具合、心の具合を見て、あわせていくのが当然かと思います。

 

お釈迦さまも寄りかかっていた

お釈迦さまも悟りを開かれた時に、菩提樹の下で7日間座禅をして悟りを開かれたといわれてます。

この時、菩提樹に寄りかかって瞑想していたという話もあります。

壁によりかかるのも、時としては非常に良いと思いますよ。

ただ、眠くなるのは体が疲れているからです。

よく睡眠をとってください。

ちゃんと寝ないと元気になりませんから。

よく休んでから瞑想するようにすれば、眠くなることはありません。

 

 

終わりに

不定期ですが、まだまだ更新していきますので少々お待ちください。

「ヨガをより楽しめるように」
「瞑想がより起こりやすくなるように」
「日常生活の深刻さが減少するように」
ご活用頂ければうれしく思います。

それではより素晴らしい日々が送れることを祈っております。

・Kiyoshiの紹介 → Kiyoshiプロフィール

・阿里坊主の紹介 → 阿里坊主のプロフィール