ヨギボズQAとはEngawaYogaオーナーKiyoshiと高野山真言宗の阿里僧侶が読者の質問に対して回答したもの(ヨギーとボーズの回答集)となります。
その場のノリに任せて回答しておりますので至らない点や少々眉をひそめる回答もあるかもしれません。
寛大な心でお読みいただければと思います。
ヨギボズQAの回答集は以下にございます。
ご興味があればご覧ください。
では今回の内容をどうぞ。
もくじ.
質問:人は自分が正しいと思っているように感じますが、どうなのでしょうか。瞑想でも変化はしていくのでしょうか。
絶妙な質問をありがとうございます。
確かに、多くの人が自分は正しいと思っていることでしょう。
質問してくださったあなたもそのように「自分は正しい」と思うことが多々あるのかと思います。
このQAにおいて、私(Kiyoshi)は私の回答が正しいとは思っていません。
それは当然ですね。
ですが「正しいとか正しくないということではなく回答をしているが、何かしらのヒントになるだろう」という認識を持ってやっていることは正しいと思っています。
だからQAをやっているわけですね。
結局は正しいと思っているということでもありますね。
みんな正しいと思っているわけです。やれやれ。
「これこれは正しくない、これこれはわからないけどやってみる、これこれは正しいと思っている」という考え自体は正しいと思っているのですから、いきつくところは「なんやかんやで、結局は自分は正しいのかも。かなり正しいのじゃないか。」みたいなやつですね。やれやれ。
ややこしくなってきましたが、以下のヨギーと坊主の回答をご覧下さい。
回答:正しくても正しくなくても、世界は動いていく。 BY KIYOSHI
正しいか、正しくないか、ということにあまり私は興味がありません。
テストの回答や正しさを出さないといけない場面でしたら、そこで必要とされる正しい解へと思考を働かせます。
思考ではなく直観的に答えを出さないといけない場面でしたら、直観的に出て来たものが正しい”解”となることでしょう。
顕在意識や理屈に適ってなくても、それが正しい解となります。
ということで、どこまでいっても「いつ、どんな場面でも、どんな場所でも、タイミング」でも正しいという事象はほとんどありません。
限定された条件においてのみ、正しさということが言えるのだと思います。
なので、自分で自分のことは正しいと思って行動してしまうのはどうでもいいと思うのです。
どこまでいっても正しい
何のQAに答えているのかわからなくなってきましたが、ひとまず「正しい」ということに関して簡単に書きました。
人は自分のことは正しいと思って認知しております。
「間違っているんだよね」と言っていても、その「間違っているんだよね」という言葉は正しいという前提があります。
それがなければ矛盾の網に絡め取られます。
「私は嘘つきです」という人が嘘つきなのか正直者なのか意味不明になるということ一緒です。
だから、対話においては、そこは1段階メタ認知した状態でやめることです。
「私は嘘つきです」と言ったら「嘘つき」ということにしておく。
「間違っているんだよね」と言ったら「間違っている」ということにするということ。
これで変な議論は終わり。
自分の向かっている方向に歩いていますか
では、振り出しに戻って質問を考えます。
「間違っていることを正しいと誤認しているのに、その間違いに気づけないことが多々ある。正しいと思っているけど実は間違っているという真実に瞑想で気づけるようになるのか」ということだと思います。
メタ認知が必要ですよね。
メタ的な質問を自分にすることができるかです。
前提となる「自分は合っている」ということを疑うのですから、一つ上から自分を見なければいけません。
私の感覚で答えますが、瞑想ではこのメタ認知が上がると思います。
瞑想自体にメタに認知する過程が含まれていたりするからです。
呼吸を感じるのもそうですね。
呼吸をどこでやっているのかを認識するのも、普段は無意識に任せていることをメタ認知しているわけです。
そのような訓練が瞑想にはたくさんあります。
そういったことを通してメタ認知が磨かれます。
結果として、正しいと思い込んでいることに対しても「自分は正しいと思い込んでいるけど、本当は違うのではないか?」というメタ的な質問が自然とできるようになります。
あまり難しく考えずに、瞑想を気楽に続けてみてください。
ある程度継続することで変化に気づかれると思います。
今回はこのぐらいで、よろしくお願いいたします。
回答:考え中。 BY 阿里
阿里坊主は考え中です。
終わりに
不定期ですが、まだまだ更新していきますので少々お待ちください。
「ヨガをより楽しめるように」
「瞑想がより起こりやすくなるように」
「日常生活の深刻さが減少するように」
ご活用頂ければうれしく思います。
それではより素晴らしい日々が送れることを祈っております。
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・阿里坊主の紹介 → 阿里坊主のプロフィール