ヨギボズクラス報告:年始のスタートは、月輪観で円く始まる@六本木

クラス報告

年始の初めてのヨギボズ報告になります。いつもの妙善寺@六本木での開催でした。

お越しいただいた方々ありがとうございました。

クラスの振り返りをしたいと思いますが、今回はヨガクラスからそのまま「ゆるめる瞑想」へと入っていきました。

ゆるめる瞑想というのは、ヨガではヨガニードラと呼ばれるているものですね。

ヨガニードラを初めてやる方へ、気になっている方へ簡単に説明します

これを、ヨガクラス後のシャバアサナでそのまま行うようにしたら、とても評判が良いです。

しばらくは、このシークエンスでいこうと思っているのでよろしくお願いします。

 

初めての方も、いい意味で自分勝手にやればいい

engawayoga-myouzenjiヨガのクラスでも、瞑想の時間でも初めて参加される方は、どうやるのか、どうすればいいのかキョロキョロしてしまうと思います。

先生の発言を鵜呑みにして行うのもありですが、言うことは聞いておいて、あとは好きにやられればいいと思います。

もちろん怪我のない範囲でヨガのアサナは実施してもらのは前提ですけど、指示とおりに体を動かせないポーズも多いです。

ですので、自分の体と向き合いながら、やられればいいと思います。

いい意味で自分勝手にやってみるということです。

アサナについて怪我をすると残念ですので、足の向きや首など気をつけるポイントはいいますので、できる範囲でやってみてください。

初めてだと特に大変かと思いますが、それがまた醍醐味ですので楽しんでみてください。

ヨガは体が硬くてもできますか?

 

ゆるめる瞑想で寝てしまう

六本木の妙善寺さんの本堂でヨガと瞑想をやらせて頂いておりますが、暖房だけでなく床暖房もあります。

ですので、ゆるめる瞑想をすると寝てしまう方も多数いらっしゃいます。

それでよろしいかと思います。(寝てしまうときは、寝てしまうものです)

お疲れの時には寝てしまい、瞑想状態へ入れるときは、それを楽しむぐらいのスタンスで結構です。

ゆるめる瞑想の後には、阿字観瞑想もやりましたので、その時に瞑想体験ができたのかと思います。

ゆるめる瞑想は、瞑想といいますか、体へのアプローチとしては基本となります。

ゆるめることができれば、ある意味完成ですからね。

ゆるめる、これを極めるだけでも一生ものかもしれません。

 

瞑想のあとは、直ぐに”出ない”

瞑想のあとに、すぐに目を開けないで体をゆすったり、深呼吸したりしますね。

これは、瞑想状態では代謝が非常に落ちており、いきなり目を開けてしまうと寝起きに叩き起こされた状態になってしまうからです。

中には頭が痛くなる人もいれば、しばらくのあいだぼお~としてしまう方もいます。

体調不良になってしまう人もいますので、いきなり目を開けるのではなく、目を閉じたままで、体を慣らしていき、呼吸も深めて十分に起きてから出ることを気をつけてください。

わたしも瞑想後は5分はかけて出てくるようにします。体調崩して大変なことになったからです。

体へ意識を戻すには、

  1. 手首をまわす
  2. 体をさする
  3. 肩をまわす
  4. 伸びをする
  5. 首もまわす
  6. 体もまわす
  7. 全身を大きく動かし始める

このような順序でよろしいかと思います。

 

阿里坊主からも感想をもらっています

阿里坊主からも毎度のことながら感想をもらっていますので紹介しますね。

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今年初めてのよぎぼずでした。お年始の忙しさや疲れも抜けきらないこの時期に、お集まり頂いた方には感謝申し上げます(^^)

前半はヨガ、後半は瞑想といういつもの流れでしたが、今回はヨガと瞑想の間に休憩を入れずに、
ヨガのシャバアーサナからそのままゆるめる瞑想に入りました。

シャバアーサナからそのままですので、もちろんあおむけに寝転んだ状態です。ヨガからそのままゆるめる瞑想、そして妙善寺さんの本堂は床暖房がきいてます。

とても心地よく抜いていくことができたのではないでしょうか。寝てしまった方もいるかもしれません。
寝てしまうのが瞑想ではないのですが、リラックスして暖かいとなれば寝てしまうのも当然かもしれません笑

そして、少しの休憩を入れた後に、真言宗の瞑想である阿字観(月輪観)をおこないました。終わりにはいつも通り参加者一同でシェアをしました。

今回もシェアでは色々な感想が飛び出しました。特に印象に残っているのが、
「瞑想にとてもうまく入れた」「瞑想にまったく入れなかった」
という意見が同時に出るということ。

同じように座って、同じように瞑想しても、人によってこんなに違いが出る。とても面白いですね。「二回目だからかわからないけれど、今回はすこんと入れた」という感想も頂きました。

さてさて、三回目はどうでしょうか。

瞑想は慣れもあります。それ以上に体調やメンタルなど、その時の状態にも左右されます。深く入れる時もあれば、雑念だらけの時もある。

それでも、毎日とは言いませんが、続けて瞑想していくことがやっぱり良いと思います。
今年も定期的によぎぼずやりますので、よろしくお願いします(^^)

 

終わりに:年末年始の瞑想習慣

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瞑想が習慣になってから10年近くが経過しますが、年末年始などの節目にやるのも日課になってきました。

これがいいものなのですよね。

今回のヨギボズでも阿字観(月輪観)もできたのでかなりハッピーでございます。

真言密教に伝わる瞑想を気軽にできるのはとても面白いご縁ですね。

ぜひ、また遊びに来てください。

 

ー 瞑想へのヒント ー

あなたの最も内奥の性質で生きなさい。他人の考えに従って、あなた自身を操作してはいけない。ただ、あなた自身でいなさい。あなたの本当の性質でいなさい。すると喜びが起こってくる。それはあなたの中に沸きあがってくる。

Joy OSHO

人と音が別々でなく、音の一部であるときにはじめて、その美しさが感じられるのである。瞑想とはいかなる意志的行為または願望の働きをも交えることなく、あるいはまだ味わったことのない物事の快楽を求めたりすることなく、そのような分離に終止符を打つことである。

ジッドゥ・クリシュナムルティ

長く稽古してわかったことは、人間の今目の前に存在するもの、そこには具体的に物としてあるものをいじったり、組み合わせたり、改変したりして、ものごとを成し遂げるわけではないということです。身体が整うのは、むしろ「そこにはないもの」を手がかりにして、「そこにはないもの」をめざし、「そこにはないもの」と共にあるときです。人間の体だけでなく、あらゆる運動や組織や共同体がそうなのです。

日本の覚醒のために 内田樹講演集 内田樹

あなたが今の瞬間を讃えた途端に、あらゆる不幸や困難が消え去り、喜びや落ち着きと共に人生が流れはじめる。今の瞬間の意識を行動で示せば、あなたが行う全てのことに気品や、配慮や、愛の感覚がもたらされる…たとえ、それが最もシンプルな行いだとしても。

エックハルトトール

人類全員をイルカにしたい。

落合陽一