身体は賢い。ヨガの先生が入ってきただけで、その先生がどれくらいの人なのか身体でわかる

YOGA&BODY-ヨガと身体

面接を受けたことはありますか。

面接の採用者というのは入ってきた瞬間に採用かどうかわかるそうです。

身体が先にわかるらしい。

身体というのは素直なので、頭よりも先に答えを出しています。

ただ、面接官も人なのでせっかくの身体からの答えを無視して頭で判断してしまうと間違えるそうです。

「〇〇大学出身だから」「話の受け答えの内容は素晴らしい」とかですね。

それは二次情報なので、最初の第1感を大切にしないといけない。

そうやって人は最初の数秒で相手を判断しているのです。

判断しているよりも先にわかってしまうという感じですね。

身体はちゃんとわかっています。

身体の声を感じておりますでしょうか。

普段、身体を動かしていない人は身体の声を聞くのが鈍くなっているかもしれません。

 

身体に素直になる

身体はわかっています。

いつも先にわかっています。

理屈をつけないと身体が動かないのは、実はおかしいです。

身体が嫌だと言っているのに「いやいやそんなことない」と判断できないはずだからです。

それは何かしらの観念や思い込みが強いかもしれません。

または執着や欲が強いのかもしれません。

身体で人は判断できるはずです。

これはやっておいた方がいいと身体が先にわかったりしませんか。

ありますよね。

身体がむずむずする形で感じる人もいるでしょう。

ワクワクしてしまい、身体を動かさずにいられない人もいるでしょう。

みんな、身体で先にわかっているのです。

身体はやった方がいいと感じているのに、それなのに頭は小賢しいことを考えてやめてしまう。

これだといけません。

うまくいきませんね。

先ほどの面接官の話のように、せっかく答えを得ているのに変えてしまうのはいけませんね。

 

身体の反応を観る

面接官の例でもそうですが、人は初対面でも先に相手がどんな人か”直観”しています。

瞬時にどんな人かを判断しているのです。

身体が心地よくなっているのか、それとも嫌がっているのか。

その判断がされています。

まだ何も話していないうちにわかっているのです。

この人は「ちゃんとしているし面白そうだ」とか「なんだか、怪しい匂いがする」とか。

実際にその感覚はあっています。

特にヨガや武道やスポーツなどをやって身体を動かしている人は感度がいいと思います。

たくさんの人と対峙している人も感度がいいかもしれません。

その人と近づいた時にわかりますね。

なんとなく暖かくなるとか、空気が綺麗になるとか、場が明るくなるとか。

そういうのを感じています。

そしてその反応を信じてみるといいと思います。

それが人を観る目になっている。

人を観る目というのは自分の身体の反応をどれだけ感じられるのかで決まるのです。

 

身体に悪いことをやめる

人を観る目は自分の身体の反応でわかります。

自分の身体をしっかりとモニタリングできればいいわけです。

それには、身体に悪いことをやめるといいと思います。

何が身体に悪いかわかりますか。

わかっていると思います。

これをやると後々身体にくるんだよな、ということを知っていると思います。

「あの上司と飲みに行くとダメだ」「人の悪口を言うとなんか変になる」「あの食べ物を食べると翌日に身体が思い」とか。

そういったことをやめていくことです。

元気になることを増やすのもいいですよ。

でも、まずは悪いことをやめること。

悪いことをやめる方が効率がいいです。

結局、悪いことをすると、さらに身体が鈍くなり悪いことをしてしまうからです。

悪いことというのは、つまり生命力を下げるものです。

生きる力と知恵を高めるのがEngawaYogaスタジオのコンセプトですが、その逆をするのが身体に悪いことです。

それらをやめていきましょう。

悪いことをやめるだけで身体が賢さを取り戻していくと思います。

生きる力も湧いてきます。

ぜひ、身体の声を聞いてみてください。

 

終わりに:行動すること

行動することは身体にいいです。

あれやこれやと頭で考えているだけでは、身体によくありませんね。

妄想の世界の中で終わってしまいます。

それに、生物として不自然です。

ずっと考えているだけで何もしない生物というのはいないはずです。

何かしらの行動とそのフィードバックがあって生きています。

その方が身体にいいです。

生きる力も強まることでしょう。

ぜひ、行動することも心がけてみてください。

身体は賢いです。

もっと探求していきたいと思います。