思い込みは強いです。
いろんな症状を緩和(悪化も)してくれます。
思い込みだけで風邪が治ること(逆にひいてしまうこと)もありますよね。
「いつもこれをやると風邪が治るんだよね」と言って一風変わった健康法を取り入れている人もいますが、本当に治るのだと思います。
その人にとってこれが治ると思い込むことで治るのです。
だからその人にしか効かないなんてこともあります。
ただ、その話を聞いた人が素直ならその人にも効くかもしれませんね。
風邪薬だと思って飲んでいたものが、ただのビタミン剤でも治ったりすると言われますね。
小麦粉や砂糖でもそのような結果になることが確認されているそうです。
70%くらいプラシーボ効果が出てしまうという数値も聞いたことがあります。
そりゃ新薬の認可が降りにくいわけですね。
それが効くと自分で確信していれば、効くのです。
意識というのがとても強く自分に作用するようです。
プラシーボ効果を自分に適用していくから
こういった効果がプラシーボ効果と呼ばれるものです。
思い込みによって病気や怪我が治るという現象です。
なんでもに効くかというとそうでもないそうですが、日常生活としては何かと聞きます。
思い込みで人はいろんなことを想像し創造していますからね。
「気のせい」という言い方がが気の動きによって生じているせいだとすると、気持ちというのは気の動きですので、一定の現象は起きそうです。
思い込んでいるというのはその方向に気を集中させてもいますからね。
いかがですかね。
自分で発した言葉は一番自分が多く聞く
思い込みというのはどこからが思い込みなのか。
物理法則を勘違いして思い込んでも何も起こりません。
重力の数値を異なった数値として記憶しても、そのように重力は働きません。
「氷は溶けないものである」とどんなに思い込んで溶けてしまいます。
思考は現実化するというのは物理法則には適用できそうにはありませんね。
自分の身体に関わることには結構プラシーボ効果は期待できそうです。
なので対象は一旦は自分が良さそうです。
風邪かなと思ったら「お風呂入って早くに寝ると治るんだよね」と大きな声で笑顔でガハガハ笑って入れば治りそうですからね。(違った意味でも治りそうなタイプですが)
どれだけプラシーボを強く持てるかになるので信じる対象を持つというのはある意味で有効かもしれません。
もちろん騙されない範囲で。
そしてお金のかからない範囲で。
そして、自分の発した言葉というのはプラシーボにとてもいいと思います。
自分で口に出し、そして自分の耳で聞くのですからね。
暗示ではないですが感謝の言葉を発している人は感謝したい対象が増えると思います。
感謝体質になれば身体もゆるんでいくことでしょう。
ある眼科では視力検査の時のCのような記号をポジティブ言葉にしたそうです。
そしたら皆んな視力が上がったとか。
本当か嘘かわかりませんがポジティブなだけで身体の能力は発揮されやすくなると思います。
思い込みで人は死ぬことができるから、ゆるめることなんて造作ない
昔の酷い実験(拷問だったかもしれません)で、被験者をベッドに横にさせて目隠しをして拘束します。
そして、その人の手首を切った風にみせかけます。
手首から血がポタポタと垂れていく音を被験者に聞かせるのです。
実際はただ横になっているだけ。
切れてしまっているという思い込みなだけで音は背後から流しているだけ。
ご想像がつくように、この方は亡くなってしまうそうです。
思い込みを強く持つだけで死んでしまうことができるということです。
それだったら、ヨガで固いなと観じている人でも緊張感が強い人でも強烈に「緩んだ状態」を思い込めば緩むと思います。
筋弛緩法は色々とありますので、それを試すのもいいのですが、「自分はゆるんでる〜ゆるゆる〜」と思い込むのもいいと思います。
そうすれば緩んでいきます。
ゆるんでいけば緊張も取れてきます。
緊張もとれてくればストレス値も下がることでしょう。
死ぬよりかは簡単なはずです。
ゆるゆるとやっていきましょう。
終わりに:もう少しだけやってみる
「もう少しやってみる」をやってみる。
やってみようと思うだけでなく、実際に少しでもやってみる。
これが大事に思います。
プラシーボとは異なりますけど、始めると人はやろうと思います。
やろうと思ってから始めることもありますが、実際は始めるからやることができる。
やる気はあとからやってくる。
先に始める。
やる気がなくても先に始める
身体を動かすことでやる気が起こってきます。
だから先に身体。
プラシーボも身体を使って体現してみるとさらに効果があるかもしれませんね。
関連記事:できないからやるのであって、条件をつけて先延ばしすることが楽しいのではないですよね、なのに逆をやってしまう悲しさ