BTYというヨガスタイルを伝えております。
佐藤ベジ、佐藤トモ(敬称略)が作られたヨガスタイルがBTYです。
BTYでは大事にしていることがあります。
それは、「自由」「楽しい」「自立」です。
このように決まっている訳ではないですが、何せBTYは自由ですからね。
でもこういった精神性は高いと思います。
規律を守らないといけないということもありません。
「それ、BTYなの?」と首を傾げられるようなBTYを教えている先生もいます。
BTYはその点では難しいとも言えます。
これだと決められた規律がないからです。
各々が大人としてどう振る舞うか、どのような佇まいでヨガと向き合うかを問われるわけです。
人によってはシャレたことがダメと言われたり、人によってはシャレていないのがダメと言われたりもします。
「要するに、なんなのよ?」と言いたくなるかもしれません。
ですが、要するにということが言えないからこそ、こうやって毎日せっせとBTYの練習をして、いろんなことを学んでいるわけですね。
敢えて、BTYをやっていくことでどうなるかをまとめると「ヨガってやればやるほど自由になっていくよね」「ヨガって楽しいよね」「ヨガって本当に自分がわかってくるよね」という気づきかと思います。
いかがでしょうか。
BTYだって、ヨガだって生き物のようなものですからね。
どんどん変化、進化、深化していくものです。
だから、決まり切ったことがあるわけではない。
これをしないとダメということがあるわけではない。
ヨガというのは修行法なので効果効能を謳っているものでもない。
だから、自由にやればいいのだと思います。
だから、楽しくやればいいのだと思います。
だから、自立してやっていけばいいのだと思います。
BTYをやっているとどんなことが起こる
BTYをやっていると自立していくと表現しています。
人の顔を伺ったり、変に徒党を組んだり、誰かに媚びたりすることがなくなります。
本来の自分に戻っていくからです。
ただ純粋に私はこれが楽しいということを追求していきます。
それは人と比べるものではありません。
自分の中の話です。
だから、BTYをやっているとどんどんシンプルに純に自立していきます。
人の悪口を言っている暇もありません。
楽しいですよ。
関連記事:BORN TO YOG(ヨガ)を継続していくことで培ってきたこと、楽しかったこと
BTYでもっとブロックを外していく
BTYを楽しむのにブロックとなっていることを外していくのもいいですね。
BTYを取り組んでいくことで自然と外れることもあります。
自分で少し一生懸命に取り組むことで外れていくこともあります。
BTYはアサナ(ヨガのポーズ)を行っていきます。
ポーズに取り組むことで自然と抜け出ていくものは抜けます。
湧き出てくるものは湧き出てきます。
マイナス感情など湧き出てきたものはそのまま手放せるといいですね。
それで終わります。
出てきているのに掴んでいるともう少しマイナス感情などとは付き合うことになります。
それもまた自分の選択です。
そうやってブロックも外れていきます
関連記事:日々の身体を作っていくBORN TO YOG (ボーントゥーヨグ)を続けていると浄化もする【ヨガインストラクター日記ブログ】Kiyoshi vol101
物も減ってシンプルに
BORN TO YOGをやっていくことで自分に合わないものから離れていくようにもなります。
自分軸が定まってくるのだと思います。
ただ、これは自分にとって都合の良いものから逃げる口実にはしない方がいいと思います。
注意は必要です。
自分勝手なだけなのではなく、自分軸に気づけるということです。
BTYをやっていくことで、自分に合うもの合わないものがはっきりしてきます。
気づけてきます。
だから、自分に合わないものからただ減っていく。
それだけ。
無理に減らしたり、「自分軸だ!」と気持ちを高ぶらせる必要もありません。
淡々とやっていくと良いでしょう。
楽しいですしね。
関連記事:ヨガでも「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする」というところを目指したいので、私は淡々とゆっくりとやっていきます
終わりに:足し算ではなく引き算
BTYは足していく方向性のものではなく、引いていく方向性のものです。
引き算です。
シンプルな方向です。
BTYを継続していくことで、より原始的にもなっていく部分もあります。
今後はテクノロジーにより変化していくところもあるでしょう。
そうやって、BTYは生命体のように成長していきます。
それでもBTYは基本的にはプラスするのではなく、軽くしていくもの。
だから、BTYをやって重くなるなら何か違うと思うといいと思います。
余計なことをしてしまっていると感じるなら怪しい。
BTYをやって身軽になっていくならいい感じです。
どんどん手放していけるのなら、それはBTYらしいですね。
BTYで遊ぶことで、余計なことをやめていけるといいと思います。
追記:売れっ子になることを諦めよう
売れっ子になりたい人を見ます。
ヨガインストラクターでも時々見ます。
もちろん本人は売れっ子になりたいとは言いませんよ。
そういうことを言うことが売れっ子になれなそうじゃないですか。
でもなりたくて色んなことをしている人がいます。
好きでやっているのでしたらいいのですけど、本来の手段から離れていると危険です。
自分を苦しめるだけ。
欲で動いていると最終的には自分が苦しむのです。
他人様に、嫉妬や妬みを持つ人もいるでしょう。
嫉妬や妬みは喉が乾いているのに水が無い状態です。
辛いですよね。
だから、もっともっとと色んなことを足そうとしてしまう。
苦しみのバッドループへと落ちてしまいます。
だから、売れっ子になろうと思わなくて大丈夫です。
好きなことを一生懸命にやっていればいいのです。
その結果で売れたのならいいのですけど、一生懸命にやっているだけでは基本的には売れません。
でも大丈夫です。
どうせ苦しく辛いことは続けられません。
続かないものに上達はありません。
関連記事:ヨガの練習をしていると上達しないことがありますが、やめてはいけませんよ。やめることの方が慢心に翻弄されていることが多いのです。
だから、続くことをしないと。
それが好きなこと。
対象そのものが好きなこと。
それを黙々とやっていくこと。
そうしていけば満たされていきます。
心が満たされると現実も満たされるのです。
関連記事:やりたくないことをやめることは、始めることよりも大事でワクワクがあなたを導く
だから、まずは好きなことをして自分を満たす。
そのようにしていけばうまくいきます。
売れっ子になろうと奮闘して苦しむ必要はありません。
ただ楽しみましょう。