瞑想をすると眠くなることがあるが、そこを切り抜けていこう

MEDITATION-瞑想

瞑想をやられていますか。

瞑想はとてもいいものです。

とてもいいものなので瞑想クラスも開催しております。

頭もすっきりしますし、脳と身体がデフラグされます。(要するに整理整頓されるような感じです)

瞑想を続けていくと色んなことも起こってきます。

怪しいことではなくて、脳の機能としてそういうことが起こるのだと思います。

瞑想をやられていると眠くなることがあると思います。

疲れている時でも、そうでない時でも座って目を閉じると眠気がやってきてしまう。

そういう時があると思います。

ありますが、瞑想の時間は瞑想をやりましょう。

せっかくの瞑想です。

奥深くから自分と向き合える時間であり、心も体も思いっきり浄化される時間でもあります。

睡眠時間と瞑想時間を意識的に分けて取り組んでみてください。

 

もちろん、瞑想では寝てはいけませんよ

瞑想では寝てはいけません。

それは当然です。

瞑想であって睡眠ではないからです。

睡眠をしているだけで瞑想修行できるなら、曹洞宗の人もびっくりしてしまいます。

ということで、瞑想と睡眠は切り分けてください。

その前提で、瞑想なのか睡眠なのかわからない状態があります。

ある程度座り慣れてくると、このような瞑想なのか睡眠なのか分からない状況になるようです。

瞑想で睡眠状態のように意識が曖昧模糊と化していきます。

もちろんそれで大丈夫です。

大丈夫ですが、本人は寝ていると勘違いしてしまうかもしれません。

簡単な確認方法は姿勢です。

姿勢がぐったりとしていれば、それは睡眠です。

睡魔と戦っている状態かもしれませんね。

睡魔と戦ってもよい瞑想にはならないので、今一度気持ちを引き締めて、姿勢を正して座り直してください。

特に姿勢を正すのと深呼吸をするのは効果的です。

確認の意味でも姿勢を正してみてください。

そして、気持ちを新たにするためにも深呼吸をしてみてください。

それでスッキリするようなら眠気だったということです。

そういう気持ちも生まれずになんとなく私という存在が曖昧な状態では、瞑想状態なのでそのまま引き続き座っていきましょう。

いい瞑想体験になると思います。

 

それでも眠い場合はどうするか

やっぱり眠気がMAXになることもあります。

それは致し方ないことです。

そういう場合は、まずは眠らないように粘ります。

いきなりマッチョな考え方で恐縮ですが、粘ります。

瞑想をやっていることの目的を確認して、今は睡眠ではなくて瞑想なんだと自分に言い聞かせて粘ります。

眠気に対して粘らないと、どんな瞑想でも眠ってしまう習慣がついてしまうのです。

瞑想はやられたことのある方はご存知の通り、瞑想はとても気持ちが良くてリラックスできて至福です。

そのような、気持ちの良い状態が瞑想では体験できます。

気持ち良い状態になったのはいいのですが、そのあと眠ってしまうと面倒です。

何が面倒かというと、気持ちいい瞑想が起こると眠ってしまうという眠る癖がついてしまうからです。

人によっては座っただけで眠ることがあります。

それでは瞑想になりませんね。

瞑想は睡眠とは異なります。

睡眠不足で瞑想をしないように、普段から身体を休めるように工夫をするといいでしょう。

仕事が忙しい人や不摂生をしてしまっている人もいることでしょう。

忙しいことや食べ過ぎ、飲み過ぎなどが習慣化されている状態では瞑想もままならないこともあります。

ですので、こういった習慣をお持ちの方はまずは生活の見直しもおすすめです。

食べ過ぎないこと、適度な運動をすること、睡眠時間を多めにとること、お風呂に浸かること、こういった当たり前のことを見直すのも大切です。

生活習慣を整えた上で無理のない範囲で瞑想を取り入れてみてください。

自分一人でやるのが大変なら瞑想会にもお越しください。

グループで瞑想すると非常にやりやすく思います。

 

瞑想で溜まった疲労が解消されていく場合もある

瞑想をしていると気だるくなったり、先ほど書いた通り眠くなったりします。

それは蓄積されていた疲労が出てくるからです。

疲労があるから単純に眠気として出てくる場合もありますし、疲れが身体に出てくる場合があります。

ただ座っていただけなのに気だるくなったりするのです。

心身ともに瞑想では癒されます。

癒されるはずが、逆効果のように感じる場合は、それはそれで浄化は進んだと思ってもらってよいと感じます。

好転反応のようなものも瞑想では出るということを覚えておいてください。

気持ち悪くなってしまう人もいます。

瞑想では癒しと同時に浄化も行われると言われています。

ですので、気持ち悪くなった際には「自分の奥にある何かを治癒しているのだな」と思って見守りましょう。

普段からヨガやBORN TO YOGをやって身体も整えておくこともオススメです。

整った身体で瞑想する方が安定して安心な瞑想体験になります。

 

瞑想もヨガもBORN TO YOGも、慣れていくことも大事

人は初めてのことをすぐにはできません。

ある特殊な技能を持っている人以外できないでしょう。

瞑想もいきなりできないこともあります。

ヨガもいきなりできないこともあります。

BORN TO YOGもいきなりできないこともあります。

それで構いません。

続けていくことできるようになっていきます。

続けていくと必ずできると思っています。

瞑想やヨガは、これだけの歴史の長さを耐え抜いてきたメソッドです。

瞑想もヨガも人類の叡智がふんだんに入っていることでしょう。

だから深いし難しいとも言えるし、だからこそ誰でもが身に付けることができるとも言えると思います。

本当の特別な人しかできないなら広まりもしないし、廃れていったことでしょう。

瞑想もヨガも、ある一定のところはまでは誰もがいけると思いますので、まずは継続されてみてください。

自転車の乗り方と一緒で、ある程度慣れるといきなりできたりします。

突然にできる日がやってきます。

そのためにもコツコツと継続です。

無理しない範囲でコツコツと継続です。

瞑想というのは頑張るものではありません。

頑張ろうとするものをむしろ取り除いていくものです。

手放していく先に叡智があるのです。

抜重が大事などと言われたりするようにとにかく緩めることです。

普段はたくさん考えてしまっているマインドを脇に置いてただ座ることです。

力を抜いてリラックスして身を任せていくことで自然と瞑想が起こってくるのです。

 

終わりに:瞑想中にはものすごい量のエネルギーが出てるらしい

瞑想を30分すると2時間寝たのと同じくらいに身体が回復するといいます。

人によってはもっと回復するといいます。

そのぐらいに瞑想には身体を整える作用が高いようです。

実感としては、睡眠時間が削れるぐらいの感覚はあります。

ありますが、睡眠は睡眠で大切なことなので無理に削る必要はありません。

とはいえ、削ってまでやるのも時にはありです。

集中して瞑想を極めていこうという思いのある方は試してみてください。

健康のためとかにやらないでくださいね。

現代の科学に反して無理しているのですからね。

自己責任でお願いします。

睡眠時間を削ってまで瞑想するのも楽しいので興味のある方はお試しを。

瞑想会でそっと感想を教えてください。