気品のあるヨガアーサナ(ヨガポーズ)にしていくこと。その為には知性が大事な要素になりそうである。BORN TO YOG (ボーントゥーヨグ)も一緒。

YOGA&BODY-ヨガと身体

「見た目だけが大切である」と言えば「見た目だけではないよね」という意見が当然出てきます。

見た目だけというのは「とても美味しそうな料理を出されて食べたら不味かった」というようなことです。

大人になると見た目だけでなく気品も大事になってくると感じます。

小学校の頃、男の子はスポーツができるだけでモテたりします。また、中学生や高校生になると勉強ができたり、話がうまかったり、地位が高い(部長やグループリーダーなど)人もモテ始めます。

大人は何か。気品というのがとても大事な要素になると思います。

話はそれましたが、モテるために気品を大事にしようという話ではなくて、ヨガのアサナにおいても気品のようなものがないと素敵には見えないということです。

 

ヨガのアサナを見るだけで、何かしらの癒しやエネルギー交換が行われるといい

大人になってからの気品は大事に思っています。

気品は内側から生まれてくるものに感じます。

外からやってくるのではなく、内側から成熟さとともにやってくるように思います。

気品のある人になりたいと思っておりますが、私はまだまだです。

気品のあるヨギーの方に出会うと、素敵だなと感じることがあります。

気品というのはルックスではないですよね。

ルックスでは判断できないところに気品の大切さがあるのです。

ヨガのアサナでも見ているだけでエネルギーをもらったり、癒されたり、何かしらの気づきをもらったりします。

そのようなアサナというのは、その人の歴史や気品、立ち振る舞い、思想が現れているのだと思います。

エネルギーが交換が行われるような気品のあるアサナにしていきたいです。

 

ルックスで判断できない気品

ルックスを重視することがダメという話ではないので悪しからず。

ルックスも大事です。

大事ですが、それ以上に気品が大事に思うのです。

気品というのはもっと振る舞い全体のものです。

そして、誤魔化すことのできないものです。

エネルギーとして相手に伝達してしまうものです。

ですので、ルックス以上にとても大事なのが気品です。

 

気品は知性から生まれてくる

気品はどこから生まれてくるのか。

知性が源泉に思います。

知性が溢れてくる人には気品が備わっています。

見せかけだけではないオーラがあるように感じます。(気のせいかもしれませんが)

知性のある人って素敵ですよね。

「中身がある人」なんて表現しますが、それ以上に溢れてくる人という方がいらっしゃいます。

すごいと思います。

「オシャレは足元から」と言って真似している用では気品は磨かれないようです。(わたしですね、、、)

気品のある凛とした感じは、内面から来ると思います。

周りへの気遣いや上品さが気品に繋がります。

知性が溢れ出て来る方にはとても気品を感じます。

ヨガでいうと知行合一な方は気品を感じる気がします。

思想だけでなく瞑想もやっている、体も動くし食事もバランスがいい、でも人に強要せずに押し付けない方というのはとても気品があり目指したいと思ってしまいます。

 

EngawaYogaスタジオで働いている人へオススメしている書籍

知性を磨くということで、EngawaYogaスタジオで働いている関係者にオススメしている書籍があります。

必読書が何冊もあるのですが、全部ではないですが紹介させて頂きます。

難しい本はないので手にとりやすかと思います。

 

先生はえらい 内田樹

ヨガインストラクターさんだけでなく、教える立場の人には是非読んでほしい本です。

先生というのは本質的にえらいということが書かれています。

また、教育というのは誰でもできるもの。むしろ誰でもできるようにシステムが整備されていないと教育自体ができなくなり、成熟した大人を排出することができなくなるということです。

まず、はじめにいちばん大切なことから。

「誰もが尊敬できる先生」なんて存在しません。

昔からいませんでした。「絶滅寸前種」どころか、はじめから存在しなかったのです。

はじめから存在しなかったものを「存在しなくなった」と文句を言っても仕方がありませんし、それで何ごとかを説明することもできません。

先生はえらい (ちくまプリマー新書)

誰もが尊敬できる先生はいませんが、自分にとって最高に尊敬する先生は存在します。

そのような先生出会うにはどうするか、そして出会う人しか、そのように自分を慕ってくれる人にも出会えない。

尊敬することからしか学びは発動しません。

言葉を変えると、その先生のことをえらいと思わないと生徒の学びは発動しないのです。

だから常に先生はえらいという立場が必要であり、「先生はえらい」という機能でいいのです。

教える立場の人は、目からウロコが落ちる箇所もあるかと思います。

中高生向けに書かれた優しい内容ですが、学ぶということに関してとても本質的なことを教えてもらえました。

 

 

究極の旅 OSHO

バグワン・シュリ・ラジニーシが禅の十牛図について語った書物です。

十牛図は禅の教えを説いた10枚の絵になっています。

これがまた分かりやすく面白い。

文章も詩的な表現も多様されており、いろんな側面から理解が深まると思います。

人は誰しも、究極の旅に出ることになります。

「先生はえらい」と一緒で、「究極の旅」に必要な知識やスキルを教えていないところが共感持てます。

オススメです。

なぜジョブズは 黒いタートルネックしか着なかったのか ひすいこたろう

ジョブズのマイルールから始まり、様々な人たちのマイルールが書かれています。

絵本作家・のぶみ、スティーブン・スピルバーグ、カーネル・サンダース、高橋歩、ウォルト・ディズニー、カヤック・柳澤大輔、本田宗一郎、タイガー・ウッズ、海洋冒険家・白石康次郎、詩人・三代目魚武濱田成夫などなど。

私が好きなのは、スティーブ・ジョブズの「やらないことを決める」です。

今日が人生の最後の日であったら何をやるのか、という問いとともに「何はやらないのか」を問うのもとても大事に感じます。

人生はフォーカスです。

いろんな教科を勉強して平均点をとっている暇はありません。

他にも面白いマイルールがあり、エピソードも面白いのでオススメです。

ちなみに私のマイルール(食事編)は、「迷ったら食べない」です。

マイルール(行動編)は、「ワクワクすることは即実行、もしくは直ぐに目処を立てる」です。

普通ですが、普遍的な迷わないルールが好きなので、このような普通のルールをいくつか持っています。

 

エッセンシャル思考 グレッグ マキューン

今書いたフォーカスについて一冊まるごと書かれている名著です。

ビジネス系のシンプルをオススメする本の中では特にオススメです。

全てはトレードオフであり、何かをすれば何かを捨てなければいけません。

それにも気づかされます。

どんなことをするのにも、やらないことを決めているのです。

LESS IS MORE という通り、少ないことは豊かなことです。

何に注力するのかとても大事です。

ジョブズの「しないことを決める」というのも書きましたが、やはり注力する対象を絞ることが突き抜けるポイントです。

より少なく、より良くです。

人生はそういうものみたいです。

少ないからこそ良くすることができるのです。

陸上選手でさえ、走るという基本的な動作であれだけ競技がわかれています。

フォーカスすることです。

エッセンシャルにすることです。

十分な睡眠時間を確保して、じっくりと考える余裕を持って、しっかりとフォーカスして集中することです。

 

ニホンという滅びゆく国に生まれた若い者たちへ 響堂雪乃

なかなか辛辣なタイトルですが、書いてあることはまともに感じます。

厳しい内容やネガティブな内容もありますが、真実を見るということは大切に思います。

すべての項目に関して真実を検証したわけではありませんが、それなりに合っていると私は感じました。

いろんなノンフィクションの書籍を読んできましたが「悲しいけど、そうなんだよな〜」と思う内容が多かったです。

目次を読むだけでもいろんなことがわかると思います。

賛否ありますし、中身をしっかりと検証しているわけではありませんので自己責任でお願いします。

EngawaYogaでは、こちらの本をいろんな物事知るきっかけとして読んでもらうように勧めました。

以下に目次を書いておきます。1ページで一つを解説するというシンプルな編集になっているので読みやすいと思います。

検証したい項目は是非、専門書なりなんなりで調べてみてください。知性を磨くきっかけになると嬉しいです。

 

第1章 「政治」が無いことを知ろう

1 国会議員が作る法律は2割もない
2 法律は資本家によって作られる
3 言われたとおりに法律を作るとおカネがもらえる仕組み
4 政治家はゾンビであるという意味
5 ニホン国の仕組みは北朝鮮と変わらない
6 なぜニホン人のためではなく、外国人のために法律を作るのか
7 総理大臣はコンビニの店長のようなもの
8 国会議員に世の中を動かす力などない
9 野党でないのに野党のふりをする人々
10 政党の役割とは政治が存在すると錯覚させること
11 アメリカでもニホンでも資本が国家を操る
12 議会も政治も国家も無いということ
13 おカネのために政治をする者を何というか
14 まともな政治家はこうして消された
15 知性のない国民が知性のない政治家を選ぶ
16 政治家も国のおカネの流れを知らない
17 公務員が税金の全てを使ってしまう
18 貴族と奴隷の関係として捉えればよい
19 人種差別で国民の不満を解消させる方法
20 反戦運動はニセモノだった
21 原子力発電は国民を犠牲にするから儲かる
22 ニホンは泥棒主義の国
23 私たちの民度は世界最低のレベル
24 もう資本家に怖いものはない
25 戦争の目的とは国民の財産を富裕層に付け替えること
26 国の本質は暴力である
27 信じられないほど残酷なことを平気でする
28 お笑い芸人と政治の関係
29 国民は馬鹿だから何をやってもいいという考え
30 すでにニホンは先進国ではない
31 テロが起きるたびに政治家が大喜びする理由
32 なぜ国民が貧しくなる仕組みを作るのか
33 若者は自分たちが売られたという自覚がない
34 巨大すぎる詐欺だからこそ見過ごされる
35 君が想うより社会は1000倍も汚い 
36 宗教家が政治家になっておカネを稼ぐ
37 経済の仕組みとはたったこれだけ
38 大企業はどれだけ脱税してもかまわない
39 身分制度を直視すること
40 国民を食い物にして肥え太るという図式
41 すでに憲法は止まっていた
42 人とおカネの繋がりから世界の現実を見る
43 無知な人々が絶望の国を作る
44 大学よりも戦争に行かせたい
45 教育におカネを使わないから未来がない

第2章 地球から「国」が消える仕組み

46 政府を廃止する運動の高まり
47 コカ・コーラとシャッター商店街の関係
48 ニホンは独立国家ではない
49 なぜ総理大臣は外国におカネを貢ぐのか
50 オリンピックはおカネ儲けのために開催される
51 北朝鮮のミサイルが危険ではない理由
52 戦争ほど儲かるビジネスはない
53 アメリカは戦争がなければ潰れてしまう 
54 徴兵のために選挙年齢を引き下げた
55 軍隊を駐留させて要求を呑ませる
56 大統領とは原稿を読むだけの仕事
57 資本家の道具としての政治家
58 世界は500年前から変わっていない
59 主権を奪われた国が廃れる状態を何というか
60 国民がパニック状態の時に行われていること
61 他国の混乱でカネを儲ける
62 右翼の意味もわからない馬鹿が右翼をやっている
63 株価と年金とネコの死体
64 消えた年金は誰のものになるのか
65 国民は主権があると勘違いしている
66 国民の暮らしではなく資本家の利益が第一
67 最も高い税金を払い、最も低い福祉を受ける
68 ニホンは「領土」を売る世界でただ一つの国
69 国民ではなく資本のために働くと誓った
70 戦争は銀行家によって作られる
71 なぜアメリカ兵はアメリカ製の武器で殺されたのか
72 私たちが共有する捏造の記憶
73 ニホン人のおカネがニホン人を貧乏にする仕組み
74 企業も政府も外国人に所有されている
75 アメリカとニホンの関係を表す言葉
76 国民を守る意思の無い国

第3章 新聞テレビは知能を破壊する

77 テレビを視るほど馬鹿になる
78 新聞と学校と洗脳
79 マスメディアは広告業者であって報道機関ではない
80 スローガンによって思考を麻痺させる
81 本当の経済の仕組みが語られない理由
82 「絆」という言葉の裏に隠されていること
83 目に見えない戦争を何というか
84 資本家がマスコミを所有している
85 これほど恐ろしいことが伝えられない
86 マスコミが何が重要であるのかを決める
87 危険な法案の成立をスキャンダルで隠す
88 どれほどニュースに触れても意味がわからないのはなぜか
89 こうして国民は知る権利を失った
90 おカネのためならどんな嘘でも流す
91 狂人は自分の狂気が認知できないから狂人である
92 著名人の言葉なら簡単に信じるという論理
93 これをナチ的状況と言う
94 現実とそうでないものをどう区別するのか
95 嘘を流すという職業
96 愛で地球が救えるはずがない
97 なぜ新聞テレビはアメリカのことを批判できないのか
98 テロリストなんてどこにもいない
99 国民を脅して軍事費を引き上げる
100 だから世論調査を信用してはいけない
101 新聞の社説が小学生の作文のようになった事情
102 要するにマスメディアは国民の敵であるということ
103 無知が悪なのではなく、無知の自覚のないことが悪なのだ
104 私たちの認識は常に歪んでいる
105 国民は家畜のように大人しくなった
106 マスコミがどれほど酷いことをしたのか
107 怒鳴り散らして反論を封じ込めるというやり方
108 テレビ局が国民に知られてはならないこと
109 ニホン社会は迷信によって成り立っている
110 新聞社は読者の生命よりも不動産の価値を優先した
111 国家と企業と報道が共同する暴力
112 国民が非科学的である限り新聞テレビは潰れない
113 当たり前のことがわからないバカ者を何というか
114 バラエティのノリで恐ろしいことを隠そうとする
115 小さな悪が積み重なると途方もない悪が出来上がる
116 誰もが仮想現実の住人であるということ
117 私たちは生まれてからずっと精神の牢獄にいる

第4章 学校は人間を機械にするところ

118 重要な歴史は教科書から削除されている
119 ヒップホップが必修科目になった理由
120 考えさせないための「教育」
121 学校は非公式の軍隊であるということ
122 なぜ才能の芽を潰そうとするのか
123 部活で身体も思考も壊される
124 スポーツは馬鹿を作るための道具
125 戦争したい人たちが教科書を書いている
126 なぜ先生を信用してはならないのか
127 歴史に学ばないから再び戦争する国になった
128 真面目に生きれば報われるという嘘
129 これはファシズムではないのか
130 自分を守るために知っておくべきこと
131 評価を真に受けると一番大事なものが死ぬ

第5章 これからニホンで起きること

132 国民はどんどん貧乏になる
133 移民が増えて失業者だらけになる
134 国民が進んで戦争に行くようになる
135 文化の廃れた国になる
136 緩慢な戦争が続く国になる
137 言論の自由がなくなる
138 国民が常に監視される
139 憲法が停止し、権利が縮小する
140 財政が破綻する
141 そこら中が病人だらけになる
142 食料の自給が止まる
143 先進国ではなくなる
144 企業が政府になる

第6章 なぜ大人は何も考えないのか

145 そもそも考える教育を受けていない
146 生まれてから死ぬまで刷り込まれること
147 聖書の時代から変わらない仕組みがある
148 洗脳は生涯途切れない
149 ほとんどの人間は社会の仕組みを知らないまま死ぬ
150 なぜ私たちはこれほど無抵抗なのか
151 自分を騙す心の働きがある
152 他人と同じであることで安心する心性
153 理解できないものを憎むという生理
154 思考はどのようにして歪むのか
155 信念や知識を覆す情報に触れると脳が「痛い!」と感じる
156 おカネをもらって「愛国」を叫ぶ人々
157 宗教によって思考力を奪う
158 今考えなければ永久に考える機会はないのに
159 ネットに依存するほど頭が悪くなる理由
160 権力者は知性を根絶やしにしたい
161 本を焼く国は、やがて国民を焼く
162 憧れる者に支配されるということ
163 教養がないから肩書に騙される
164 もはや当たり前のことが分からない
165 都合の悪い現実をなかったことにして自我を保つ
166 戦後から続く知能を低下させる取り組み
167 考えないことが一番良いという考え
168 まるで少女のミイラのようになった
169 生命よりも娯楽に関心がある
170 変化しないと精神が死ぬ
171 自分独自の考えというものはない
172 正常な人間を押しつぶす無理解の壁
173 無知であることはこれほどまでにおぞましい
174 人間が幼稚だから言葉遣いも幼稚になる
175 アリのように部分は見えるけど鳥のように全体が見えない
176 現実ではなく妄想に基づいて行動する
177 ヒトの群れもネズミの群れも同じということ
178 無知と迷信の密林に生きている
179 子供のまま大人になった人々
180 私たちは動物以下に堕ちたのか

第7章 これから君たちが考えなくてはならないこと

181 知性によって生存の確率が高まる
182 知識がなければネットの情報に触れても意味がない
183 読書しなければ人間になれない
184 繋がることよりも繋がらない価値
185 見るもの、聞くもの、読むもの、全てに作為が潜む
186 ネットで本を買うのをやめる
187 ツイッターやフェイスブックは致命傷になる
188 そもそもすでに国がないのだから愛国心なんて持たなくていい
189 政治や社会に関心のない馬鹿者のふりをする
190 信じるのは自由だが、依存してはならない
191 科学と疑似科学を見分けること
192 ニホンの未来はアメリカの今であるという学説
193 必ず遭遇する「敵」を理解しておく
194 意思の疎通ができないのは当たり前である理由
195 関連を捉えられなければ思考しているとは言えない
196 知識の砂浜を歩く君の知識はコップ一杯程度
197 死ぬまで学び続けること
198 国境に跨る社会を築こう
199 生命を授かると同時に残酷を授かった
200 悪意と暴力と矛盾の中で可能性を模索する
201 世界が闇であるのなら自分が光になればいい

 

終わりに:知性を磨きたい

気品を上げる為に本を読むのは、気品の無い行動になってしまいます。

なってしまいますが、最初はそれでもいいと思っています。

知性を磨いていくなかで気品も生まれてくるでしょう。

誰もが初めは大変です。

大変でも磨く決心をして歩き続けることです。

EngawaYogaスタジオでは縁側文庫として本も置いてあります。

みなさん思い思いに借りて読んでいます。

そうやって読んでいただけるのがとても嬉しいです。

私もこれからもっと読んでいこうと思います。

知行合一が大事です。

行動を伴わない知識はやはり未完成に思います。

知行合一へと近づくようにEngawaYogaスタジオの運営、ヨガの実践、瞑想などなど実践して参ります。

これからもよろしくお願いします。