おまけ大作戦という悲劇

ヨガイントラで食べること

おまけというのをつけるビジネスがあります。

「今、参加すれば、プレゼントあります」「このセミナーを受講すれば、○○もついてくる」「メルマガ読者は、、、」というやつですね。

別にいいと思います。

思いますが、必要以上におまけをつけたり、必要以上に安くしてしまったりしている人もいます。

これは、非常によろしくないと感じます。

ヨガインストラクター本質は良いクラスを提供することなので、おまけに逃げてしまうのはもったいない。

しかも、おまけに逃げてしまうのは前提として「何かプレゼントしないと人は来ない」というのがあるからです。

そして、おまけで来る人は「おまけが好き」で来る人です。

ヨガインストラクターさんはご注意ください。

KIYOSHI
「人はどうせ、安かったり、お得感がないと来ないんでしょ?」というやさぐれた気持ちを持っている人もいることでしょう。そういう人は、自分がそうであるから、そのように思うわけですね。自分のことを内観して信頼していくことから始めるとよろしいかと思います。どうせ、人は存在価値のあるものなので、大丈夫です。

 

おまけはやめよう

完全にやめる必要はありません。

単純に好意からおまけのようなものをつけているケースもあるからです。

ですが、前提が何になっているのかは見定める必要があります。

こちらの記事でも散々出てきている存在給。

参考記事:やっぱり存在給という考え方は面白い

存在給は存在しているだけで貰える給料のようなものです。

要するに何もしなくても持っている豊かさです。(何もしなくても入ってくる豊かさです)

存在給は何もしなくてももらえる給料なので、何もしてなくても高い人は高くたくさんの豊かさをもらっています。

存在給を高めたいですよね。

高める方法は、頑張らないこと、自分を卑下しないこと、自分は愛されていること豊かであることを知ることです。

この内容からもわかるように、おまけをつけて人を呼ぼうとしている時点でおかしい。

相手に対してもおかしい。

おまけをつけてくる人というのは、存在給が低めの人が多いと感じます。

何か特別なおまけがないと損すると考えているのですから、自己重要感も低いですし、存在給も低いです。

存在給が高い人は、おまけとかに踊らされません。

ちゃんと自分が好きなものに、好きなだけ使っています。

だから、おまけで集客しようというのは、みんなの存在給を安いものと思っているという前提があるわけです。

全員が存在しているだけで価値ある存在です。

ですから、存在給の低い人が本来いるわけではありません。

みんな存在給は高いのです。

下げているのは自分。

自分で低いものとして認識しているので下げているのです。

頑張って自信のない自分をアピールしてしまっているということです。

 

OKを自分に出すことがみんなの価値を高める

自分にOKを出すことが必要です。

自分にOKが出ていないと、何も自信を持って取り組むことができません。

楽しめないですね。

だから、ひとまず今の自分にOKを出すのです。

OKを出すと言っても、ダメなものはダメだし、良いものは良いのです。

ダメも認めて、それを丸っとわかった上でOKを出すということです。

ダメな私は、確かにダメなのですが、ダメな私である現在にOKを出して(要するに認めて)いけばいいのです。

そうすれば、直すことはちゃんと直すことができます。

OKが出ていないと、ただダメなだけで、それを認めることもなく見て見ぬふりをして生きていきます。

自己嫌悪であったり罪悪感を抱いたまま過ごすことになり、パフォーマンスは下がりますし自分自身も辛いことでしょう。

結果、存在給も下がっていきます。

だから、OKを出すことです。

形だけでもいいのでOKを出すことです。

OKを出すことだけで救われるのです。

 

ヨガインストラクターとしてレベルを上げるには、値段は上げる以外に選択肢はない

ヨガインストラクターは、結局は自分のレベルを上げるしかないのですよね。

値段で気を引いて参加してもらっても、その人はあなたに用があるわけではないということです。

お金に用があるわけです。

ですから、自分の価値を高めていき(価値があることに気づいていき)値段も上げていく以外にレベルを上げる方法はないと感じます。

ヨガインストラクターとてビジネスの世界の住人です。

だから、以下がはっきりとしていないといけません。

  • 何で生きるのかを明確にすること。
  • 何でビジネスをするのか明確にすること。
  • 何を提供するのか明確にすること。

できておりますでしょうか。

まだまだ私も全然できておりませんが、この辺りのことぐらい明確にしておく必要があるわけです。

ビジネス界隈のある人には、ここがちゃんとしていない人がヨガインストラクターに多いと怒られました。

そのぐらいに基本的なことなのです。

来てくれる人に向けて誠意ある対応をするためにも、明確にしていく必要があります。

 

高くても、おまけがなくても、価値がある

「高くても、おまけがなくても、価値がある」のは真実です。

どんなものにも価値があります。

どんな人にも価値があります。

高くても関係なく価値があります。

おまけがなくても価値があります。

心理カウンセラーの心屋仁之助さんは、実験のつもりでセミナー料金を倍にしたそうです。

おまけもなし、お得情報もなし、中身も変えずに料金だけ倍。

そうしたらたくさんの人が来たそうです。

セミナー会場は驚くほどの人だったそうです。

人が3倍は来たそうですよ、そういうことなんだと思います。

頑張るのをやめること、価値があることに気づくこと、自分を活かしきることです。

 

終わりに:結局は自分の存在価値に対してお金が払われている、そして自分の存在価値に合わせてお金を払っている

存在価値に対して払われている給与が固定給です

頑張る、頑張らないとは別の次元での給与です。

関連記事:「がんばらなくても、収入は減りません」だってよ、では何する、どうする。

こちらの記事でも書いてある通り、出すから入るのですね。

出せるというのは自分を信頼しているわけです。

出せるというのは「稼げる自分を信じている」わけですね。

だから、出せる人は結果として勝手に入ってくるわけです。

知り合いから自己投資に毎月30万使っている人がいると聞きましたが、こういう人はさらに成長して稼いでいくわけです。

出せば入るというのは、どうも自然法則のようです。