ヨガで精神を開放していきましょう。
ヨガでは、精神的なことを重要視しているクラスが多いです。
そもそも、ヨガとは心の働きを止滅するものだからです。
「心の作用を止滅することが、ヨーガである。」
インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ 第一章にこのように書かれています。
これがヨガの目的です。心の働きを自らがコントロールすることがヨガなのです。
ヨガのクラスでも集中力が必要であり、周りに惑わされることもあります。そして翻弄されることで気づけることもあります。
新宿御苑の外ヨガの際に、人がたくさん通るところでヨガをやったときにも、自分の内側への集中というのが試されました。
それでは、開放についても書いてみたいと思います。
もくじ.
精神の開放はすっきり感
精神の開放にはすっきり感が大事です。
ヨガをやるとすっきりしませんか?
それが既に精神の開放が起こっています。
もちろん、適当にヨガをやってもダメですね。遊び感覚でやることは必要ですが、遊び感覚が度を越して適当な時間になってしまうともったいないです。
ヨガクラスに集中することが大事です。
ヨガでは集中ということをダーラナーと言って、集中することが一つの修行として位置づけられています。集中とはひとつのことに意識を向け続けることです。
ヨガの八支則のひとつにも挙がっています。
スッキリするためにも集中して取り組むといいでしょう。
ヨガは集中と緩めることの流れの中にある
ヨガは集中と弛緩です。
体の弛緩だけでなく、心の弛緩も大事です。
ですから、ヨガで集中する時間と緩める時間が大事でになります。
アサナをやるときは集中力があると上達も早いことでしょう。
難しいアサナやピンチャマユーラアサナのようなあまりやったことない逆転のポーズは、遊び心を持って取り組むとコツを掴むのも早いことでしょう。
集中と弛緩、この両方が重なりあい重奏していくことでヨガクラスが成り立っていきます。家で一人でヨガをやるときも同じですね。
集中と弛緩、このあたりを、意識してヨガクラスを受けると精神の開放が起こるのです。
シャバアサナででも開放を起こす
ヨガの最後に行いますシャバアサナ(屍のポーズ)はとても気持ちいのものです。
シャバアサナでは、動かしてきた身体をマットを預けて全身の力をリリースしていきます。
全身の力を頭から背中、足先まで抜いていき、真の脱力状態を体験していきます。思考もストップしていくことでしょう。
中には光ってみえる人もいるようです。面白いですね。
シャバサナは完全なる脱力です。弛緩状態です。
経験されている通り緩めることは開放につながります。
ただただ、全身を緩めるだけで、計り知れない効果があります。
この本でも、緩めるだけでトラウマが解消された話が載っています。
もちろん鵜呑みにする必要はありませんが、”ゆるゆる”と身体をゆするだけで気持ちいいものです。
身体も喜んでいるのを感じるかと思います。”ゆるゆる”するだけでもいいので、やってみてください。
外でヨガをやると簡単に開放される
外ヨガをやられた方は感じたことがあると思いますが、外でヨガをやるだけで気持ちがいいです。
登山のようなもので、山の中を歩いているだけで気持ちがいいように、自然に囲まれた(都会の公園は完全に自然に囲まれておりませんが)、場所でヨガをやるだけで気持ちがいいのです。
これは体験するしかないのですが、想像できることでしょう。
深呼吸したくなるような開放感があります。深呼吸をすることでさらにその開放感は増していくのです。
ヨガと自然、この組み合わせで開放がおのずと起こります。お手軽です。
外ヨガでは、緻密にヨガをやる必要もあまりないかもしれませんね。
アサナを修練させていくのは楽しいものですし、ヨギーにとっては大切なことに思いますが、せっかくの外ヨガでは、繰り返しになりますが子供心を持って取り組むのが楽しいですね。
結果として倒立が出来てしまったりするものです。
是非、外ヨガも楽しんでみてください。
終わりに:精神を解放するために意識をフォーカスしてみる
ある特定の精神的なエネルギーにフォーカスするというやり方があります。
たとえば「子供心」とか「自由」とか「豊か」などです。
そのような気持ちにフォーカスをしてヨガクラスを受けるのです。
フォーカスすることで、その資質を身体に浸透させることができます。
みなさんも自由に精神的な資質を決めて取り組んでみてください。
ヨガへの取り組み方が変化することでしょう。アサナの質も変化していきます。そして、生活へもその資質が影響を与えていくことを体験することでしょう。オススメです。
それでは、今後ともよろしくお願いします。