”身軽”という言葉いいですよね。
身軽さについて思うことを書いていきます。
わたしは常に身軽にしておきたいと思っています。本とかいっぱい持っておりますが、やっぱり身軽であることが心地いいです。
もちろん、身軽さの強要をするつもりはありません。これは趣味のようなものなので。
ただ、身軽になるって身体は喜ぶんじゃないのかな、とは思います。
ヨガのアサナでも身軽にできると怪我も少ないですし、深いところまでいけます。
身軽であると、自然と行動範囲が広がると思います。
もくじ.
持ち物を厳選して身軽にしておきましょう
先日、洋服の断捨離について書きました。
この記事の中で開運NAVIという風水の書籍について簡単に触れています。
「1年触っていないものは捨てる」という言葉に表れるように、風水では使っていないものを意識的に手放していきます。
それがとても大事で、なんとなく置いてあるものというのは使っていないのにいろんな”もの”を奪っていきます。
運気に始まり、行動する為の俊敏さ、気力や体力、場所(結果としてお金)も奪ってしまいます。
モノを必要以上に持つことというのは、行動を奪うんですね。
だから、必要な量を所有していくことが自分のためにも、社会のためにもなるのだと思います。
必要十分に暮らすというのは、ひとつの智恵であります。ゆるい言い方をすればライフハックとも言えるかもしれませんね。
機嫌よく暮らすための工夫の一つとして、必要な量を所有し、必要以上に欲しがらないというのは良いと思います。
疲れないで歩ける
荷物が少ないと疲れにくいですね。
買い物に行ったときは痛感すると思います。
PCを持ち歩くことがあるのですが、やっぱり行動力が下がります。
気軽に動きにくいですね。書籍もそう。沢山持ち運んでしまいます。
こう書いていくと持たない生活が全然できていないですね。やれやれ。
最近の読んだ外道クライマーという書籍でも、山に登る際にパッキングの描写があり、登場人物の登攀哲学が出ており、ギリギリまでそぎ落とした荷物で登ることなどが書いてありました。
ギリギリとはなんなのか、どこまでが必要十分でどこまでが過剰なのか、リスク回避のためにどこまで荷物を持てるのか、バックパッカーとは比べ物にならないパッキングが必要です。
日常生活でそこまでこだわって荷物を減らす必要はありませんが、手ぶらで通勤するのもたまにはいいものですね。手ぶらにする準備だけでも良い断捨離になります。
身軽になるための3つの言葉
身軽になるための3つの言葉を紹介しておきます。
LESS IS MORE
LESS IS MOREという思想をご存知ですかね。
「少ないことに集中することで、よりよく生きることができる。可能性を最大限に生かすことができる」というような意味です。
そこから「少ないほど豊かになる」という解釈もされたりします。
持ち物を減らして厳選したもので、充実した生活を送りましょうということですね。
こんまりちゃんの「ときめき片づけ術」もそんな感じですね。こちらも一読の価値あり。何冊もいろいろと出ていますが処女作となる一番最初の「人生がときめく片づけの魔法」がオススメです。パワーがあります。
放てば満てり by 道元
道元さんのお言葉です。
放つことで、満ちていくということです。
手を離さないと次のものを掴むこともできません。
まずは放つことから。
熱意を失ってしまった人ほど年老いた人はいない。 by ヘンリー・デイヴィット・ソロー
ヘンリー・デイヴィット・ソローさんが言ってた言葉です。
片付けとは直接関係はありませんが、熱意を持って取り組むことは人生を楽しく生きるうえで大事なことです。
熱意を持って生きるために、余計なものに惑わされるのはもったいないです。
整理のために整理しているのも変な話しですね。
どうせですから熱意の持てること、ワクワクすることに向けて歩んでいきたいものです。
片付けもその熱意の方向へ後押ししてくれるものに思います。
是非、夢のたな卸しでもして、それに向かって必要なものを整理整頓してみてください。
これはこれで、やる気の起きることに思います。
終わりに:何もかも身軽にすることはできない
人はこの物質世界に生きています
体がありますし、人間関係もあります。社会的な動物でもあります。生活するのに色んな物が必要です。
だから、すべて想い通りに身軽にすることはできません。
それでも身軽にしておくことで、邪悪なものと不用意に出会うことを避けることができます。
身軽であると世界にオープンでいられるのだと思います。
身軽さ、これからも修練していこうと思います。
まずは捨てることから。