「あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にはない。」
「BORN TO YOG」クラスを開催しております。
BORN TO YOGgは運動量多めのYogaクラスとなっております。
なかなかインパクトのあるスタイルで初めて受ける人は少々びっくりするみたいです。
これでもかとピンチャマユーラアサナが出てきます。(参考記事:ピンチャマユーラアサナのやり方)
また、逆転や逆立ちも出てきて非常に楽しいのです。
病みつきになる人もいます。
私もその一人です。
初めてBORN TO YOGと出会った際には、こんなに自由に体を動かしていいのかと思いました。
今思えば変な話で、ヨガって縛るものではなくて解放するものですよね。
なのに、当時はヨガで自分を縛るものに使っていました。
今は、日本中、世界中でヨガが行われており、いろんな流派が出て来ています。
仏教のように新しい解釈がされているところもあるでしょう。
もともとは西洋に見世物としてYogaが渡っておりますが、それでも今は鍛錬のひとつとして定着しているのは嬉しい限りです。
たくさんの流派が縛るために存在するのではなく、可能性を広げるために存在していると思っています。
ですので、私が教えるBORN TO YOGクラスも可能性を広げる方向へと進んでいけるように意識しております。
もくじ.
枠を外せ
「BORN TO YOG」クラスはクラス説明にもありますように運動量は多めです。
そして、運動量だけでなく、かなり常軌を逸した内容でもあります。
普通のヨガクラスだと、どのようなイメージがありますか?
このようなイメージですよね。
これもまた、わたしの主催するヨガのヒトコマではありますが、「BORN TO YOG」クラスでは、かなり突っ込んでアサナをやっていきます。
現代ヨガの醍醐味であるアサナを極めていくクラスです。
やはり現代のヨガの楽しさはアサナ(ポーズのことです)にあると思うのです。
瞑想クラスを開催している身ではございますが、瞑想とアサナはどちらも大事です。
アサナを極めるという表現が深刻に聞こえるようでしたら、それを”とことん楽しむ”でもいいですかね。
BORN TO YOGはどんなクラスかというと、こんなYogaクラスになります。
先ほども書きましたピンチャマユーラアサナの最中ですね。
いわゆる肘倒立というやつです。
また外でも楽しくヨガをやってます。
あたたかい季節には外ヨガもやっております。
こちらは「BORN TO YOG」クラスですが、このあと阿里坊主の瞑想クラスがありました。(参考記事:ヨギボズQA:瞑想は毎日やった方がいいのですか?)
大変そうに見えますが、実際は慣れの問題と枠です。
「BORN TO YOG」クラスをさらに楽しんでいくためのヒントのひとつは枠を外すことです。
もちろん、枠を外すことはYoga全般に言えることです。
枠を作ることがヨガではないのはなんとなく分かると思いますが、いつのまにかYogaという枠組みの中でやっていると、そりゃ”Yoga”という新しい枠組みができてしまうのです。
ですので、思いっきり楽しむことでヨガという枠組みにとらわれないようにするのです。
枠組みを作る方ではなく自由に楽しむ方に使っていくのです。
Yogaには哲学や思想がありますが、あなたの可能性を広げないのでしたら、その考え方は間違っている可能性が高いです。
ですので、枠を外すことです。
ヨガは枠組みを外すこと。
BORN TO YOGでも枠組みを外すことです。
枠組みを外すヒント
枠組みを外すヒントを書いてみたいと思います。
もっとヨガを楽しみたい人だけでなく、「BORN TO YOG」クラスは大変そうだな、と感じている人にも楽しめるヒントになれば幸いです。
子供心を取り戻す
子供のころは、倒立や三点倒立をやっても怖いという感覚がなかったと思います。
「すげぇ、おれもやる!」「なにそれ、どうやるの?」という気持ちで試してみたと思います。
子供は楽しいことを、そのまま楽しんでます。
あれやこれやと考えません。
大人になると考えすぎてしまいます。
その思考をいったん脇において子供のように楽しんでみるのです。
そうすると枠組みを壊れていき、ヨガをもっと楽しむことができます。
とことんやってみる
ヨガは努力を推奨しないような言い方をします。
しますが、努力ではなく楽しんで思いっきりやるのはいいと思います。
とことんやってみないと物事はわかりません。
中途半端にやってもよくわかりません。
美味しい食事だって、一口だけ食べてもよくわからないと思います。
舐めるだけではそれこそ全くわかりません。
ヨガもBORN TO YOGも瞑想も一緒。
一度とことんやってみることです。
運動量を増やして開放してみる
運動量を増やしてみるのもオススメです。
現代人はどんなに運動しすぎても、やりすぎるほど運動はできないと思います。
動けないほど運動をやるとしても、今の人は筋トレばっかりとかそうなってしまうと思います。
ヨガを思いっきりやってみるのも枠を外すのに良いかと感じます。
全身を使って思いっきりやるのです。
BORN TO YOGでは3時間クラスもありますので、かなり運動量を増やすことができると思います。
もちろん、運動量を増やすと言っても毎日6時間とかではないですよ。
毎日3時間とか、その程度です。
とにかく、一回でもいいのでやってみると思ってもみない世界を見れると思います。
トレーニングにしないでヨガを追求する
アサナを深めていくことこそが楽しいものです。
BORN TO YOGはハードな部分があるので、BORN TO YOGの為にトレーニングをしてしまう人がいます。
アシュタンガヨガや他のヨガでも、腹筋が足りないとかなんとか言って腹筋をつけるトレーニングをしてしまう人がいます。
アームバランスができないと言って、腕の筋トレを始めてしまう人がいます。
これこそヨガとは離れていく行為に感じます。
ヨガの中でトレーニングせよ、という意味でもありません。
そうではなく、ヨガを楽しめばいいのです。
それで終わりです。
もちろん、楽しいトレーニング他にあるの人はそれを楽しめばいいのです。
楽しいのならそれはそれでいい。
ヨガのために新たに増やしていくのは何か違う気がします。
思い込みをぶち壊せ
「思い込みを壊そう」とこんなことばかり言っておりますが、私も思い込みだらけで生活しております。
思い込みが悪いと決めつけたい訳ではなく、視野が狭くなりせっかく楽しめることも楽しめなくなるのはもったいないということです。
ヨガは全般的に、思い込みや観念を外すトレーニングような要素もあります。
とくに瞑想はそれにあたると思いますが、アサナ(ヨガのポーズ)を継続していくことも非常に大事に思います。
ただ続けるのではなく、深める、極めるレベルでやると視野が変わると思います。
視点に変化が生まれると思います。
変化が生まれると、「あれ?」と疑問に思うことも増えて来ます。
それが思い込みを見つけるポイント。
自分の中の常識があるのです。
だから、変に感じるのです。
そういった「あれ?」が増えることも思い込みを壊すことに繋がっていきます。
終わりに:スタイルが生まれてくるといい
安直なことをやっていてもスタイルは生まれてきません。
簡単にできたとしても「深みがでない Byイチロー」となるわけです。
深み、欲しいですよね。
深みがスタイルになると思います。
だから、簡単だからとか難しいとかは置いといて試行錯誤をして取り組み続けることをしていくわけです。
自分の中でいろんな体験をして、失敗をして、成功をしていくことに深みが生じます。
これはそういうようにできているようです。
そうじゃないように設定する(参考記事:悪魔とのおしゃべり:さとうみつろう著を読んで)という人もいますが、それはそれということで。
なぜなら、人生ということ自体がこの地球に依存しているからです。
地球がテレポーテーションして違った法則で動けば変わることでしょう。
ですが、まだテレポーテーションしておりませんし、大事なことは変わっていません。
ですので、スタイルが生まれるように、深みが出てくるように試行錯誤して行動していくわけです。