この文章は、これから瞑想を始めたい人に向けて書いた文章です。
瞑想に対してどんなイメージを持っていますか。
瞑想に何を求めますか。
そもそも、瞑想ってなんなのでしょうか。
その辺りを簡単に書いてみたいと思います。
何かしら瞑想を始めるヒントになれば幸いです。
瞑想を求めるとき
このような記事を読んでいるということは瞑想を始めようと思っていることでしょう。
もしくは、なにかわからないけど瞑想を求めているということに思います。
「瞑想はどうやったらいいのか、瞑想ってどういうものなのか」そのような疑問の中、瞑想を求めていることでしょう。
なぜ、人は瞑想を求めるのでしょうか。(なんか話がでかいですが)
それは、意識が内側に向いているからです。
外部へ向いていた意識が自分の内部へと方向転換しているのです。
外側の世界をコントロールしようとしてもなかなか難しいですよね。
外部環境を自由に操作することはできないのです。
ですが、自分の心のことは自分で何か手立てがあるかもしれない。
内なる旅への意識変化です。
そんな状態の時、人は瞑想に興味を覚えるのかもしれません。
瞑想を求めている時は、自分の内側に意識が向いている時かと言えそうです。
いかがでしょうか。
実際に、瞑想を通じて内なる静寂へとつながっていく体験をしていきます。
なかなかに興味深いかと思います。
では、なぜ内側に意識が向かうのか。
それは外部の環境が騒がしいからです。
騒がしい外部環境から離れたい、もっとリラックスした時間を持ちたい、心の平穏を保ちたい、そんな気持ちから意識が内側へと向かうのです。
瞑想で得られるイメージそのものかと思います。
現代社会では多くの人が内側へと意識を向けたいと思っていることでしょう。
ですが、なかなか忙しくそういった時間がとれない。
またはやり方がわからない、瞑想しても無駄な時間に観じてしまう、そのようなことになっていることでしょう。
ですから、こうやって瞑想を始めるための記事を読んでもらえているのだと思います。
瞑想は忙しい毎日に句読点を打ってくれます
瞑想は忙しい毎日に句読点を打ってくれます。
句読点の無い長い文章は読みにくいですよね。
それと一緒で、生活でも句読点のような時間が必要です。
瞑想はそういった時間の機能を果たしてくれています。
ヨガでは解脱だとか至福だとかを目指すために瞑想を行いますが、究極の話しはいったん脇においておいてですね、句読点という感覚でよろしいかと思います。
普段の呼吸にも似ていると思います。
息を止めると苦しいのは当たり前ですけど、日常の中でも息が浅い時間も多いことに思います。
ストレスに晒されていたり、不安や緊張が多いことで、呼吸の浅い時間も多くなっています。
少しの時間だけ深呼吸したり、背伸びをするだけ非常に気持ちが良いことでしょう。
これは、それまでの時間浅い呼吸をし、身体を緊張させていたからです。
そういった緊張やストレスを解放するための時間として背伸びをするように瞑想はとても有効に思います。
まさに句読点を打ってくれるわけです。
瞑想を通じて様々な旅のようなことが起こりますが、まずは生活に句読点が入ってくれて忙殺されることから離れられるというのは利点かと思います。
瞑想は静寂へと寛ぐこと
瞑想は忙しく慌ただしい毎日の中に静寂を与えてくれます。
心の平穏のある日々を届けてくれるのです。
もちろん、いろんなことが人生には起こりますので絶対ではありませんけどね。
瞑想はぼぉ〜として静寂へと入っていくことになります。
ぼぉ〜とするというのは、考え事をいったん棚上げしていくということです。
普段から「考えなさい」と言われている我々ですが、瞑想中はそれをいったんやめていいのです。
なんと気楽なことでしょう。
となるのですが、考えないといけないという癖が非常に強いため、勝手に思考が湧いてきます。
最初はそれでいいのです。
継続していくことで自然と思考も沈むまっていくことでしょう。
楽な姿勢で、楽な格好で、楽な呼吸で、気楽に始めてみることです。
瞑想の始め方
瞑想の始め方はシンプルでございます。
- 静かな場所を見つける(自分の部屋など)
- 心地よい服装になる
- 楽な姿勢で座る(横になったり、壁によりかかってもよい)
- 目を閉じてリラックスしてぼぉ〜として思考を棚上げする
- 呼吸を楽に続けて、身体の余分な力を抜いていく
これだけです。
特別な道具も能力も必要ありません。
心地よい環境でリラックスして目を閉じて、身体の力をゆるめていくことです。
緊張やテンションを手放していくことです。
すると、心身の緊張がほどけ、向こうから瞑想がやってくるのです。
瞑想を始めようとするといろんなことが浮かんでくることでしょう。
これらも、全部そのまま放置しておけば自然と消えていきます。
いったん棚上げしておけばいいのです。
考えないといけないことは、瞑想が終わったあとにまた考えればOKでございます。
瞑想の時間はまずは30分前後くらいがちょうど良いと思います。
1分とか5分などの短い時間は集中力が必要なので、最初は難しいと思います。
「なんか目を閉じて座ってたら終わった」となってしまい、瞑想時間にならず勿体無いです。
時間の長さも大事なのですが、まずは瞑想状態に入らないといけません。
なので、ある程度時間を確保して座って落ち着ける必要があるわけです。
継続して実践していくことで身についていきます。
慣れてから、1分などの瞬間瞑想のようなことをすると良いかと思います。
瞑想状態に入ることができてくれば、いつも考えていることがスッと解決したり、物事の優先順位が自然とついたり、何をしたらいいか閃いたりしてきます。
自然とそれらが起こりますのでご安心ください。
瞑想の旅を楽しんでください。
あなたの人生が幸福で満たされますように。
瞑想のメリット一覧
瞑想のメリットと言われているものです。いかがわしい程に万能そうですが、載せておきます。
- 集中力の向上
- 想像力の向上
- 記憶力の向上
- ストレスコントロール
- 不安や不満の減少
- 周りの人に優しくなる
- 穏やかになりイライラしにくくなる
- 物事の本質がみえるようになる
- 利他の心が芽生える
- 運がよくなる
- 人生の流れに乗れる
- 深く眠れる
- スッキリと起きれる
- リラックス効果
- ストレスの軽減
- 深い休息効果
- トラウマの解消
- スポーツのパフォーマンス向上
終わりに:瞑想から離れていってしまう行為
瞑想についていかがだったでしょうか。
始めるきっかけになれば幸いです。
最後に少しだけ「引き算」について書いてみます。
日常生活などでこういうことをしていると瞑想から遠ざかるよ、ということですね。
3つご紹介して終わります。
- 刺激を求める
- もっともっとと増やす思考をする
- 人と比較する(特にSNS)
これらから離れることで瞑想は捗ります。
こういったことが習慣になっている方は脳にも悪いですので、少しずつ距離をおくことをおすすめいたします。