なんとなくで選んでいい、なんとなくで決めていい、なんとなくで行動していい

自己探求

「はっきり言葉にしよう、言語化しよう」ということをBTY(ヨガクラス)SIQAN(瞑想会)で言っております。

曖昧な体験を言葉にすることで身体や心に意識を向けて、理解度を上げるためです。

それができないとすべてが「なんとなく」で片付いてしまいます。

体は微細に感じているので、そこに気づけないのは勿体無いです。

でも、今回はそれに矛盾するような話です。

「なんとなく」で決めてみようということです。

 

なんとなくってなあに

「なんとなく、こっちが好き」「なんとなく、カレーが食べたい」「なんとなく、この本を読んでみよう」という、なんとなくってありますよね。

日々、いろんなところで出くわしていると思います。

このなんとなくですが、大きく二つあると思います。

それは「知っているのに言葉にするのが面倒なこと」と「わからないことなので言葉にするのが非常に難しい感覚」です。

はじめにも書きましたが、当然「なんとなく」は言語化したいのですが、そうは言っても言語化するのは難しいということもあるよね、ということですけど、それだからこそ「なんとなくでもいいから行動してみよう」という提案です。

わからないのに言葉にするのが非常に難しいというのは、未来への感覚です。

未来からの情報のようなものだと思ってもらえればいいのです。

だから分からない。

思考というか感覚だけ未来へとフライングしているわけです。

それを先取りしている感覚が直観的にやってくる「なんとなく〇〇だな」です。

この道を行くと危なそう、みたいなやつです。

だから、言語化することが難しい。(そもそも証明ができない)

体の感覚の変化は感じているけれど、未来というまだ来ていないものを先取りしていて、そこは言葉にするのは難しいのです。

「この大学に行きたい」「この会社に行きたい」というのを説明するようなもので、色々と具体的に理由をリストアップすることはできるけれど、本当の意味でなぜ行きたいのかはうまいこと説明できないようなやつです。

リストアップしたものが説明のつくものであればあるほど、その会社でなくても条件を満たす会社が出てきてしまうでしょう。(もしくはもっと条件の良い会社が出てしまう)

なんとなくを大事にすることで結果として自分の想像を超える楽しい出来事が待っていたりします。

なんとなくという形で直観で未来の情報が入ってきているのだと思います。

 

ときめきで選んでいく

人生がときめく片付けの魔法というめちゃくちゃに売れた本がありましたよね。

これのときめきというのは要するに「なんとなく、気持ちいい」「なんとなく、気分がいい」「なんとなく、幸せな気分」などです。

全部、なんとなくなのですよね。

だから、女性にウケて、男性にはあまりウケなかった。(たぶん)

「なんとなく」なので、直観なのです。

直観でときめく物を選んでいくのが、片付けの魔法なのです。

洋服もときめき選ぶ。

人生もときめき選ぶ。

その繰り返しで人生がときめいていく。

その裏には直観という叡智が潜んでいるわけです。

先ほども書いた通り、直観というのは未来へのフライングです。

未来からのワクワクをフライングして情報を得ているわけです。

それならときめく方向へと生活も向かっていきそうですよね。

人生がときめく片付けの魔法」っていう本を読みました。ベストセラーになった本なので、知っている人も多いでしょう。著者の近藤麻理恵さんは、「こんまりさん」と呼ばれています。で、こんまりさんの片づけの本というのは、本当にシンプルなんです。だって、「ときめくものだけ残しましょう」が基本ルールなんですから。もう「ときめくものだけ残す」ということは、「ときめかないものは捨てる」なわけです。で、僕は思ったわけです。これは片づけだけでなく、自分の人生にもあてはまるぞ、と。つまり自分の人生で、ときめかない人とは会わないほうがいいし、ときめかない集まりには行かないほうがいいし、ときめかない仕事はしないほうがいい。
いいかげんに、生きる 心屋仁之助

 

人の目はきにせず、なんとなくの直観で決めていい

直観で決めていくのに「人の目を気にしてしまうこと」「これをやったらどうなるかわからない」などでできないことがあります。

直観で行動しようと思ったらわかるのですが、直観って本当に思ってもみなかったことが出てくるのですよね。

それはもう直観というものの構造上しようがないのかもしれません。

意を決して、そこは思い切ってやること。

思い切るというのは「思いを切る」ということ。

思いを断ち切ってやることです。

やったあとは反省もいらない。

「思いを切り、直観を行動にせよ」ということです。

なんとなくを大事にしたくてもできない人は、責任の生じにくいところから直観を頼りに行動してみるといいです。

楽しいことが起こってきます。

些細なことでも楽しいことが起こるのですから、大きなことも直観でやるとすごいですよ。

 

直観はメッセージ

そうやって直観にコミットして行動すると様々なことがわかってきます。

「なんとなくあの店に行こう」と行ってみると、久しぶりの友人がいたということがあります。

そこで話がまとまり、今後の仕事が決まったりします。

「だから直観が入ってきたのか」とわかるのです。

実際に阿字観瞑想会を一緒にやっている阿里坊主との久しぶりの再開もそんな感じでした。

たまたま電車で乗り合わせたことがきっかけです。

面白がると面白いことが起こってくる、そんな感じで直観を実践していけるとよろしいかと思います。

直観はリラックスした時にやってくるものです。

頑張ったり、ストレスがかかっていたり、難しいことを考えていたりすると入ってきません。

瞑想会でも伝えているゆるんだ状態がいいのです。

瞑想をすることも直接的に直観と関係があると思います。

直観を使おうと思ったらぜひ、ゆるめてリラックスしてみてください。(瞑想やヨガもおすすめ)

リラックス状態で入ってくる「なんとなく」という直観が人生を豊かに楽しくクレイジーにしてくれるのです。

 

終わりに:諦めたことをもう一度考えながら、ときめく物だけを残していくこと

諦めてきたことはありますか。

些細なことでもいいので、思い浮かべてみてください。

私自身でいうと、インテリアなどでまだかなと思って買うのを諦めていたものがあります。

値段というよりかは場所や設置する感覚がまだだったものです。

それらをスタジオに置こうと思っています。

諦めていたものを取り戻そうと思っています。

「やめることはやめる」けど「諦めていたことでやっぱりやりたいと思うことはやる」これをしていこうと思いました。

これも直観のひとつですね。

わくわくしています。

直観について知りたい方はこちらの本がオススメです。

こちらを実践していれば直観について一通りのことが体験できるはずです。

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