何者にもなれないのだなと思ったところがスタートだ、と誰かに言われた

自己探求

何者にもなれないのではないか、と思ったことはありませんか。

私はあります。

高校でも大学でも何度か思い、虚しさを感じた覚えがあります。

若い学生の頃というのもあり、なんか世界から色が薄れたような感覚になりますした。

でも、社会人でシステムエンジニアをやっていた時にも感じたことがあったかもしれません。

その時はそんなに世界は色褪せなかったような気もしますが、また異なる感情感覚になり踠いたようにも思います。

大それた何者かになろうと思っていたわけではなく、自分でこれは極めていきたいという対象ができて、その道で暮らしていくをしていきたいということぐらいの気持ちが閉ざされたような感覚です。

好きを仕事にするのよりかはもう少し大変な感じですが、そのぐらいは決心してやっていけばいけると思っていました。

あなたも何者にもなれないんだな、と思った経験ありますよね。

普通なら何度か頭をよぎると思います。

そして、実際にそんなもんです。

そしてそこからがスタートなんだと思います。

「何者にもなれないんだな」と思ったところから人生は始まるのかもしれません。

 

何者にもなれなくって、でどうするのか

私が教えているBORN TO YOGというヨガのスタイルがあります。

ヨガという枠組みでいうとかなり動くしハードに身体を使うタイプとなります。

ハンドスタンドスコーピオンとかも練習します。

でも、体操やコントーションと比べると全くハードではありません。

全くと言っていいでしょう。

コントーションというのは軟体芸と言われるもので、シルクドソレイユなどでぐにゃぐにゃの女性が披露しているようなものです。

BORN TO YOGは普通にスポーツや運動をそれなりに趣味としてやっている人やある程度だけど運動を追い込んできた人からするとちょうどよい心地よさだったりします。

ハードと言われることがありますが、そんなのいろんなスポーツやトレーニングを並べると他のヨガ流派とは微々たる差でしかありません。(ヨガの中ではハード)

それでも、ヨガのアーサナを一通りできるようになるにはかなり鍛錬が必要です。

どんな業界も一緒ですね。

2021年現在ですけど、私はそれなりに動ける方ではあります。

それもヨガに限って言えば”かなり”と言ってもいいでしょう。(自分でいうのもアレですけど事実として)

ですが、それでも何者というレベルではありません。

何も大したことがないレベルです。

他のスポーツの凄い人やなんやかんや(?)と比べてという意味ではなく、普通に大したことないのですよね。

これからどんなに努力してもそれは変わらないと観じます。

それを痛感してしまいました。

最初に挙げた何者にもなれないんだなというやつです。

今から音楽をやるわけにもいかないですしね。

人生はそういうものなんだと思いました。

と同時に、ここから人生が始まるんだなとも思いました。

 

「どうせ〇〇だから」の〇〇はなんだろう

どうせ〇〇だから、と思っていることが現実化していきます。

〇〇には何が入りますか。

「どうせうまくいく」「どうせ大丈夫」「どうせダメになる」「どうせ嫌われる」などなど、ポジティブなことやネガティブなことが入ることでしょう。

私は「どうせうまくいく」と思ってしまっているタイプです。

バカってやつですね。

でもそう思い込んでしまっているので仕方がありません。

なんでも勇気を持って取り組めるわけではないし、ヘマもするし、面倒くさがりです。

でも、どうせうまくいくと思ってしまっています。

思い込もうとしているわけではなく、思ってしまっているのです。

ポジティブな反芻ですね。

何者にもなれなくてもどうせうまくいくと思っています。

そして何者にもなれないところからスタートすると奇跡も起こると思い込んでいます。

 

何者にもなれないと分かった所からスタート

何者にもなれないと思ったところから、スタートですので、スタートすればゴールに着けるかもしれません。

そのゴールは納得のいく何かです。(何かはわかりません)

何者にもなれないと心底思ったところがスタート地点。

そしてスタート地点に立てればゴールへの道はつながっている。

おっと、いきなりですがここで何者かになってしまいそうなことになってきました。

面白いですね。

手放すと近づくというやつです。

何者にもなれないと心底思ったところがスタート地点です。

そしてスタート地点に立てたならゴールへと歩むことができるということです。

ゴールにたどり着けなくてもサブゴールやプロセスを経験していくことはできます。

だから何者かになれる道に立てたのかもしれません。

本当に何者にもなれないと思ったところからスタートなんだなと思います。

 

終わりに:今という現実が未来を作っているだけ

EYTTを不定期ですが開催しておりますが、この中でも何者かという問いは出てきます。

特にALICE編ではこの辺りをかなりやります。

自分の内的な世界においてはそういったメタワールドの創造は十分にやっていっていいと思っています。

設定の問題だからです。

設定をすることで無限にエネルギーを呼び起こすこともできます。

これから自分で創造していくメタワールドや未来というのは過去の延長にはないのです。

過去は過去です。

過去とは結果です。

結果とは済んだこと。

スポーツの試合結果から未来の試合結果が100%予測できますか?

100%予測できないことが100%わかっていますね。

過去の延長には未来はありません。

今何をするかで全く違う現実の道が現れます。

それを過去ばかり気にしている人は、過去の延長通りの予想通りの結果を出そうと必死に行動しているのです。

過去が大好きな人はいいですけど。

そんなの嫌で先へと進めたいのなら、今ここで選択したいことをどんどん行動することに思います。

その指針になるのが自分の中にあるビジョンや世界観です。

それらをALICE編では集中的にやります。

ご興味のある方は是非。

ではでは。