私はフィジカルを大事にしております。
筋肉とかそういう意味ではなく「健康で活動的な健全な身体であること」を大事にしているということです。
私はスピリチュアルなことも好きです。
そのような記事も書いているので、特にフィジカルを大事にしています。
スピリチュアルというのは、要するに目に見えません。
その人の意志や意識や魂やオーラや宇宙といったものが対象になります。(科学的に証明されていることも増えましたね)
それを目の前に取り出して、物理的に扱うことはできません。
でも、スピリチュアルなことが現実的な世界ともつながっているとも思っています。
そのつながっていることを、具体的に地続きにしてくれるのがフィジカルです。
肉体ということであり、健全な身体ということです。
肉体が脆く、不健全な人はスピリチュアルに盲信したり、狂信したり、依存したりします。
そして人生を破綻させたりします。
フィジカルが脆いと、見えない世界に傾倒し、人生も脆くなるようです。
もくじ.
フィジカルな営みができていないなら、そのメンタルは思いのほか脆い
人には意志があります。
その意志が強い人は、何かを成し遂げる可能性が飛躍的に高まることでしょう。
何かを成し遂げるには継続的な実践が必要で、それには意志の強さも必要だからです。
その意志が入っているのが身体であり、行動につなげるのが身体です。
ですから、その意志が入っているフィジカルが支障のない健康な状態でなければなりません。
意思が大切なことと一緒で、その意思が宿る身体も大切なのです。(不調和な方向に意志があれば、結果も不調和なものになることでしょう)
そして、スタートと言いますか起点はフィジカルです。
人はどこまでもフィジカルなこの肉体を保持します。
死ぬまでずっとこの身体で生きていくのです。
肉体というフィジカルが形成されていないのなら、その人の人生は脆く儚く崩れ去ることでしょう。
何かを達成することも、幸せを継続することも困難になるかもしれません。
出会いも運もやってきません。
フィジカルを柔らかくタフにしておくことが必要です。
違和感は頭ではなく身体
カルトに騙される人がいます。
カルトではなくても、変な人や安易なスピリチュアルに騙される人がいます。
変なモノを買っている人や誘導や広告に引っかかってる人もいます。
変な人ってどう見ても変なんですよ。
変なこともどう見ても変なんですよ。
普通なら”変”だと気づくのです。
変な物や事や人に対してしっかりと身体が違和感を感じてる。
変ということに身体が反応しています。
そういうものなのです。
気の流れの悪い場所にいると体調が悪くなったりしますし、逆に気の良いところ(自然の中など)に行けば体調は良くなります。
身体が反応してくれます。
だから、変な人に出会った場合も「この人はおかしいよ」って身体が知っているのです。
でも、頭の働きや思考や論理が強いと頭で判断してしまう。
身体の不健全だと気づけない。
要するに身体の反応に気づけないのでその人が喋っていることが納得のいく内容かどうかだけで判断してしまうのです。
筋が通っていて、わかりやすくて、自分にとってメリットもある。(そして、うまいこと少しのデメリットもあったりする)
とてもうまくできているのです。
それを頭で判断すると騙されるのです。
頭は思考として成り立てばいい
頭は思考レベルで成り立てばいいのです。
それが現実的に嘘でも辻褄があっているようにできていれば納得してしまいます。
でも、身体はフィジカルな生身のものなので、理屈が通ってるだけではダメです。
身体にとっての理屈は身体が実際に”元気”かどうかです。
どんなに理屈で説明されて納得しても体調が悪くなる食事なら、それが答えです。
それを頭で信じてその食事をし続ける人もいます。
でも、頭でどんなに納得していても、身体が弱っていきます。
だって合っていないのですから。
身体は弱体化します。
でも、続ける人がいます。
怖いですね。
体調悪くなっているのにね。
ということで、フィジカルを使えるようにしておくことです。
健全なフィジカルにしておく必要があるわけです。
フィジカルを使えること
フィジカルな感覚が使えるというのはとても大切です。
フィジカルを使っていないと簡単に騙されてしまう。
簡単にわかった気になってしまう。
普段から身体を動かすことの大事さがわかりますね。
その身体感覚が精度が上がってくると、もっと直観的にいろんなことがわかってくるのだと思います。
日常でも電車に入った時に「何か変だな」と感じるのはフィジカルです。
そのあとに頭で理由を探すと思います。
理由がわかって納得して安全ならいいですけど、それでもやっぱり変なら車両を移動した方がいいです。
そういった感覚は人にはあります。
少しでもあるはずです。
BORN TO YOGやヨガなどの身体メソッドをやっておくとそういうことがわかってきます。
ヨガを長年続けていけば自然と身に付きます。
すごいポーズができるかどうかは関係ありません。
身体のセンサーを磨いていくのがヨガ(BORN TO YOG)や瞑想(SIQAN)でもあるわけです。
スポーツや武術などもいいと思います。
武術はやったことはありませんが(ごめんなさい)、武術はスポーツよりももっと身体感覚を重視すると思います。(そして気持ちや念も)
終わりに:フィジカルな感覚を保つために綺麗にしておく
家や部屋を掃除して綺麗にしておくというのはフィジカルな感覚を保つのに有効です。
家や部屋がごちゃごちゃだとなかなかフィジカルに意識が向きにくいです。
眼に映る情報が多いからです。
だから減らしておくというのも大事なのです。
関連記事:雑念を無くすには身の回りの物を整理するといいけど、そもそも合わないものは手放すに限る【ヨガインストラクター日記ブログ】Kiyoshi vol193 @目黒
より少なくしておくことも取り入れると入ってくる情報が変わります。
情報の精度も上がります。
情報の量も上がります。
身体を動かすこと、そして減らすことの二つでいい感じになると思います。
何か身体を動かす習慣を持ち、フィジカルの感度を高めていくのはこれからの社会において、とても必要なことになっていくと思います。
今後ますますと情報化は進みますからね。
身体を動かすし、健全にしておくことはおすすめです。
フィジカルな営みができていないなら、そのメンタルは思いのほか脆いですからね。
追記:2020年2月に雑誌PENに紹介してもらいました
雑誌PENに紹介されました。
もし良かったら手にとってみてください。
読んで感想があれば教えてもらえると嬉しいです。
では、また。