先日のアシュタンガ×YOGのクラスにお越し頂いた方々ありがとうございました。いつもの妙善寺@六本木での開催でした。
今回来れなかった方々、また開催しますので、ご期待ください。
今回のクラスをやって、さらにアシュタンガとの相性がいいのだと実感しました。
もくじ.
アシュタンガとYOGでより高め合えるということがわかった
相性がいいとは、補えるということではありません。
補えるという部分はあるのですが、大事なことは高め合えるということが分かったことです。
アシュタンガヨガは、アサナのシークエンスが決まっており、ヴィンヤサで進むクラスです。
ポーズも力強いものが多く、体幹が鍛えられるものであったり、かなりの腕力や腹筋を要することも多いです。
逆にBORN TO YOG は、体幹の強さよりもしなやかさが要求されることが多いです。
その二つが織りなすシークエンスが、とっても気持ちよく、発見があり、高め合えることが分かったわけです。
ドローイングという言葉は聞いたことがありますか
ドローイングという言葉を聞いたことがある人もいると思います。
ドローイングは下腹部をすぅ~と引き上げてお腹をへこませることです。
例えば、サイズの小さいパンツを履く時をイメージしてみてください。このとき、お腹を引き上げますよね。それがドローイングです。
ドローイングがアシュタンガでは、ところどころ出てきます。これからノンキックでハンドスタンド(足を蹴ることなく倒立にあがること)やりたい人は、このドローイングやっておくといいですよ。
アシュタンガだとジャンプスルーの時にも、お腹をへこませて引き上げますね。
もちろん、手の強さもありますが、下腹部への意識がないと足も上がりません。手の力だけではジャンプスルーはできませんからね。
これからは下腹部を意識的に動かしてみてください。意識を向けたところに力が宿るのです。
アシュタンガヨガをやったあとにYOGをやると
アシュタンガヨガは、パタビ・ジョイス氏が作ったヨガの流派であり、アサナのシークエンスが決まっていることが特徴です。
先生にもよりますが、ポーズのアライメントや呼吸法もしっかりと意識して行うのが普通です。
一方、BORN TO YOG は異端児的なところもあり、自由を規律としています。
決まったシークエンスはもちろんありますが、それよりも今の身体に合わせて柔軟に臨機応変に身体と向き合います。
BORN TOYOG に出られて方ならご存知の通り、クラス中にはピンチャマユーラアサナやハンドスタンド(倒立)も出てきます。
このときですね、先ほどのドローイングをアシュタンガきっちりと意識していると物凄くやりやすくなります。
使い方がわかっているからですね。これは体験するとわかります。引き込むというのを人は忘れがちですので、引き込みを意識したあとにやると自然と使えるようになるのです。
マリーチアサナへの先へ
マリーチアーサナの先へ、と題しておりますが、マリーチアサナはアシュタンガのフルプライマリークラスにおいて、ひとつの難しいアサナに入るかと思います。
わたし自身の話ですが、昔は手も足も出なかったアサナが自然とできるようになっていました。久しぶりのアシュタンガということもあり、自然とできるようになっていると嬉しいものです。
マリーチアサナの先というのは具体的に「ここです」という意味ではなくて、継続していると先に行くということを示したかっただけです。先に行ってしまう、と表現してもいいかもしれません。
アシュタンガをやられている方なら、このマリーチアサナで止まってしまっている人もいるでしょう。(そういう難しいアサナですからね)
それが自然とできるようになるということが、積み重ねのなせる業なのだと思いました。積み重ねは蓄積ですね。
終わりに
やっぱりアシュタンガ×YOGクラスは楽しい。
身体の使い方のヒント満載でした。YOGでもマリーチアサナは入れるときがあるけど、今後は出来る限りいれたいと思いました。
それにより、わたしのBORN TO YOG クラスも可能性が広がる予感がしています。
また開催しますのでよろしくどうぞ。