ヨギボズQAとはEngawaYogaオーナーKiyoshiと高野山真言宗の阿里僧侶が読者の質問に対して回答したもの(ヨギーとボーズの回答集)となります。
その場のノリに任せて回答しておりますので至らない点や少々眉をひそめる回答もあるかもしれません。
寛大な心でお読みいただければと思います。
ヨギボズQAの回答集は以下にございます。
ご興味があればご覧ください。
では今回の内容をどうぞ。
もくじ.
質問:タバタプロトコルというトレーニングは、ヨガとは関係ないですよね?
ご質問ありがとうございます。
まったく関係はございません。
タバタプロトコル(タバタ式トレーニング)とヨガの関係性はございません。
あくまでもタバタプロトコルはインターバルトレーニングでございます。
それでは、以下のヨギーと坊主の回答をご覧下さい。
回答:ヨガと瞑想という軸をよりしなやかに強くするために、タバタプロトコルを採用しています。 BY KIYOSHI
冒頭でお伝えした通り、ヨガとはまったく関係ございません。
タバタプロトコル(タバタ式トレーニング)はこちらで勝手にご紹介しただけでございます。
ご紹介した理由と簡単にタバタプロトコル自体の体験も書いてみますね。
ヨガとタバタプロトコルの組み合わせは独自です
ヨガというのは深い呼吸とともにポーズをとっていくものです。
アサナと呼ばれる独自のポーズを呼吸、意識、重心などを整えながら行っていきます。
ヨガはゆったりと深い呼吸、というのがポイントであります。
それに比べてタバタプロトコルは、浅く速い呼吸です。
タバタプロトコルというのはインターバルトレーニングの一種で、20秒10秒とも言われており20秒間一気に運動をして10秒間レストをいれるというのを8セットやるものです。
4分間で追い込むというトレーニングです。いかがでしょうか、ヨガと真逆ですね。
ヨガはいかに深く長く呼吸を整えるか、そしてアサナをじっくりとやっていきます。
タバタプロトコルはいかに心拍数を上げるか、そしてそのためには形が崩れても疲れても動き続けます。
このタバタプロトコルをヨガクラスの前に取り入れてみたのです。
ひょんなことから。
ヨガのためにトレーニングするという発想も面白い
ひょんなことというのは、阿理坊主が「ヨガに足りないのは心拍数トレーニングだけだね」という、何気ない感想を言いまして、そこから「実はYOGのお祭りみたいな大会があるので、それまでのアサナプラクティスを考えていたのだけど、心拍数トレーニングって何?いいの?」ということで会話が続きました。
たぶん、大戸屋です。(どこでも構わん。)
インターバルトレーニングの重要性はある程度知っていたのですが、タバタプロトコルは知らず、阿理坊主からいろいろと聞いたところ、それ面白いね、ということでやり始めたのがきっかけです。
そこから、少し追い込みまして毎日やってました。2週間は休まずにやりました。
普通はそんなにやりません。週に2回やればいいというのがタバタプロトコルの売りなのですから。
ただのトレーニングなのですが、心に効くということもありますので採用
追い込んだ結果、かなり体が変わりました。
見た目だけでなく、体力の増強が著しかったです。
ビブラムでランニングもしているということを書きましたが、タバタプロトコルのお陰でよりやりやすくなっています。
また、インターバルトレーニングというのは心にも効くのです。
やればわかりますが、とてもキツイです。
タバタプロトコルが1日に3回とかやれてしまうのは、タバタプロトコルになっていないということです。
要するに1日に1回しかできないくらいに、この8セットで追い込むということです。
その追い込みが、とても心に効くのです。
強くなるというか、心のコントロールがきくようになるイメージです。
タバタプロトコル恐るべし。
ヨガと真逆というのも面白い
先ほど書いた通りタバタプロトコルは追い込むことが条件です。
これがヨガと真逆と言われる所以です。
ヨガでは追い込みません。(BORN TO YOGでは追い込むこともありますが)
呼吸もなるべくゆったりですが、タバタプロトコルでは「ぜぇぜぇ、はぁはぁ」やります。
久しぶりに息がきれるくらいにやるのはいいですよ、かなりハマります。
タバタタイマーと呼ばれるタイマーアプリもたくさんありますので、調べてやってみてください。
一気に追い込むのがポイントです。
ヨガクラス前にタバタプロトコルをやっていたときは、バービージャンプで追い込んでおりました。
バービーは全身を使う運動なのでオススメです。
他にもありますので調べてみてください。
タバタプロトコルの公式書籍はこちらになります。
たった4分で有酸素性能力・無酸素性能力がともに向上する」海外で話題の「TABATA」トレーニングの生みの親、田畑泉博士本人による初のガイドブックがここに登場!
4分で肉体改造ができる「もっとも効率がいいトレーニング」として海外で広まっている「TABATA」。実はこれは日本発のトレーニングだった。
近年、日本にもネットなどで断片的な情報が書かれることで「逆輸入」され、取り入れている人も増えた。しかし、これらの情報には誤解されている点も多いという
そんな状況を見て、「TABATA」の理論を確立し、名前の由来となった立命館大学スポーツ健康科学部教授、田畑泉氏が自らペンを取ることを決意。
今後も何かあれば実験していきます
タバタプロトコルは一人で今はやっております。
週に2回くらいですが、もっと増やそうと思っております。
クラス前、クラス後にやりたい人は声かけてください。たった4分でやれますから。
そしてみんなとやった方が面白いです。
こちらのタバタプロトコルは肉体改造というよりかは、ヨガのための補助メソッドとしてやっております。
ビブラムでの裸足ランニング、ロードバイクもスタートしますので、これからの身体作りと心の調整のためにタバタプロトコルを活用したいです。
もちろん、今まで通り瞑想とヨガという私のライフワークは変わりません。
ヨガと瞑想は私の人生には外せませんから。
あくまでも軸はヨガと瞑想にあります。
ここは押さえた上でのトレーニングになります。
回答:ヨガとも瞑想とも無関係ですが、タバタプロトコルは時短トレーニングの最高峰です。 BY 阿里
自分はヨギーではないので、ヨガとタバタとの関係についてはよくわかりません。
よくわかりませんが、それでも言い切ります。
ヨガとタバタは全くもって関係ありません!
もちろん瞑想とタバタも全く関係ありません!
ええ一切断じて金輪際かけらもこれっぽっちも関係ありません。
これっぽっちも関係ないけど、とても良いトレーニング
HIIT(高強度インターバルトレーニング)というトレーニングがあります。
読んで字のごとく、高強度のインターバルトレーニングです。
高強度の代わりにトレーニングの所要時間は比較的短いことが一般的です。
タバタは、そのHIITの一種です。
HIITの中でも、特に激しく負荷をかけ、なおかつ4分ととても短い時間で終わることが特徴です。
やってみるとわかるのですが、たった4分でもかなり激しく追い込むので、結構つらいです。しかし、これもやってみると実感するのですが、体力もかなりつきます。
結構つらいですが、効果も高い。
時短トレーニングの最高峰だと思ってます。
瞑想は代謝が落ちる
瞑想は長時間していると代謝がおちます。
瞑想することで体の流れが改善されて一時的に代謝があがるということはあるかもしれませんが、基本的には瞑想することで代謝は落ちます。
長時間じっとしたまま動かないでいますので、当たり前と言えば当たりまえです。
禅宗での話になりますが、修行中の僧侶が過ごす僧堂生活では、下座行と言ってできるだけ早く掃除をする時間があります。
私語厳禁で一心不乱とも言いますが、できるだけ早くというのもポイントです。
これは長い座禅生活での体力低下を防ぐためというのが目的の一つとしてあるそうです。(もちろん他にも意味はありますが)
本格的に瞑想を取り組めば取り組むほど、瞑想とは別のことで体を動かす必要がでてくるということですね。
瞑想をする前に体をととのえること
瞑想は心の話であって、体や動くこととは関係ないと思う人もいるかもしれません。
しかし、それは違います。現実には体と心はつながっていて、体がととのうと心もととのいます。
ですので、瞑想前に少しでも体を動かす瞑想会はたくさんあるのですね。
EngawaYogaでしばらく開催させて頂いていたYoggy&Bozu(通称よぎぼず)では、ヨガと瞑想がセットでおこない、心身共に深めるクラスでした。
それは体と心が相関しているからこそのクラスでした。
別にタバタではなくとも良いのです。
ヨガでも良いのです。
簡単なストレッチでもランニングでも良いです。
少し動かして、体の流れをととのえてから瞑想をすると、また格段に変わります。
そして、タバタくらい激しく動かすと、また瞑想の深まりもちょっと変わることを実感しております。
疲れすぎてグッタリということもありますけれど…
試してみるのも面白いです。
何よりタバタは、体の「サビ」が取れるという感覚があります。
面白いですよね。
是非お試しください。
もしくはEngawaYogaで「一緒にやろうよ」って声かけてください。
あまりの辛さに、私もKiyoshiも「ええ~」ってなるかもしれませんが、
言われればちゃんと一緒にやりますので(笑)
終わりに
不定期ですが、まだまだ更新していきますので少々お待ちください。
「ヨガをより楽しめるように」
「瞑想がより起こりやすくなるように」
「日常生活の深刻さが減少するように」
ご活用頂ければうれしく思います。
それではより素晴らしい日々が送れることを祈っております。
・Kiyoshiの紹介 → Kiyoshiプロフィール
・阿里坊主の紹介 → 阿里坊主のプロフィール