瞑想を続けていくとエゴが溶けていかざるをえなくなる

MEDITATION-瞑想

瞑想が好きで続けております。

瞑想するといろんなことが起こってきます。

私はあまり映像を見るタイプではなかったのですが、はっきりと見える期間もやってきたりします。

面白いものです。

瞑想を続けていくと、体外離脱したような感覚も起こります。

これも瞑想をやっている人にとってはよくある話です。

こういった体外離脱のように外に意識が出るときにどうもエゴが引っ掛かるようです。

 

身体から出る

瞑想を続けていくと意識が身体からでることが起こります。

それが本当なのかはわかりません。

気のせいかもしれませんし。(瞑想の体験の多くは”気”のせいです)

自分の体験としては身体から意識体のようなものが抜け出ていると観じます。

ぼぉ〜としている人でもそれは起こるといいます。

要するにリラックスしてぼぉ〜としているのと瞑想をしているのとでは、意識状態や脳波はあまり変わらないということかもしれません。

オーラが見える人は、ぼぉ〜としている人を見ると輝いて見えるといいます。

ぼぉ〜としている人も瞑想状態になっているというわけです。

ということで、ボォ〜としている人も体外離脱してるのでしょう。(どっか行ってたかもというのは本当かもしれませんね)

瞑想での体外離脱は、自分の観念や常識に縛られるようです。

観念が強いと粘着質のように絡んできて、なかなか外に出られなくなります。

これがやっかいですね。

 

まずは、自分の持ち物を溶かす

自分の持ち物を溶かしていくことが瞑想の初期では起こります。

自分の持ち物というのは思考や観念ですね。

そういったものを溶かしていきます。

身体を緩めることで溶かすこともできますし、瞑想状態でもそれは起こります。

また現実的なことでもやるといいと思います。

要するに、捨てるということです。

断捨離ですね。

こちらにたくさん書いてあるので、チェックしてみてください。

リアルな物も観念や思い込みもとにかく捨てることが重要です。

参考記事:「モノを捨ててごらんなさい、まったく違う自分が現れます」という言葉にグッときた

参考記事:ヨギボズQA:全捨離をおすすめされていましたが、断捨離とは違うのですか?

 

自分を観察できるようになる

瞑想をしていると自分を観察することもできてきます。

自分をメタ認知する能力は上がってくると思います。

ある程度瞑想が進むとメタ認知をせざるを得ない状況になっていきます。

いろんな映像も見え始めるからです。

体外離脱してしまい、いろんな能力が求められるからです。

集中していく瞑想法もあります。

そういったことも結局はゆるめる瞑想でも必要になってくるのですね。

 

ゆるめていきましょう

瞑想の基本は緩めることです。

とにかく緩めていきましょう。

緩めていくことで瞑想がやってきます。

緊張していくことで瞑想が去っていきます。

瞑想は脱力の方向です。

道元禅師さんもおっしゃっていた心身脱落の境地ですね。

もちろん、そこまでいけなくて構いませんので、心身の緊張を解いていきましょう。

そういったことを瞑想会では話しています。

緩めることができれば、ひとまず完成なんだと思っています。

これからも緩めて参りましょう。

 

終わりに:何かを探しに放浪する必要はない

自分探しという言葉がありますが、自分はいまここにいます。

どこにもいません。

今ここにしかいません。

外に探しても意味がありません。

ただいま、という言葉がある通り世界もただ今に展開されております。

自分も世界も現実も今ここに展開されております。

目の前に起こっていることがあなたそのものです。

そこから逃げようとすることはできますが、逃げようとする現実という今ここが展開されます。

今にくつろぐことができると、落ち着いていけるのだと思います。