BORN TO YOG (ボーントゥーヨグ)は、運動量の多いヨガのスタイルの一つです。
ですので、ヨガで運動量を多めにやりたい人にはオススメです。
実際、そんなに運動量の多いヨガというのは少ないと思います。
かなりのレベルまでにいくヨガスタイルはあると思いますが、自由に能動的にやれるヨガスタイルは少ないと感じます。
BORN TO YOGはそもそもはダーマヨガをルーツとはしておりますが、直接は関係ありません。
名前もBORN TO YOGであり、YOGAではなくYOGになっております。
BORN TO YOGの特徴は、アサナに特化したクラスであるということです。
逆転のポーズや後屈のポーズが多いのも特徴です。
アサナを楽しく、自由に深めていくヨガクラスとなります。
大きくダイナミックにヨガクラスを受けたい人はオススメです。
アサナは、ひとまずはしっかりとやった方がいい
アサナは、ひとまずはしっかりとやった方がいいと思っています。
「アサナばかりやっていてもしょうがない」というレベルまでアサナをできる人は殆どいません。
アサナばかりを極めていく、そもそもそんなに時間ないですよね。
アサナは呼吸や瞑想の土台にもなります。
アサナで呼吸も深くなります。
アサナで鍛えた身体が深い瞑想時に必要な体力を補ってくれます。
ですので、アサナがただ好きにせよ、呼吸法が好きにせよ、瞑想が好きにせよ、アサナをそれなりにやっておくに越したことはありません。
事実として、呼吸法、瞑想、オーラなどアサナで身体を整えることが必要です。
BORN TO YOG (ボーントゥーヨグ)はアサナ至上主義を謳っておりますので、安心してアサナを楽しんで頂ければと思います。
身体をしっかりと使ってあげるとスッキリもしますよ。
参考記事:ヨガや瞑想を淡々とやることができたらいいし、それもまた一つの選択
胸を開こう、とことん動こう、逆さになろう
BORN TO YOG (ボーントゥーヨグ)はヨガのアサナの中でも後屈のポーズも多めにでてきます。
後屈というのは反っていくポーズですね。
前屈の逆です。
ブリッジとかそのままですよね。
![](http://engawayoga.com/wp-content/uploads/2017/11/dc0191ef0b216a4e2e544c5779c02d78.jpg)
カピアサナ(猿のポーズ)も胸を開いていきます。
![](http://engawayoga.com/wp-content/uploads/2018/10/engawayoga-asana20181002-4.jpg)
BORN TO YOGには、こういった後屈も多く出てくるので、胸をたくさん開きます。
胸は開いておりますか。
パソコンをやっている時も、スマホをやっている時も人は胸を閉じています。
ぎゅっと縮こまっていますよね。
胸が閉じているのです。
胸が閉じれば呼吸も閉じていきます。
肋骨の周りが動かないと呼吸も浅くなってしまいますのでね。
胸を開くことはものすごく大事です。
胸も閉じて、呼吸も浅くなっていくと身体へも変調をきたすことでしょう。
様々な病気の原因に「呼吸ができていないこと」が挙げられたりするぐらいですからね。
呼吸をしましょう。
そのために、身体を動かして、肩周りも首回りも、お腹周りも、口も動かして、そして胸を開きましょう。
胸を開くためにもBORN TO YOGオススメですよ。
それに運動も不足していますよね。
運動不足になってきている
現代人は本当に動かなくなってきました。
1日中オフィスで座っているというのは死亡リスクも罹患リスクも上げることでしょうし、一方で幸福度は下げることでしょう。
座りっぱなしというのは、死亡リスクも罹患リスクも効率よく上げる方法をとっているぐらいですよね。
1日中座って、一気に病気にならない程度のストレスをかけ続けて、お昼ご飯はそのストレスでたっぷり食べてしまったり、逆に偏食になったりして、人間関係の温かみから数値で測る関係性に移行させて、ヒエラルキーをゆるく作り、能力で人の価値を測り、パソコンに向かっている時間が増えて会話を減らし、行き帰りは満員電車に揺られる。
やばいですよね。
ここまで酷い人はいないと思いますので、かなり脚色はしておりますけど、気をつけないといけません。
私もシステムエンジニア時代はそんな生活を送っていた時もありました。
ヨガがどうこうではなく、現代は運動が少ないですね。
運動量を確保するのは人間的営みをする上でもとても大事に思います。
休みの日などは運動しておりますか。
10分も歩かない人もいますよね。
買い物に行けばそこそこ歩くかもしれませんが、いくつか回っているだけで疲れてしまう人もいます。
人酔いというのはあると思いますが、人がいなくても歩いているだけで疲れてしまう人がいます。
歩けなくなったり、走れなくなるというのは生命としても危機です。
運動はしたほうがいいです。
その点でも、BORN TO YOG(ヨガ)に出会っていた良かったと思っています。
ヨガは呼吸を深くしますよね。
しっかりと呼吸をしていきます。
運動も全身全て使います。
身体の前も後ろも、体幹もすべて使っていきます。
筋肉を鍛えるようなポーズもありますし、柔軟を高めるポーズもあります。
そして、リラックスして落ち着けるポーズもあります。
普通のヨガ教室では逆転のポーズはほとんどありません。
ヨガの先生が、ジムやスタジオで逆転をやると怒られると聞きます。
生徒さんからのクレームもありますし、オーナーさんからも注意受けた先生も多いです。
BORN TO YOGでは逆転のポーズもしっかりとやっていきます。
頭頂のを刺激することで色んなエネルギーが開いていきます。
脳への血流も増えていき、ある程度の圧もかかりますので老廃物も流れるといいます。
頭もスッキリします。
ヨガって面白いです
ヨガって面白いのですよ。
アサナを通して身体もできてきますし、そうやって身体ができてくると瞑想にも変化が起こります。
身体から変化させていくというのはとても大切なことですね。
先ほども書きましたが、運動量をある程度増やさないと身体は出来上がりません。
ヨガのポーズを総合的にやっていくことでバランスよく使っていけます。
前屈、後屈、ひねり、逆転とどんどん出てきます。
柔軟性も高まります。
筋力も上がってきます。
ヨガでは、インナーマッスルを使わないとキープが難しいポーズが多いので内側から力がついてくる感じがします。
もちろん呼吸も深まります。
呼吸法のトレーニングは必要です。
ですが、呼吸法のトレーニングをしている時間だけ呼吸をしっかりとしていればいいわけではありません。
24時間が呼吸法をやっているような深さと広さとスムーズさが必要なわけです。
そのために呼吸法があり、アサナがあるわけです。
そうやって培った身体で精神的にも”ヨガを24時間体現”できるようになっていくのだと思います。(私もまだまだでございます)
終わりに:海岸で深呼吸するように生きる
![](http://engawayoga.com/wp-content/uploads/2018/09/engawayoga-sayaka-bty-20190922-02.jpg)
普段はどんな気持ちで生活をしているでしょうか。
私は海岸で深呼吸するように生きています。
と言いたいです。
なかなかそこまで爽やかにスッキリとは生きておりませんが、そのような気分で生きられるといいなと思っております。
私は人に合わせるのが苦手ですので、自分の好きに生きております。(だからそういう作家が好きになります)
良く言えば、あるがままというものです。
ヨガと出会って、そしてBORN TO YOGというヨガメソッドに出会って、身体が本当に変わりました。
今までとは全くことなる身体感覚で生きております。
別人に変わってしまったように、可動域も呼吸も声も気持ちも歩き方も変わったと思います。
ここまでくるのに幾ばくかの時間はかかっておりますが、それでも費やした分以上は回収しているぐらいに心地よい身体になりました。
まだまだアサナへの探求というほどはやりきれておりませんが、もう少しこのヨガというものと仲良くやっていきたいと思っております。
習得することはたくさんあります。
こういったことは体験しないとその奥深さはわかりません。
説明ということが成り立たない。
その人にしか訪れないことを話しているからですね。
情報として伝達することはできますが、伝達したいことは情報ではなく体験です。
話してもどこまで行っても情報だけになります。
だから、これを機にやってもらいたいと思います。
瞑想もそうですね。
ただ座っているだけというのも意味不明ですね。
私は見える世界を信じています。
そして、それと同じくらいに見えない世界も信じています。
どちらかだけを信じることができません。
これは私の考えなので、別に同意をしてもらう必要はないのですけど、見える世界と見えない世界が支え合っていると思っています。
だから身体とか自分の身体感覚は信じています。
それと同じくらいに瞑想の体験も信じているのです。
・補足
BORN TO YOGと私が出会った経緯はこちらに簡単に書いてあります。
参考記事:BTY創始者の佐藤ベジさんの記事がヨガジャーナルonlineにアップされております。それに伴い私の所感やベジさんとの関係を書いてみます。【ヨガインストラクター日記ブログ】Kiyoshi vol48