ハンドスタンド(倒立)やっておりますか。
まったくやってない人からしたら「そもそもハンドスタンド、倒立なんてやってないし」ということで、意味不明の質問でしょうが、BORN TO YOGというヨガメソッドを教えておりまして、そのBORN TO YOGのクラスではハンドスタンドが必ずと言ってもいいくらいに登場します。
ハンドスタンドをするためのコツやハンドスタンドのやり方はこちらの記事にまとめました。
参考記事:倒立(ハンドスタンド)の練習方法とやり方(写真多め)
参考記事:倒立のコツ8選(逆立ちチェックリスト)
やり方やコツはある程度書きましたので、今度は身体や脳への影響や効果のようなものを書いてみたいと思います。
主観もかなりありますので、そのあたりも考慮の上で読んでみてください。(むしろ主観だらけです)
ちなみに私が特に好きな効果は三つ。
- 体感覚が冴えていく
- 何かいいことが起こりそうな気がする
- 体中の細胞が元気になる(と思う)
こちらの3つの効果が好きですね。
もくじ.
倒立で人生が変わる
いきなり思いっきり主観で書きます。
倒立をやることで人生が変わります。
これは本当です。
以下にもいろんな効果を書きますが、人生が変わることに実は倒立がつながっております。
「なぜ、倒立、ハンドスタンドをすることで人生が変わるのか?」と聞かれましても実はうまく答えることができません。
「おいおい、なんだよそれ」という観じですが、実際にうまく説明できません。
それでも、なんとかうまく答えることができないことを書いていきたいと思います。
人というのは出会いという中で変化します。
人との出会い、物や事との出会いで変化します。
今までにハンドスタンドをして生きてきましたか。
生きてきていないですよね。
体育でやったことがあったり、部活や今趣味でやっている人など特別な人しかハンドスタンドをして生きてきていないと思います。
ということは、実際にハンドスタンドに人生を変える力があったとしても、ハンドスタンドに人生を変える力があることには気づけていないのです。
それを体験してほしく思います。
ハンドスタンドをするにあたり、練習が必要です。
筋力も必要ですし、バランス力も必要です。
呼吸を深くしていく必要もあります。
いろんなことを身体を通して変更させる必要があるわけです。
いろんなことで身体を変化させることが、出会いを呼ぶわけです。
様々な想像のつかない出会いを呼んでいき、そこから人生が開いていき、思わぬ楽しいことにも出会っていくのです。
身体が変わると人生が変わります。
呼吸が変わると人生が変わります。
そのはじめにハンドスタンドでもいいのではないかということです。
いかがでしょうか。
倒立で逆になるので内臓に効く
普段の直立だと内臓が徐々に下がってくるそうです。
筋肉で支えているとはいえ、内臓は下がってきます。
内臓は非常に大事で、腸内環境が性格を決めているということもわかってきているそうです。
また、腸壁がそのまま肌と一緒の状態だとも聞きます。
内臓が重力で引き上げられることによって活性化していきます。
臓器系全体が活性化するらしいので、ハンドスタンドはオススメです。
長時間しないといけないということも言われますが、まずは少しずつ倒立に慣れていけばいいと思います。
全身の血流をよくする
ハンドスタンドは全身運動です。
上半身だけ使うと思いきや、上半身だけではありません。
全身を使ってバランスをとります。
全身でバランスをとらないと止まれません。(当たり前ですね)
ハンドスタンドでは全身を効率よく使っていくことでバランスを保ちます。
全身を使える運動はあまりないので効率もよいと思います。
全身を逆さにしてバランスを保っていき、細かい筋肉を使っていくので全身の血流がとってもよくなります。
倒立から直立に戻った時にも「すぅ〜」と血液がまた逆さに戻って流れていくのを観じます。
やれば全身を使っている感覚もわかると思います。
ハンドスタンドをやると痩せる
全身運動をしていくので、痩せていきます。
バランスを保つことで細かい筋肉も使います。
今までに使ったこともない筋肉も使っていることでしょう。
逆さでバランスを保つのは最初は大変ですが、その分いろんな筋肉を総動員しているので熱量も消費されていくことでしょう。
大きな筋肉を使うのが効率よくダイエットするコツでもありますが、細かい筋肉を総動員するのもダイエットになると観じています。
実際にハンドスタンドをすると痩せていく人が多いです。もちろん主観ですが、オススメです。
ハンドスタンドは特に脳への血流を促進する
ハンドスタンドや逆転系のポーズは脳への血流をよくします。
逆さになるのですから当然ですね。
脳への血流が上がるとかなりスッキリします。
脳も働いてくるので、思考力や判断力もアップすることでしょう。
圧迫がどれぐらいかはわかりませんが、脳機能の向上に効果が期待できると観じます。
体操選手ほどに倒立ややりませんので、やりすぎによる逆効果も今のところありません。
ですのでいつでも気が付いた時に倒立をしておくと脳への刺激となりいい感じです。
ただし、お酒を飲んだり持病がある方はご注意ください。
脳への圧が高まりすぎると危険な人もいますので、自己責任で判断ください。
体幹ができる、育っていく
ハンドスタンドでバランスをとるのに体幹が必要です。
倒立練習をしていると体幹がある程度ついてきます。
壁を使ってもいいので長時間止まる練習もとても有効です。
どうしてもお腹が抜けてしまう人がいますが、そこをグッといれていきましょう。
腕立て伏せの状態でお腹を落とさないようにキープするような感覚で倒立もやっていくと体幹が育っていきます。
綺麗にバランスをとっていると体幹が出来上がってきます。
倒立も効率が良いと観じます。
ハンドスタンドをすることで骨が強化される
ハンドスタンドにおいて、負荷が上半身の骨にも与えます。
負荷を与えることで当然、骨を強化もします。
全身のバランスを保ちながら、しっかりと手や肘や肩で押し込んでいきます。
ハンドスタンドでは思いっきり押し切るのがポイントです。(押し切るというのがわかりにくい場合は伸ばし切るでもいいですね)
そうやって押し切っていくことで、関節にも刺激を与えていきますので骨ができてきます。
壁倒立などの練習もBORN TO YOGではいれているので、さらに効果的かと思っています。
骨の強化を目的にしてもつまらないので、もちろんハンドスタンド自体を楽しんでください。
副次的な効果はデザートみたいなもので、メインディッシュではありません。
骨だけでなく他の効果も同様です。
倒立を遊び感覚でやってみてください。
楽しいですよ。
体感覚が冴えていく
体感覚は観じられておりますか。
大感覚をほとんど観じない人が多いと思います。
倒立でバランスをとっていると体感覚も養えてきます。
色んな箇所に意識を向けてバランスをとるので身体の感覚にも意識が向いていきます。
手がどうなっているのか、足がどうなっているのか、腰はどうなっているのか、などなど場所への意識も上がってきます。
そうやって意識が向いていくことで体感覚が冴えていきます。
体感覚というのは人にはとても大事なことなのですが、かなりおざなりになっている印象があります。
体感覚がわかってくるだけで、自分が何にワクワクしているのか、何にエネルギーを奪われているのか、何をすると気持ちが上がるのか、何をしていくことが役割なのか、色々と判断ができるようになっていきます。
自分の身体を通していろんなことがわかってくるのです。
体感覚は生き抜く上でも、楽しく人生を全うしていくのにも非常に大事です。
倒立するとストレスが解消される
スタジオで仕事をしている時などでちょっとストレスがかかって来た時に、サクッと倒立するとストレスが減ったりします。
ストレスを緩和するような機能も倒立にはありそうです。
実際に、簡単にですがインターネットで検索するとそのような記事もでてきます。
どこまで信憑性があるかはわかりませんが、ストレス自体の軽減になるように私には観じます。
ストレス軽減は運動すること自体の効果である可能性もありますが、とにかく倒立でストレス減少の結果はでます。
慣れていると楽しく倒立もできます。
サクッとできるようになってみると結構便利な効果です。
ピンチャマユーラアサナでも似た効果があると観じます。
参考記事:ピンチャマユーラアサナの練習方法とやり方(写真多め)
個人的にはストレス解消には倒立の方が好きですね。
ぜひ、試してみてください。
逆さの視点で発想が湧きやすくなる
逆さになることは日常生活はまずないと思います。
子供の頃はタンスや壁に足を伸ばして休憩したりすることもありましたが、今ではそうやって休憩することも少ないと思います。
逆の視点を持つことで脳が勝手に発想が浮かんできます。
「視点を変える」ということをいいますが、文字通りに視点を変えていくのです。
すると勝手に発想が湧いてきます。
倒立中に「あ!」とアイデアが湧いてくることが時々あります。
視点を変えたり、いったん思考を脇に置いておくことによる効果かと思います。
思い悩んだ時は倒立オススメです。
逆さ視点で空間把握能力が増す感覚がする
空間の把握能力はとても大事です。
色んなスポーツで必要な力です。
日常生活でもその点は一緒。
能力が高い方が色々と楽しい日常を送れると思います。
倒立している間は身体がどこにあるのかを目で見ないで把握します。
自動的に身体が留まろうとする場所とバランスのとれる場所は異なってきます。
だからいろんな微調整をしていくのですね。
そうやって身体運用と空間把握力などの能力が上がっていくのだと思います。
将来はスラックライン上でも倒立ができるようになりたいですね。
この写真は初めてスラックラインをやった時の写真です。
まずは倒立を極めるところからですね。
クリエイティビティが上がる
倒立でクリエイティブになります。
普段逆立ちなんてやりませんよね。
新しいことをすると何か発想がでてきます。
普段やらないことをやるだけでもクリエイティブになっていくのです。
逆立ちだと平行感覚や身体感覚も変化します。
変化するのですから、今までと同じ発想でいられるわけではありません。
脳もそのように勝手に普段とは異なる回路になるはずです。
自ずとクリエイティブになるというわけです。
逆立ちオススメです。
あり方の変化が起こる
身体とあり方というのはかなり関係していると思います。
身体が変化するとあり方も変わります。
先ほどの体感覚と一緒で、気分のいい身体、動ける身体、柔軟な身体だとあり方にも変化が起こってきます。
倒立ができる体になると、できない身体とはあり方も変化すると観じます。
あり方が変われば起こってくる現象も変わってきます。
ハンドスタンドをマスターしてあり方のチェンジしていくのも面白いと思います。
参考記事:BORN TO YOGでは、平均点を狙いにいっても意味がない。フォーカスせよ。
人生が楽しくなる
ハンドスタンドをやると人生が楽しくなります。
ハンドスタンドをやっているのを見ると自分もやりたくなりませんか。
むずむずして来ませんか。
思いっきり体を動かしたくなりませんか。
そうやって身体を思いっきり使ってあげるとエネルギーが高まります。
エネルギーが高まると楽しい出来事に出会いやすくなります。
楽しい人にも出会いやすくなります。
そうすると人生はどんどん楽しくなっていくのです。
ハンドスタンドが全てではありませんが、そうやって身体を動かして新しいことにチャレンジして身体を解放して上げると人生はどんどん楽しくなります。
何かいいことが起こりそうな気がする
人生が楽しくなるに続いての感覚なのですが、倒立をしていると何かいいことが起こりそうに観じます。
倒立ができるようになった前後で、運も変わっていると観じます。
直接的にハンドスタンドで変わったかどうかはわかりませんが、ハンドスタンドができるようになるぐらいに倒立の練習を積み重ねていき、BORN TO YOGの練習も積み重ねていったのが運が変わっていっている原因かと思います。
体幹も鍛えられますし(先ほど書いた通り)、全身の運動にもなります。
バランス感覚も養われるので、そういった体をもって行動すると何かいいことが起こりそうなのです。
倒立をやっていくとその辺はわかると思います。
楽しい感覚があります。
引き寄せていくことも起こりそうです。
これからも楽しみです。わくわく。
体中の細胞が元気になる(と思う)
全身を使っていくのと、脳との連携が起こるのと、普段やらない動きを思いっきりやるのが相まって細胞が活発になると観じます。
これも主観です。
ですが、本当に細胞が反応していく感じがするのです。
倒立をやったことがある人はわかると思います。
細胞が”ぶわ〜”と開いていく感覚がします。
ヨガのブリッジやシールシャアサナ(頭倒立)でもそのような感覚があります。
上の写真がシールシャアサナ(頭倒立)です。
この時も細胞が活発になる感覚があります。
ただ、ハンドスタンドの方が細胞の活発化は激しい観じがします。
まずはハンドスタンドをチャレンジしてみてください。
細胞も37兆個もあると言われています。
それらの細胞すべて活性化されたら元気になりそうですよね。
ぜひ、ハンドスタンド取り組んでみてください。
終わりに:始めることが人生を決める
何事もスタートすることで、動き始めます。
何もしないところに、何も起こりません。
行動すると新しい現実が現れてくるのです。
ですから、まずは一歩踏み出すことです。
試してみることです。
今の一歩が新しい世界へとあなたを導きます。
まずはスタートすることです。
倒立やハンドスタンドも始めることで、できるようになります。
簡単なところからで大丈夫です。
30秒でもいいし、週に2回だけでもいいです。(1週間にハンドスタンドの時間が1分だけですけどいいのです)
まずはきっかけを作ることです。
倒立は子供だとすぐにできてしまいます。
実は倒立は難しいものではないということですね。
始めると少しでも上達します。
ハンドスタンドも最初は怖いかもしれませんが、続けていくことでできるようになり、止まるようになっていきます。
まずは始めてみましょう。
楽しいですよ。
興味のある方はBORN TO YOGクラスにでも遊びにきてください。