ホットヨガというヨガのジャンルがありますが、身体への影響はどうなのでしょうか?体に良いのかわかりません。【ヨギボズQA】

ヨガ

ヨギボズQAとはEngawaYogaオーナーKiyoshiと高野山真言宗の阿里僧侶が読者の質問に対して回答したもの(ヨギーとボーズの回答集)となります。

その場のノリに任せて回答しておりますので至らない点や少々眉をひそめる回答もあるかもしれません。

寛大な心でお読みいただければと思います。

ヨギボズQAの回答集は以下にございます。

ご興味があればご覧ください。

では今回の内容をどうぞ。

 

質問:ホットヨガというヨガのジャンルがありますが、身体への影響はどうなのでしょうか?体に良いのかわかりません。

来ましたね。ホットヨガについての質問。

わたしのクラスはホットヨガではないので、ホットヨガについてどんどん書いても問題ないですよね。

ちなみに、生徒さんでホットヨガに通っている方がいらっしゃいます。

実は、わたしも行ったことがあります。

そんなホットヨガですが、いいのか悪いのか、沢山行っていいのかを書いていきたいと思います。

それでは、以下のヨギーと坊主の回答をご覧下さい。

 

回答:好きにすればいいが、通えばわかりますし頻度がポイントに思います。 BY KIYOSHI

LAVAに行ったことがあると前にどこかで書きましたが、LAVAだけでなく、ヨガプラスもビクラムヨガもやったことがあります。

結論は「ホットヨガは、たまに通うならいいかな」というものでした。

もう少し詳しく書いていきますが、ビクラムヨガは確かに”腰”に良かったのを記憶しております。

専門的なことではなく、感覚的に答えてますのでご了承ください。

まずはご自分が体験されて、その感覚を大事にするのがよろしいと思います。

 

ホットヨガのメリット

巷にはホットヨガのメリットがたくさん掲げられています。

例えばだけでもこれぐらいあります。

  • 骨盤調整ができる
  • 骨や筋肉全体のバランスがとれる
  • 内蔵機能を向上される
  • 美肌やアンチエイジング
  • 体力増強
  • ダイエット
  • スポーツでの不パフォーマンス向上
  • 集中力アップによる勉強や仕事の効率アップ
  • 骨が丈夫になる
  • 心と身体のバランスがとれる
  • デトックスされる

ほとんどヨガのメリットでもありますね。

ヨガや心に関しては、いろんな記事を書いておりますので読んで頂けるとよろしいのですが、ここに書いてあるメリットを鵜呑みにする必要はありません。

すべては結果であり、ヨガをする本来の目的は「心の働きを止滅する」ためだからです。

実際に、これらの効果を得られる可能性はありますし、人によっては実際に体験している人もいることでしょう。

それはあくまでも結果です。

ヨガとは生きる知恵と力を高めるものだと思っています。

これらのメリットに縛られるのは生きる力の減少となります。

ご注意ください。こだわりは少ない方が身体も心も身軽になります。

 

実際に行った体験としては、汗をかくのは気持ちがいいということ

正直なところ汗をかくのは、とても気持ちのいいものでした。

また、ビクラムヨガは腰回りを”抜く”のに結構良かったです。

家でもビクラムヨガでやったアサナを取り入れたりしておりました。

汗をかくのはデトックスになりますよね。これは常温ヨガでは味わえないですね。

それは認めます。汗をかくのは気持ちがいいですしデトックスになりますが、少々身体への負担がきつかったです。

全然体力的にも精神的にもいけるのですが、ホットヨガを続けていった先に心地よいワクワクしたヨガ人生を送っていることを、わたしはイメージすることができませんでした。

KIYOSHI
ビクラムヨガのシークエンスは鍛えるものが多く、ストレッチが殆どなくて、こういうヨガもあるのかと唸ってました。

 

試しに行くのはいいが、毎日通うのは違う気がする

正直なところスッキリはあるのですが、毎日通ったり頻繁に通うのは厳しいと思います。

身体への負担が多いのではないでしょうか。もちろん仮説です。わたしの勝手な仮説です。

もしかすると、科学的に証明されているのかもしれません。

ですが、わたしが通った感想としては、時々デトックス変わりに行くという程度です。

わたしがヨガに求めているものが、そこではないからですね。もちろん、これもわたしの勝手なヨガへの思いです。

ですので、ホットヨガにも意味があるので興味を持った方は行かれていいと思います。

 

おわりに:私はホットヨガには通っていないが

ビクラムヨガへ初めて行った時に、正直面白いとは感じました。キャンペーンで3回通いました。

クラス終了後にビクラムヨガの世界大会に出場しませんか、一緒に練習しませんか?と誘われました。

その頃は、わたしも頭がかたく「ヨガで大会とかありえない」と断ったのを覚えています。

ヨガを多くの人に知ってもらうためのただの仕掛けなのに、ちょっと真面目で硬かったなぁと反省しています。

ビクラムヨガの決まったシークエンスはアシュタンガヨガのシークエンスを、本当に真逆にしたんじゃないかという面白いシークエンスです。

通うことはないと思いますが、たまになら遊びに行きたいなと思う今日この頃です。

人により相性はあると思います。ホットヨガは毎日通うものではないですが、汗をほとんどかかない生活をされている人は週に一度ぐらい行ってみてもいいかもしれませんね。

 

補足:学びとは、そもそもわからないことを学ぶこと

engawayoga_20151215_3ホットヨガだけでなく、学びの対価が細かく書かれていると、興味が薄れてしまいます。

こんなにサイトに色々と書いていて、このような発言をするのはおかしな話しなのですが、学びとは等価交換ではないから仕方のないことです。

商業取引を否定したいのではなくて、そのような学びの発動を期待することができないところには、自然と足が向かないようになっているみたいです。

学ぶ力というのは、意味のわからないものに対して「これは学ぶ対象である。私の人生において大切になる何かを有している」という何とも言えない直観を感知する力です。

学ぶ力を高めていき、潜在的なものを見いだしていくという対象こそが、心惹かれる対象になるのです。

とはいえ、体験しないことはわからない、ということでホットヨガも他のヨガも、いろんなことを体験はしております。

自動車学校の教官というのがいますね。この人たちのことを教習所に通う生徒たちは「先生」と呼びますけれど、この人たちは果たして「先生」でしょうか?  たしかに、彼らは自動車運転技術というたいへん有用な技術を教えてくれます。

でも、この教官たちに敬意を抱いたり、「恩師」と呼んだり、卒業後にクラス会を開いて昔話にふけった(「いやあ、キミはほんとにS字とクランクが下手だったね、わはは」)というような話は、あまり聞きませんね。卒業した瞬間に、みなさんは教官の名前も顔さえおそらく忘れてしまうのではないですか。

自動車運転技術や交通法規はまちがいなく有用な知識や技術です。それを伝授してもらったのに、どうしてみなさんはそれを与えてくれた人を尊敬することができないのでしょう?

先生はえらい (ちくまプリマー新書) 内田樹

ヨガに対しては、わたしは教える立場ではありますが、人生を通しての学びの対象なのです。

「先生はえらい」って知ってましたか?

 

回答:あれ?この質問ってヨギボズQAなの? BY 阿里坊主

あれ?この質問ってヨギボズQAなの?

自分はヨガ詳しくないし、それどころかほぼKiyoshiのYOGしか受けたことないのだけれど… とか思いつつも、折角なのでノリでそのまま答えてみようかと思います。

 

ホットヨガは身体に良さそう

私はホットヨガを受けたことがありません。

だから身体への影響や、体に良いのかどうかも全くわかりません。

どうなのでしょうね?体には良さそうな雰囲気はありますけれど。

良さそうと言ったら、おおかたのヨガは「体に良さそう」です。そして良さそうだなんて言ったら、おおかたの瞑想も「心に良さそう」ですね。

 

物事には良い面と悪い面がある(ヨガも瞑想もホットヨガに対しても一緒)

しかし、おおかたの瞑想も「心に良さそう」ではありますが、実は悪い面もあります。(もちろん良い面もたくさんあります)

瞑想は決して「万病に効く特効薬」ではありません。

瞑想をする時には、気を付けないといけないこともあります。

そういうことからも、瞑想を「心に良さそう」と手放しで賞賛することはできない部分があることは事実です。

物事には良い面と悪い面があります。これはどんなことにも言えると思います。

もちろんホットヨガにも、良い面はたくさんあると思いますが、同じく悪い面もきっとあるのではないでしょうか。

 

もし「みんなが良い」と言っていれば、それは良いものなのか

このサブタイトルで私の言いたいことが伝わっているかと思いますが、やはり自分がどう思うかどう感じるかだと思います。

あなたが受けてみて身体に良ければ、ホットヨガはあなたに良いのだと思います。

だけれども、あなたが良いと感じているのにも関わらず、この記事で「やめとけやめとけ!あんなの!」って書いてあったとして、それで考え直してやめてしまうのだとしたら、それは悲しい話ですね。

やはり自分が受けてみるのが一番です。そして、どう判断するか自分の感覚を大事にするのが一番です。

人の評価ももちろん大事です。参考になります。

参考にした結果として、新しく活動や感覚が生まれるのはとても良いことですが、

逆に活動や感覚が制限される理由にはなりません。

しっかりと感じて考えていかないと、それこそただ情報を食べて生きているだけになってしまいます。

 

物事はただそこにある

腸活という言葉を最近よく耳にします。私も一年くらい前から真剣に取り組んでます。(私がKiyoshiに語りすぎて耳がタコになっていると思います)

腸活で注目されるのが腸内細菌ですが、その中でも善玉菌と悪玉菌なんて言葉があります。

腸内活動に有益だと善玉菌で、有害だと悪玉菌なんて分けられたりしてますが、よくよく考えてみるとこちらの都合で勝手に言い分けているだけであって、どちらも同じ腸内細菌です。

ただいくつか性格があるという菌なだけで、ただ腸内にいるというだけです。

同じように、物事はただそこにあるだけです。

良いことも悪いことも、誰かが決めて区別しているだけなのです。

それは自分が決めているのか、それとも顔も知らない他人が決めているのか。

その良いことが、自分にとって良いことなのか、それとも違うのか。

そもそも、良いこと悪いこととは何なのか。

そんなことに頓着せず、物事はただそこにあるだけなのです。諸行無常、諸法無我です。

 

今度ホットヨガ受けてみます

さて、受けたことのないホットヨガについて、よくもここまで好き勝手書けたなという感じではありますので、(ホットヨガ関係者さま本当にごめんなさい)これも何かのご縁ですので、今度受けてみることにします。笑

ari
この記事のTOP画像は何故ワンちゃんなのだろうか・・・?

 

 

終わりに

不定期ですが、まだまだ更新していきますので少々お待ちください。

「ヨガをより楽しめるように」
「瞑想がより起こりやすくなるように」
「日常生活の深刻さが減少するように」
ご活用頂ければうれしく思います。

それではより素晴らしい日々が送れることを祈っております。

・Kiyoshiの紹介 → Kiyoshiプロフィール

・阿里坊主の紹介 → 阿里坊主のプロフィール