地道という言葉が好きですか。
最近はあまり聞かなくなりましたが、地道にやることは私は好きです。
むしろ地道やっていかないと、うまくいかないことに取り組みたいと思っています。
小さな積み重ねでしか遠くへはいけないのです。
地道、泥臭くて嫌いですか。さっさと結果が欲しいですか。
ヨガインストラクターをやっていると気づくことが沢山あります。
その中でも「地道にやっている人は高評価が続いている」なということ
わたしも地道にやっていこうと思いました。
地道への道(?)を少し書いてみたいと思います。
ヨガインストラクターの地道がどこへ向かうのか、楽しんでいきます。
地道ってどんな道なのか
地道というのは、淡々と続けるような道のことです。
淡々と今、やるべきことをやっていくことです。
淡々の淡というのは、ほとんど味のしない三杯目のお茶のことを言うのだと聞いたことがあります。
うろ覚えなので四杯目かもしれません。
その味の無いお茶を楽しむことが大事なんだとお茶の世界ではいいます。
淡々と生きるというのは、味の無いお茶さえも味わえる人間になる道ということです。
楽しいことやテンションの上がること、もしくはその逆のことが目白しの世の中です。
幸せなことから事件や悲惨なことまで毎日のようにニュースも体験もされていると思います。
そういう世界を生きる上で淡を味わうがごとく生きるのが地道なのだと思います。
地道は工夫をする道でもある
淡々と生きる道が地道と言いました。
では、すべてを受け入れて何もしないようなことを感じた人もいるかもしれませんが、何もしないわけではありません。
工夫も淡々としていく道だと思います。
野球選手で言えば、毎日毎日、血が滲むような練習と努力をされていると思います。
まさに淡々とやられていると思います。
その練習メニューをいつも同じにするのではなく、何度も何度も試行錯誤を重ねて創意工夫をいれていると思います。
時には専門書を紐解いているかもしれませんし、同僚から先輩、監督やコーチ、体の専門家に聞いてバージョンアップを積み重ねていると思います。
仮説と検証を繰り返して発展させていっていると思います。
それを淡々と続けているということです。
それが地道です。
地道にいくと高評価が続く
地道は工夫しない道ではないと言いました。
むしろ創意工夫をしていく道です。
それを止めない道でもあります。
継続し続ける道です。
ヨガのクラスでも、この創意工夫を続けることはとても大事です。
淡々とやっていくなかで、どんどん成長できるように工夫をするのです。
ヨガクラスの質を高める努力を日々積み重ねていくのです。
闇雲にヨガクラスを運営するのではありません。
私は、ゼロメモを書いて復習と予習をしています。
A4の紙に横書き、箇条書きで書いていく手法です。
継続するのは当たり前として、さらにステップアップが必要なのです。
ヨガインストラタクーの地道な道は、ただただ継続してヨガインストラクターの仕事をこなす道ではありません。
創意工夫が必要であり、人とのつながりが必要であり、進化成長が必要なのです。
感覚で言いますが、地道にやっているヨガインストラクターさんは評価が高い傾向にあると思います。
ヨガをやったことがある人ならわかると思います。
何か特別なことを教えてくれるのとは別で、この先生いいなと思う先生がいることを。
そういう先生は深さがあるのだと思います。
ヨガインストラタクーならヨガへの深さ、向き合ってきた濃さ、そういったものが現れのだと思います。
地道な人には、人格者もいる
みんなから評価が得られなくても続けられる人というのがいます。
あなたの周りにもいますか、そういう人は。
すごいなといつも思うのです、誰かがやらないといけない仕事だけど評価されないし査定にも入らないことをやっている人を。
誰かが落としたゴミを拾うということもそうです。
気恥ずかしいさなど微塵も出さずに拾っているかたを見ることもあります。
ヨガインストラクターさんでもいます。
雑誌にもあまり出ないし、ワークショップも派手では無い。
でもとても素晴らしいことを教えている。
こういった成熟した大人になっていくことが、地道の道だと思います。
終わりに:シンプルにしていくことは地道を後押ししてくれる
シンプルはパワフルです。
シンプルは物が少ないだけではありません。
そこにパワーがあります。
シンプルであることは継続へは必須です。
地道を歩むためにも、物事をシンプルに整える習慣があるといいです。
世界は複雑です。
それは仕方ありませんが、それでも自分の人生をシンプルに整えることは可能です。
案外、シンプルに身の周りは整えることができます。
思考もシンプルにしていくことができます。
大量の情報や物があふれているからこそ、本質を見定めてシンプルにやっていきましょう。