前にもこのような意味の記事(テーマを持つことについて)を書いたかもしれません。
ですが大事なことなので、何度も書きますね。ヨガクラス中でも言ってますね、テーマを持って取り組むと良いですよと。
大事なことなので続けます。
もくじ.
テーマがないと、目線が動かない
テーマがあることで、新しい目線が生まれます。
カラーバス効果というのを聞いたことがあると思いますが、今日は黄色のものを探す、と決めるとそこら中に黄色のモノが現れます。
テーマも同じです。ピンチャマユーラアサナで「腰の位置を意識する」と決めた瞬間に腰が現れるのです。
断捨離でもいいです。断捨離しようと決めると、いきなりこれを片付けたいと思う物が目に入るのです。
そのようにして、テーマを設けると、そのテーマに引っかかる物事がインプットされてくるのです。
闇雲にやるよりも良いですよ。是非、テーマを持ってみてください。
成長を促すのはテーマがあるから
テーマは自分で決められます。
自分でテーマを決めるので、自らコントロールして成長への道を歩めます。
テーマがないと闇雲すぎて動けなくなってしまいます。
貪欲であれ、ということではなく、テーマを持つのです。
例えばスキーで山の上から滑り降りてくる時に、なんとなく降りないですよね。
「下半身の動きに意識を向けて滑ろう。さっきはあそこのターンでダメだったから、今回は重心を、、、」と考えますよね。それがテーマです。
テーマを決めることで、今との差がわかる
今やっていることに対してテーマを決めると情報が入り始めます。
すると、現時点での差が見えるようになります。
差が見えると修正がやりやすいです。差があるということは、そこに成長のヒントがあるということです。
改善できるポイントがわかるということです。
なんとなくやっているだけでは差に気付くことができます。
せっかくの情報が垂れ流しになってしまいます。
差というのは時には些細なものかもしれません。
ですから、余計にその小さな声に耳を傾けておく必要があるのです。
一点突破もあり
テーマを決めることで、集中が生まれます。
テーマを持つとは、選択と集中と言ってもいいかもしれません。
「成果を出す上で、一つだけ方法があるとしたら、それは集中する力である。」とピーター・F・ドラッカーさんも言っている通りです。
選択し、集中することで一点突破をしていきます。
あれもこれもと注意が散漫されていると物事をやり遂げることができません。
注意が散漫では成長も見込みにくいでしょう。
選択と集中したテーマに、何年も取り組むこともあるでしょう。一日プラクティスだけでなく、1年、10年と集中することもあるでしょう。
これこそが強みとなります。
ここで敢えて選択と集中というテーマを設けることで、一点突破していくのです。
テーマを決めることで起こるのです。
テーマの先へ
さらに進み。自分の枠から生み出したテーマを超えていきます。
テーマを決めることは、自分の中からしか起こってきません。
ですから、枠から外れたことをテーマにするのは難しいのです。
まずはテーマを決めて動き出す。
すると出会いも起こります。動きが生まれます。
そこで今までにないものとの出会いから、新しいテーマが出てくるのです。それが繰り返されテーマさえも超えていきます。
この先が、お任せの人生です。
「起きることが起こる。それ以外は決して起きない」
終わりに:本当の学びは自分ではどうにもできない
本当の学びは、学んだことをないことを学ぶわけですから、このように自分でテーマを決めていてはダメなのかというと、そうでもありません。
確かに自分の知らないことや出会ってない事への働きかけは、自分ではどうにもできないのですが、動いていないと”新しいもの”にぶつかることが出来ません。
犬も歩かないと棒に当たることができません。
運は動より生じるのです。
その為の一歩がテーマ選びです。ワクワクして楽しくなるテーマを選んでみましょう。
ワクワクした波動はワクワクする物事を運んでくれます。
自分の考え一つが起こるとき、それがどんな形態の回路とつながれて、自分の考えがその回路を流れ、どんな新しい認識を持つことになるかはわかりません。