先日、クラス前にかずさんこと、相原一博さんの『Kazuhiro Aihara Graphics Show 2015』に行って参りました。
→ かずさんのサイトはこちらです。 春十舎
個展に行っての率直な感想は「恐れ入りました・・・」ということです。かっちょいいのなんのって。
ガツンと胸に響くものがあり、私の生活やヨガクラスへ影響を及ぼし始めております。(それだけでも行って良かったです)
何よりも今回の一番の収穫は、かずさんが目の前で作品を生み出す現場を観れたことです。
これは嬉しかったです。少しですが、作品も含めて展示会の内容を紹介させて頂きます。
洗練ってなんだろう
洗練されているという表現がありますが、洗練ってなんでしょうね。
かずさんの作品が洗練されているから好きなのかはわかりませんが、そして洗練されているのかもわかりませんが(わたしが素人だから分からないということ)、前回のYOGフェスでもそうであった通り「展示をする」ということを聞いただけで足を運びたくなるのです。
これだけで、自分はかずさんの作品に思いが向けられているのだなって思います。
足を運ぶ理由としては十分ですよね。
なんか、観ていて感じたことは、「そぎ落とす時間」と「付け加える時間」と「熟成させる時間」、この三つの味付けがポイントなのかなってことでした。ぼんやりとですけど。
作品を観ていると昇華する
勝手な解釈ですが、作品を観ていると「もぞもぞ」してくるのです。
心がざわつくといいますか「おれも動こう!」みたいな気分にさせられます。
そういう作品ってありますよね。
作品が素晴らしいのはもちろんなのだけど、何かエネルギーが集まっているのか、思いが凝縮されているのか、観ているだけで、ふつふつとエネルギーが漲っていくのです。
今回はポスターが中心ということで、わたしの好きな部類の作品でもあるので、特にワクワクしておりました。
期待を裏切らない内容で、流石だと感じずにはおれませんでした。
世界コンペで入選も果たしているわけで、まさに世界レベルの作品です。
理由はともあれ、好きってことさ
どんなところが好きか、とかはあまり考えておらず、「次回の作品がみたい」という思いが既にあるということは、好きってことじゃん、ということです。
恋愛みたいな表現ですね。
ついつい、かずさんと話しこんでしまっていて、YOG×YOGの時間になっていたので、一緒に行ったみっちゃんと六本木の妙善寺へ向いました。もう少し観たかったですね。
カモフラ柄のYOGもあって、とても楽しかったですよ。写真をついつい撮ってしまいました。この画像は、携帯の壁紙にも使えます。使っています。
かずさんの仕事風景が観れてしまった
生で観るというのは大事なことです。
作品を生で鑑賞するのは、とても大事なことです。生でしか味わえないことが沢山あります。
音楽のLIVEに足を運んだり、ヨガのクラスを受けに行ったりするのは、生だからですね。何回も行くのは生だからで、DVDとは違うのです。
YOGのデザインがどのような活動で生まれていったのか気になるところですが、YOGのロゴなどは既に生み出されたものです。
今回、ラッキーなことに、デザイン(アート?)が生み出される瞬間の仕事プロセスを垣間見ることができました。本当にラッキーでした。
なぜそのような現場に立ち会えたのかというと、わたしのEngawaYogaロゴマークの相談をしたからです。
そして、なんとなんと、その場でちょこちょことMACで、かずさんによる編集が始まるではないですか。
興奮のあまり、写真を撮るのも忘れました。
「例えばね」とかずさんからの提案のもと、編集が加えられるロゴマーク。「EngawaYogaのコンセプトは、枯山水の、、、、」とわたしもかずさんへ提案していく。
そしてロゴマークが作られていく。すごい。レアですよね。アーティストさんの現場が観れるのは。嬉しかったです。
作品が生み出せれていく模様を観ることができたのが、今回の一番の収穫でした。大満足です。唸ってばかりでした。ごめんなさい。。
終わりに:三つの時間
「そぎ落とす時間」で贅肉が落ちていき、見た目もコンセプトもスッキリします。
「付け加える時間」で彩りも生まれて華やかになっていきます。
「熟成させる時間」で奥深さが生まれて不思議な魅力を放ち始めます。
わたしの開催するヨガクラスでも、この三つの時間を大切にしています。
今回の個展、本当に行ってよかったです。
大きな流れに乗れたひとつの出来事になりました。
かずさん、ありがとうございました。