「本棚を残すか処分するか?」をひも解いていきます。その1 インサイトマップNo.10

インサイトマップコラム

前々回まで4回にわたって「都心部に引っ越すか、郊外に居続けるか」、私の悩み、葛藤をインサイトマップで紐解いてきました。

その結果、必要としてくれる人に最大貢献をする、その人の進化、ステージアップを応援する、サポートする。

ご縁のある方の進化、ステージアップを応援させていただきながら、その方の進化ドキュメンタリーを特等席で観ることが出来て、かつ自分自身も更に進化、成長し続ける正のスパイラル環境を創っていく。

という自分の中の答えが出てきました。

単に「移動時間がもったいない」「満員電車は疲れる」という理由ではなく、真の叶えたい自分像を改めて確認することが出来ました。

今回からは、そこから更に前進している中で出てきた葛藤について、インサイトマップで紐解いていきたいと思っています。

 

先ずは断捨離

叶えたい自分になるために必要な環境を整えていく。

そのために「必要な場所、環境へ引っ越しをする」と決めた私は、都心部への引っ越しを決めました。

そして新たな環境を創るにあたって、先ずは不要なもの、「不要と思えるものは捨てよう、断捨離していこう」ということになりました。(関連記事:飛ぶ鳥跡を濁さずということで、ヨガスタジオの引っ越し前に断捨離・全捨離をするぞ

長く着ていない洋服やこの先使うかもしれない物で実際は使っていない物、過去に受けた講座の資料やノート、草野球をしていた時代のユニフォームなどなど・・・

順調に断捨離が進んで行きました。

そんな中でどうしても決断できないものが出てきました。

「本棚を処分するかどうか」ということです。

以前の私は年間100冊~150冊、漫画を含めると200冊以上は本を読んでいたんですが、今の仕事、「人を応援するを仕事にする」、カウンセリングやコーチングを仕事にすると決めてからは、本を読むことが減ってきていました。

人の感情や内面と向き合う為、先ずは「自分の感情と向き合う」ということをしているうちに、以前ほど本を読むという行動、選択をしなくなっていました。

普通なら、「どうせ読まない本なんだから、一気に捨てたらいい、場所もとるし・・・」となるはずなのですが、なぜか処分する決断ができない自分がいました。

そこでインサイトマップの登場です。

 

なぜテーマが「本棚を残すか、処分するか」になったのか

インサイトマップで今回の葛藤、迷いを言葉に落としこむにあたって、「何かをするかしないか」のパターンに当てはめると「本を捨てるか、捨てないか」となるし、「AにするかBにするか」のパターンに当てはめると「本を残すか、捨てるか」となります。

はじめは私もインサイトマップの中心の枠に「本を捨てるか、捨てないか」と書いていました。

でも、なぜか進まない。

その先にインサイトマップを進めることが出来ませんでした。

「なぜ?」

となった私は自分の部屋にある本、本棚を眺めていました。

眺めていると、「本ではないのか?」という想いが湧き上がってきました。

どうも私は本を断捨離するというよりも、「本棚」を処分するということに対して迷い、葛藤を感じていたんだという思いに至りました。

そこでインサイトマップに「本棚を残すか、本棚を処分するか」という言葉に置き換えたところ、とてもスッキリ、自分の葛藤、迷いが言葉にできたという気持ちになりました。

たしかに、これまでも本の断捨離は何度も行っていて、何百冊も中古買取業者のお世話になっていました。

なので、今回私が迷っていたのは、本を捨てるかどうかを迷っていたのではなく、本を収める「本棚」に何かがある、と気がつくことができたのは大きな収穫でした。

お伝えしたいのは、「自分の葛藤していること、迷っていることを言葉にすること」がとても大切だということです。

漠然とモヤモヤと迷う、悩むのではなく、言葉にすること。

もっと言うなら、単に言葉にするだけでなく「ドンピシャな言葉にすること」が大切です。

今回の私で言うと、自分が葛藤していたことは「本を捨てるか、捨てないか」ではなく、「本棚を残すか、処分するのか」と言う言葉、ドンピシャな言葉に出来たことが良かった、とても大切だということです。

誰のためでもなく、「自分自身にとって、ドンピシャかどうかが大切」ということです。

この言葉が出てきたことで、私の中で詰まっていた何かが抜けた感じがしました。

これだけでもある意味、葛藤、迷いがなくなったとも言えるくらいスッキリしました。

インサイトマップが初めての方は、ここまで拘る必要はありません。

迷っている事柄に対して「するか、しないか」「Aにするか、Bにするか」と簡単な言葉、キーワードに落として行っても十分に答えが得られる、効果があります。

ただ「もっと深く自分を探りたい」とか「もっとインサイトマップを楽しみたい」という方は、是非テーマを決める際に「自分にとってドンピシャな言葉にする」ということに時間を割いてみてください。

 

まとめ

今回はインサイトマップを行う際、テーマ決めが重要、「何を葛藤しているのか、何を迷っているのかを明確にすることが大事」先ずは言葉にしてみる。ということをお伝えしてきました。

そして違和感がないかどうかを自分自身に問いかけてみる、言葉にして確かめてみるということをしてください。

葛藤や迷いの正体をドンピシャな言葉に出来るだけでも、何かしらの効果が得られます。

次回はテーマを決めた後、どのような気づきが得られたかについて書いていきたいと思います。

次回のインサイトマップ講座の開催日程

6/26(日)14:00〜17:00
開催決定です。

 


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hiroyuki amada
尼田浩之 1972年生まれ 大阪府出身 フリーランス 人材サービス会社での営業と障がい者雇用部門での経験後、社会福祉法人にて障がい者の就労支援に従事。 ホントの自分として自らを最大限に発揮させたい人の自己変容(イモムシがサナギにサナギが蝶にぬり羽ばたく)をサポート。 主にオンラインでクライアントが感じたこと、思ったことをそのまま言葉にできる、内発性100%が表現できる傾聴技術を使って、セッションを提供 産業カウンセラー・キャリアコンサルタント・社会福祉福祉士