人は時々迷子になります。
わたしも迷子になります。
指針となる考えや相談できる人がいても迷子になる時はなります。
あなたも色々とあると思います。
- なんでこんなことやっているのだろう?
- なんでこんなことになってしまったのだろう?
- 何をしていいのかわからないのはなんでだろう?
- なんでこの人と一緒にいるのだろう?
- そもそも何をしたかったのだっけ?
- なんでやる気が湧いてこないのだろう?
自問自答してしまうことがありますよね。
自問自答ならまだしも、答えが出ずに自問だけで悩みが空中分解してよく分からなくなってしまうこともあります。
ただ悩んでしまっている状態です。
そして悩んでいることを悩み始めてもしまう。
これを迷子と言います。
迷子でも生活は続きます。
もくじ.
迷子になってきたら今一度ビジョンを描き出してみる
迷子になってしまっても生活も続きますし、人生も続きます。
人間関係も続きます。
仕事もひとまずは続きます。(ひとまずは)
迷子の時はどうするといいでしょうか。
迷子の時に走り出してはいけませんね。
森で迷った時に思いっきり走ってはダメです。
闇雲に走ったり移動してはいけません。
運良く道が当たっていればいいですが、体力も気力も使って元の道に出てきたり、全く違う道に迷ってしまったら大変です。
森や山の迷子と人生の迷子も一緒です。
まずは止まること。
止まることです。
止まらないと現状がわかりません。
関連記事:方向転換する時は一度止まらないといけない
止まるタイミングはやってくる
止まることが必要なのですが、人生という長い時間の中では、結局のところ止まるタイミングがやってくるのです。
止まらざるを得ない時期というのがあります。
これは必然的な迷子ですね。
その時にもジタバタしないこと。
現状を把握し、今後をどうするかを考えるのです。
必然でも偶然でも迷子は止まらないといけないのです。(偶然も必然という考えもありますが)
止まっていて大丈夫なのでしょうか。
遭難とかでなければそんなに急いで対処する必要もないでしょう。
大丈夫です。
止まって現状を把握することが最善です。
止まったらまずは持ち物の確認です。
あなたはどこにいるのですか?
あなたはどこにいるのでしょうか?
誰といるのでしょうか?
何を持っているのでしょうか?
誰と人間関係を築いてきたのでしょうか?
現状を把握していきます。
そうやって洗い出して確認していくことが大事です。
落ち着いてもきますしね。
この時点でかなり落ち着いてきて「ああしよう、こうしよう」と思いつく人もいるかもしれません。
何も迷子になっておらず、ただ気分が落ち込んでいただけじゃないかって。
そういうこともあります。
そうでないこともあります。
迷子の現状が落ち着いてきたら
次に、今後の話しです。
落ち着いてきてもまだ迷子です。
ですので次の話しです。
それはビジョンです。
あなたはどこに向かおうと思っているでしょうか?
どこを目指していますか?
パッと出てくるでしょうか。
大きな話でも、小さな話でも同じです。
将来の夢ならばそこに向かっている感覚がないと迷子に感じます。
今年中に〇〇を終わらせたいなら、着手して進めていないと迷子に感じます。
生活習慣を〇〇のように整えたいなら、一つずつでも習慣化が始まってないと迷子に感じます。
いかがでしょうか。
将来の夢も10年後から30年後などいろいろです。
まずは大きな理想を描くのが良いと思っています。
達成できるかどうかを考えるのではなく、大きく自由描くイメージです。
どんなビジョンが思い浮かびましたでしょうか。
それをもっと具体的にしてもいいですし、文章や絵にしていってもいいでしょう。
ビジョンを一言で現すのもオススメです。
ある程度でも固まってきましたでしょうか。
では、そこに向けて何ができるのかを考えていきます。
多くの人は道がずれていると思います。
そう、今の生活を修正しないといけなくなる。
そういうものです。
そこの道がしっかりとしている人は悩みも少なくしっかりと歩まれているので迷子という感覚がないと思います。
ビジョンに向けて歩んでいれば、そもそも迷子という感覚がないと思います。
ビジョンがあるのに迷子感があることも
ビジョンがしっかりとあるのに迷子の感覚がある人はそのビジョンが本当に自分のビジョンなのか検討するのがいいでしょう。
なんとなくこれがいいなと思っているものでもビジョンであったり、ビジョンではなかったりします。
迷子の感覚がある場合は人様の情報でいいなと思い自分のビジョンとしているかもしれません。
ビジョンは「私のビジョン」でなければいけません。
周りから与えられた情報で「ステキ」と思えるものはたくさんあります。
それをビジョンにしたくもなりますが、それはビジョンになりません。
ビジョンは内発的なものです。
外発的なものからは生まれません。(もちろん影響を受けることはあります)
自分が肚から納得してないと絵に描いた餅のように味気ないものになります。(その時点でビジョンではないですよね)
当然、やる気も一過性のものになることでしょう。
あなたのビジョンになっていますか?
そのビジョンを想像することはできますか?
イメージが湧きますか?
ビジョンの中での自分を観じることはできますか?
そうやっていくことでビジョンが育ち、そこに引っ張られていき王道を歩んで行くことになります。
ビジョンが描ければ、勝手に王道を歩んで行けるのです。
何度迷子になってもいいのでビジョンを描けるといいですね。
終わりに:ビジョンが決まってしまえば自動化される
ビジョンがしっくりとくるものに決まってしまうと自然とそちらに引っ張られます。
自然とビジョンを目指して歩み始めます。
そういうものなのです。
磁石のように自然と引っ張られます。
トートロジーみたいですが、そうやって自然と引っ張られることこそがビジョンなのです。
引っ張られないのならそれはビジョンではない。
何かの希望であったり、刺激に高揚しているだけであったり、ただテンションが上がっているだけかもしれません。
ビジョンはしっくりとしておりますか。
ビジョンを大事にすれば自然と行動も生まれます。
タスクをこなすコツや仕事のコツもあるでしょうが、まずはビジョンです。
ビジョンが王道を歩むことを自動化してくれますから。