ちゃんとしないと病にかかっていませんか。
わたしはずっと罹患しておりました。
今も完全には治っておりませんが、かなり軽くなっております。
ちゃんとしないとと思わせるのは自我ですね。
むくむくと自我が「ちゃんとしないと問題が起こるよ」と囁きかけてきます。
でも、このちゃんとしないと病はそのまま病気です。
思い込みなのでただの呪いです。
ちゃんとするかどうかで問題が起こるかどうかが決まっているわけではないからです。
朝早くに起きないと必ず問題が起こりますか?
起こりませんね。
もちろん「ちゃんと=朝早く起きる」の人もそうでない人もいます。
待遇もしかりで、夜早くに寝ないと問題が起こりますか?
起こりませんね。
全く関係ありません。
職業や状況によって早くに起きる人も、遅くに起きる人も、早くに寝る人も遅くに寝る人もいます。
当たり前です。
でも、自分の中の”ちゃんとしているか基準”に反していると、ヤバイとなってしまうことあるのです。
そろそろ、その呪いはいりませんよね。
ちゃんとしない人生が楽しい人生、ちゃんとしないといけないと思っている人生は窮屈な人生
そもそも、ちゃんとしている人は、ちゃんとできているから気にしていません。
ちゃんとの基準値が高すぎて、気にしている人はたまにいますが、それは例外として。
ちゃんと病に罹ると自分の思っている”ちゃんと”はできなくなります。
「ちゃんとできているかな?」とか「ちゃんとするぞ」と考えながらうまくいきますかね。
いかないですよね。
うまくいくにはリラックスして集中が必要です。
瞑想みたいですけど。
スポーツや勉強や仕事、どれもがそうですよね。
テニスをやっている時に、テニス以外のことを考えながらプレーしてもうまくいきません。
「ちゃんと、ちゃんと、ちゃんと」とか「ミスしないように、ミスしないように、ミスしないように」って呪われすぎです。
勉強でも英語の勉強しながら他のことをしていたら身につきません。
仕事でもメールを書きながら、悩み事を考えていたら仕事になりません。
ということで、他のことを考えながらだとパフォーマンスは落ちます。
なので、ちゃんとしようと思うとちゃんとできないのです。
と、説明したところで「そんなのわかっているよ」という話かもしれませんね。
なのでちゃんとしなくていいということになります。
ちゃんとなんてしなくていい。
ちゃんとしなくても大丈夫。
人は人、自分は自分というか
結局のところ大丈夫です。
ちゃんとするかどうかで決まりません。
だから大丈夫。
人は人、自分は自分と言いますけど、自分でいろんなことを気にしているだけです。
ちゃんとやめて大丈夫です。
大変なことは起こりません。
起こったとしても大丈夫です。
全部自分決めています。
心の問題は全部自分発信で自分起源です。
なので、ちゃんとしないとどうにかなるというのは全部自分で作り出していることです。
他の人からどうとかも関係なく自分が自分に対してレッテルを貼って思い込んでいるだけ。
だから、大丈夫です。
関連記事:”ちゃんとしないと”に縛られるとパフォーマンスは下がる、そろそろやめよう。大丈夫、大丈夫、大丈夫。
ちゃんとするとつまらない人になっていくこと
ちゃんと病に罹患するとつまらない人になっていきます。
「ちゃんとしているかな」とずっと考えている人はつまらないですよね。
失敗しても一緒に楽しめる人と一緒に過ごしたいはずです。
ちゃんとするというのは追求していくというのとは異なります。
追求していくというのは、一所懸命に自分が興味や関心を持ったことに本気で取り組んでいくことです。
ライフワークのようなものです。
そういうことに注力していくというのは、ちゃんと病とは異なるものです。
ちゃんと病は、「ちゃんとしないとダメになるから、ちゃんとするように気を配り続ける」行為ですね。
だから、ちゃんと病はつまらなくなる。
ちゃんと病の人は、少しだけでもちゃんとを捨ててみてはいかがでしょうか。
終わりに:許可を出す
「ちゃんとしなくても、それでも大丈夫」と許可ができるといいですよ。
私もまだちゃんと病は残っています。
その理由は「人がいなくなる」という変な恐怖心が奥底にあるからです。
病はかなり治っており格段に楽になっていますが、まだ少しあると思います。
ちゃんとできているかどうか、そんな理由で人はいなくならないのですけどね。
なのにそこの内的理由と結びついている。
深刻になるほどでもないですし、人にも全然バレないレベルですが自分では香っているのを感じる。
そんな感覚です。
そういうものはあなたにもあることでしょう(ちゃんと病でなかったとしても)
それに気づいて感謝とお詫びをすると溶けていきます。
それで私もかなり溶けました。
思考の罠にハマりすぎず、内奥を見ていけるといいですね。
ちゃんとしなくて大丈夫ですけどね。
ではでは。