努力しておりますか。
努力は裏切るものです。
といきなり言ってしまうのも申し訳ありませんけど。
「努力しているのにダメだった」というのはありますからね、仕方がありません。
努力したからうまくいくと決まっているものではありません。
努力は良いものだと教えられてきました。
努力しても成果が上がらないことがありますが、努力は良いものだとされています。
逆は悪いことだとされます。
逆というのは怠けること。
怠けることで何かが達成されるわけではありませんが、怠けること自体に良し悪しはありません。
怠けていてスターになることは不可能ですけど、それとは別の話です。
努力にも本来は良し悪しはありませんが、努力していくことで頑張っていること自体に自己同一化してしまう危険性はあります。
努力している自分はいい、努力していない自分はダメ、ということです。
これは気をつける必要があります。
特に、ヨガにおいては重要です。
そういった自我やエゴから離れていくことがヨガだからです。
もくじ.
頑張って幸せになれたか
頑張ってきて幸せになれたでしょうか。
一時期、幸せを観じられることもあるでしょう。
今も幸せな人もいるでしょう。
でも、頑張ることだけで、それがずっと継続されるわけではないと思います。(それもまた絶対ではないですけど)
頑張って、頑張って、頑張ってきたことで、どんどん幸せになっていないのだと思います。
そういうものですよね。
頑張れば幸せになれるなら、みんな一定量頑張って幸せになって世の中は幸福なはずです。
側からみれば頑張っているけれど、でも本人はただ一生懸命にやっているだけ、というパターンもあります。
そういうのは頑張るとは言わない。
必死ではないですからね。
ただ、自分の好きなことをやっているだけ。
そういうのは頑張っているのではなく、楽しんでいるということです。
楽ではないですけど、楽しんではいます。
関連記事:ヨガは楽しい。楽しいけど楽ではないよ。BTYも楽しいけど、負荷はあるよ。
好きなことをもっとやることを人からは頑張るということになってしまっている。
それは異なると思います。
努力することは嫌なことをやることにしか使いません。
楽になっていくとスペースが出来て、そこに流れがやってくる
簡単とは違うのですが、楽な方を選ぶといいと思います。
楽な方を選ぶというのは、絶対できないことを努力してなんとかしようとしないことでもあります。
人によっては難しいことでも、自分にとっては当たり前のようにこなせるようなことがありますよね。
そういったものを選んいくということです。
頑張ることをやめて、自分ができることをしていくと楽になっていきます。
楽になっていくとそこにスペースが生まれてきます。
スペースが生まれるともっと楽になります。
スペースが生まれると余裕も生まれます。
変な緊張やストレスもなくなってくることでしょう。
すると、そこに流れもやってきます。
いい感じですよね。
だから、スペースを作っていくということでも、頑張ることから離れるのも大切です。
流れがやってくる
流れはやってきます。
そして、その流れというのは突然やってきます。
とはいえ、その流れが少し先にあっては気づけない。
気付ければ楽で好きにできることに時間を使えると思います。
気づけないものですが、そういうものだと思って自分でこれがいいと思う方を選ぶと良いと思います。
突然の流れを大切にしていくといい感じに物事が進んでいきます。
楽な方を選んで一生懸命にやっていれば、すでに、自分がそれなりにできることをしていると思うので、能力もさらに磨かれていくと思います。
それだといい感じですよね。
頑張るよりも、自分のできることをしていくこと。
そして、好きを選んでいくこと。
努力して我慢強いと鬱になってしまうかも
努力家で真面目な人は鬱になりやすいと言います。
頑張っていて、そして我慢強い人もなりやすそうに観じます。
我慢出来ない人は、鬱になる前にやめてしまいます。
頑張ることが出来ない人は、自分の好きなことだけを仕事にしていきます。
好きなことをしていくと能力も磨かれます。
だから、努力や我慢よりも好きで楽しく沢山やれることを選んでいくとよろしいかと思います。
努力は裏切ります。
ご注意ください。
終わりに:我慢や真面目や努力を手放さないと疲弊は溜まる
我慢を手放してみましょう。
努力を手放してみましょう。
すると疲弊も減ります。
余裕やスペースもできてきます。
気持ちも楽になります。
そろそろ、好きなことをとことんやってみてはどうでしょうか。
今後の社会を考えてみても、そのような流れだと観じます。
いかがでしょうか。
「何だかわからないけど」というのは、頭で理由がわからないわけですから、
これを行動に移すのは本当に、勇気しかありません。これからは、
「何だかわからないけど、やってみると、行動に移すと、理由がわかる」
という時代になります。