断捨離はやられておりますか。
断捨離というのは断行、捨行、離行の三つの頭文字をとってネーミングされたものです。
やましたひでこさんという方がこちらの本で初めて提案されたものですね。
こちらの「断捨離」という本が処女作でして、とてもパワフルな本でした。
面白い本なのでチェックしてみてください。
集大成として、断捨離の基本をまとめた本も出されております。
断捨離では、とにかく捨てればいいと思っている方もいらっしゃいますが、大事なことは自分軸で捨てるということになります。
自分軸が大事です。
気づくと人は、他人軸や社会の常識軸などでたくさんのガラクタが集まってしまっています。
それに疲弊してしまうわけです。
結局は物は少ない方が生きやすいです。
執着が減りますし、管理の負担も減ります。
なので、自分軸で不要なものを手放していくことをまずはします。
断捨離の目的は捨てることではないですね。
自分軸で生きるということです。
自分のワクワクする方向へと人生の舵を取ることです。
そのために不要な物を手放していくということです。
登山家なのにバドミントンはいりません。
ですが、そのぐらい離れている物事を持ってしまっていたりと、所有物だとそんなことも起こってしまうこともあるのです。
不思議ですね。
自分がどこへと向かいたいのかわかれば不要なものもわかることでしょう。
そして、今回は「捨てるのか、譲るのか、売るのか」についてです。
捨てると決めたものは捨てればいいのですが、譲ることもできたり、売ることもできたりしてしまうのです。
悩みますね。
その悩みを解消するポイントは3つあります。
ポイントは3つ
ポイントを挙げると、理屈で納得すること、罪悪感に逃げないこと、悩むなら捨てること。
こちらの3つがポイントになります。
基本的に捨てるでいいと思っています。
譲ることで物が活かされることはあります。
譲る相手が思い浮かんでるならさっさとあげること。
さっさとできなかったり、自分本位ならそれはやめて手放すこと。
そしてポイント2つ目の罪悪感でそれ(譲る)を行わないことですね。
罪悪感というのは人にはこびりついているもので、それを解消しようと思って捨てられずにあげたくなる、売りたくなるということもあります。
罪悪感は非常に厄介ですね。
そして、一番大事なのは悩むなら捨てること。
しっかりとお役目を終えているのですから、潔く捨てるのも大事です。
3つ目のポイント、悩んだら捨てる。
勿体無いと感じるようなら、そういった手放しにくいものはそもそも買わないようにすること。
要するに執着の対象を増やし続けることになるからですね。
今回は潔く捨てること。
それでは、もう少し書いてみます。
参考記事:ヨガの上達にも影響する罪悪感
理屈で納得すること
理屈で処理していきます。
例えば、私は書籍を売ることがまずないです。
なぜなら、売るタイプの本が手元にないからですね。
本を売るということは、自分が読まない本ですね。
そしてそのような売ろうとしている本というのは人にあげられるならあげているので、つまり人にあげられない本であり、そのような人に渡せないレベルだと私が観じてしまう本であり、本屋で売っても10円ぐらいにしかならない。
仮に古本屋さんに売っても店員さんがその本を整理して整頓して売るというフレームに乗せる手間がとてもかかり、そして場合によっては売れないで結局処分されることもある。
無駄が多いです。
人にあげられない本はしょうがないので捨ててます。
このような感じです。
まとめると、本は人に譲ることができるならさっさと譲り、ダメならすぐに捨てる。
譲る対象が思いつかなければ捨てて終わりです。
これだと理屈で納得しているのでサクッと捨てることができます。
譲ること、売ることで”全体の手間”が増えるのでしたら、それはマイナスだと観じます。
譲ることで物が活かされ、その人も活かされるなら、それは悩んだりせずにやってますよね。
理屈云々の前にその人に譲っていると思います。
だから、自分軸で納得する順番でチェックしていくことですね。
処分は速さが大事です。
早く、速くしないと捨てることさえも先延ばししてしまったりします。
自分なりな理屈を作ってみてください。
自分の手間、社会における手間、環境における手間、それらを判断してチェックするようにやっていくといいでしょう。
理屈とスピードの両方が大事です。
罪悪感に逃げないこと
捨てられないのは罪悪感もあるものです。
「これはまだ使える」と言っても誰もいらないものもあります。
洋服も流行りがすぎており、まったく着られないものもあります。
それを捨てると罪悪感が湧くわけです。
でも、それを買って楽しんだのは自分ですね。
処分まで責任を持ちましょう。
感謝して捨てればいいと思います。
全然着てなかったり、使えなかったけど処分するタイミングになってしまった場合は、自分の買い物のミスです。
潔く処分すること。
人にあげたり、二足三文で売って誰かに使ってもらうことで免罪符を手に入れようとしていないか確認してください。
それがダメということではなく、何か誤魔化していないかということです。
誤魔化していると、そういうやつだという呪いを自分にかけることになります。
罪悪感が行動指針になってしまいます。
自分軸が行動指針です。
自分を誤魔化さずに、罪悪感に逃げることなく手放してみてください。
その上で、譲るのか、売るのか、捨てるのかを判断してみてください。
悩んだら捨てる
譲るのか売るのかで悩むのなら、捨てるが基本です。
あげられるものはちゃんとあげられます。
いつか使うだろうものもあげられるならさっさとあげる。
あげられないなら捨てる。
悩んだら捨てるというのを基本にしておくと、何を譲って何を売るかがパッとわかります。
譲れないもの、売れないものは意外と多いです。
譲られた側も困ったり、売っても手間の方が高いというものもあります。
正直、ほとんどのものは捨てるになると思います。
まずは、全部を出して並べてみて、売れる物が一定量あるならどんどんやればいいです。
でも、一瞬でも悩んだら捨てるということを前提にして。
断捨離の流れは「出す、並べる、手放す、しまう」という流れですね。
それを他人軸ではなく自分軸でやること。
心の中の気持ちが片付いていくことも実感されると思います。
悩んだら捨てるです。
少しでも悩んだら捨てることになると思ってやってみください。
終わりに:まずは場を整える
思考停止状態では、何がいるのかいらないのかわからなくなっています。
片付ける行為は、行動をともなうのでいいですよね。
身体性があると、動きをともなうので思考停止でも進めることができる。
身体の感覚を頼りにできます。
結局片付かないのは、物が多いからです。
私たちの時代は物が溢れています。
物が多すぎるから、片付けられないのです。
だから、まずは減らすことなんですね。
減らすにはある程度基準が必要です。
ゴミはいらないですね。
ゴミは速攻捨てることですね。
そして、自分にとって何が必要で何が不要かを考えることですね。
その基準でまずは捨てる。
整頓を先にしても量が多いと疲れてしまうのでご注意を。
まずは捨てる、手放すです。
自分がワクワクする人生へと選択肢が広がるものを残し、狭くするものは手放す。
自分なりに考えてみてください。
物が減ると結局は楽になりますからね。
参考記事:結局は物が多いと疲れる【より少ない生き方を実験中】