私は、人生はなんとかなるものだと思っています。
こうやって生きていること自体がなんとかなっていることの証拠でもあります。
皆さんも結局はなんとかなっていますよね。
色々とピンチなこともあったと思います。
どうしていいかわからないような八方塞がりな時もあったことでしょう。
それでも「なんとかなる」のです。
ですが、なんとかなると思っているとなんとかなる人生になります。
どういうことでしょうか。
なんとかなる人生を送る
「人生はなんとかなる」と言っている人は、なんとかなる人生を送ります。
それはそれでポジティブに聞こえますが、実際には少し大変です。
「なんとかなる」と発言している時ってどのような時でしょうか。
大変な時ですよね。
ギリギリな時かもしれません。
かなり切羽詰まった時かもしれません。
気持ちとしても負けそうな時かもしれません。
だから「なんとかなる」と自分を鼓舞しているわけです。
「なんとかなる」と発言している時は、そのような時ですね。
その後、ちゃんと「なんとかなる」のかもしれないですよ。
なんとかして乗り切っていくことでしょう。
ですが、その人には「なんとかなると思う現象」がこれからも起こり続けます。
「なんとかなる」と思っているからです。
これが意外と厄介なのです。
信念が作られる
「なんとかなる」と思って、なんとかしてきていると「人生はなんとかなる」という信念が作られます。
確かにそうなっていきますよね。
実際に、なんとかなるんですから。
「なんとかなる」を何度も経験していくことで、この信念は強まっていきます。
さらに、なんとかなることが増えていくのですから、なんとかしないといけない現実もどんどん起こります。
「なんとかなる」という信念を証明するために、「なんとかして、なんとかなる」という現実を生きていくことになります。
さてさて、大変なことになってきました。
これがループのように続いていくので「なんとかして、なんとかなっていく人生」を歩んでいくことになります。
人生はなんとかならなくてもいい
打開策は簡単です。
逆張りをすればいいのです。
なんとかならなくてもいい、と思うことです。
実際に、なんとかならなくても、大丈夫です。
なんとかならなかったこともありますよね。
実際にはあるんですよ、なんともならなかったことが。
どうにもならなかったけど大丈夫だったことがありますよね。
そういう信念もつければいいのです。
そうするとどうなるか。
「なんとかなっても、なんとかならくても、結局は大丈夫」ということにしていくのです。
いい感じですね。
終わりに:信念は小さい頃から作られている
信念というのは幼い頃から、心の奥そこに作られていきます。
たくさんの信念が作られて大人になっていきます。
想像もできなかった信念がでてきてびっくりする時もあります。
自分にとっては当たり前でも、人様にとっては全然当たり前ではないものですね。
そういった信念が行動を阻害していたりします。
思考は現実化するなどと言いますが、当たり前すぎてわかっていない思考・信念が現実を作り出しています。
それによってピンチもチャンスも引き寄せていたりします。
実際に、自分の信念に気づくことが肝要です。
信念に気づけば、変わっていきます。
現実の出来事や自分の感情など、「あれ、変だな」と思った時がチャンスですね。
インサイトマップでも自己を俯瞰するので、そういったヒントは得られると思います。