ヨガスタジオのレッスン料金の相場についてです。
ヨガスタジオのプランによりけりですが、大きく三つの支払い方式があります。
- 毎回払う(ドロップイン)
- チケット制(4回券とか10回券など)
- 月謝制(フリープラン)
ヨガをやる方々の用途やステージに合わせて選ばれるといいと思います。
結論を先に書いておきますが、レッスン代は先生次第であるというのが私の考え方です。(ヨガクラス次第とも言えます)
先生次第というのは先生が勝手に決めるという意味ではなくて「払いたい値段は、受けたい先生であるかどうかで決まる」という意味です。
ミュージシャンのライブをイメージして頂ければと思います。
自分にとって好きなミュージシャンには通いたいですよね。
それは値段に関係なく。
人気のある先生が良い先生であるかは、わかりません。
カリスマの先生が良いとも限りません。
一般的に普通と評される先生があなたにとってとても良い先生であることもあるでしょう。
また、ヨガクラスを受けたときにすぐに気がつけなくても、5年後や10年後に「あの先生のヨガを受けたお陰で、これがうまくいっていたのだなぁ」などと考えることもあります。
教育(おおげさかもしれませんが)とは、わからないことを学ぶので自分の判断があてにならないことが多々あります。
それを考慮したうえで通いたいヨガスタジオのヨガクラスの値段を見られるとよろしいかと思います。
もくじ.
レッスン費用が決まる三つの要素
ヨガレッスン代が決まっていく要素は、ざっくりと三つあげることができます。
それは、スタジオ施設費用、運営管理費用、ヨガインストラクターフィーとなります。
スタジオ施設費用
スタジオ施設費用というのは、まさにスタジオの場所代のことです。
キレイな施設なのか(施設そのものが高価)、立地条件は良いのか、そのあたりを加味して、レッスン費用も決められています。
施設がキレイなことは一般的に良いことになりますね。
その分、施設費用がかかっています。
施設側からすればその費用を負担して利益を出したいと思うので、その分がレッスン費用に入っていると思っていいでしょう。
キレイなヨガスタジオは維持費用も発生しているはずです。
場所代もあります。
場所代というのは固定費なため、普通の経営者は場所代(それと人件費)を確実に担保できる値段をヨガクラスで設定をします。
大手などで施設の場所や土地代が掛かっていそうなのに安いのは、誰かに負荷がかかっているということになります。
大概の場合は弱い者へと負荷がかかっていることでしょう。
管理費用(経費)
管理費用というのは、サイト運営費、広告費、顧客管理など、運営を管理するにあたり必要になる費用です。
個人でやっているスタジオの場合は、これらの全てをヨガの先生がヨガクラスをやっていない時間において作業されていることでしょう。
フリーのヨガの先生は自分で時間を作ってやっています。
ニュースレターの発行やクラス開催のお知らせ、生徒さんからの質問なども含まれますね。
大手スタジオですと、事務スタッフがされていることもありますし、マーケティング部のようなところを抱えているところもありますので、その分の費用が発生しています。
大手は「いかにメディアに露出して、集客をするのか。一般的な人たちへ価値を提供するのか」を常に考えているものです。
その為の広告戦略や企画会議、そして顧客管理などにお金をたくさん使っているはずです。
これらの費用も、ヨガクラス代金に入っております。
ヨガインストラクターフィー
最後が先生への直接的なフィーです。
これが一番値段が高いといいなと思うところでもあります。(個人的意見ですけど)
ヨガの先生で会社に雇われている方々は会社のお金で教育を受けていることが多いです。
他のスタジオなどと提携してワークショップを受講したりしていますね。
会社に所属していない先生は、自分のお金と時間を使って勉強する必要があります。
働くヨガスタジオに行く時間やその準備にも時間を使います。
それらを考慮した金額がフィーに入っているのかというとなかなか入っていないことも多いです。
ヨガインストラクターさんが自分で企画している場合も同じですね。
自分で企画する場合は、場所を決めて、対象者を決めて、クラス内容を決めて、告知をして集客をしないといけません。
それらを加味したフィーになっているのかというと、そうはなっていないスタジオや先生もいますね。
そういうところはどこか(スタジオ施設費用、運営管理費用、ヨガインストラクターフィーのどれか)に負担がかかっているものです。
そのあたりも想像しながら決められるとよろしいかと思います。
ヨガレッスン代金の支払いパターン
ヨガレッスン代金の支払いには3つほどパターンがありますので紹介します。
生活スタイルにあった形式で申し込まれればいいと思います。
ヨガをやられている方は優しい方が多いので、ヨガスタジオ側からの提案にのってしまいます。
自分のライフスタイルに合わせて申し込みましょう。
補足ですが、退会が面倒なところは、なるべく避けた方がいいですね。
毎回払う(ドロップイン)
1レッスン60分〜75分でだいたい3000円くらいが相場のようです。(パーソナルレッスンは省いております)
3000円~5000円で換算しておくのがよろしいかと思います。
時間は60分~90分が多くのヨガスタジオでのスケジュールかと思います。
高いとみるか安いとみるかは人それぞれです。
体験は無料であるヨガスタジオもありますので、ぜひ活用されてみてください。
チケット制(4回券とか)
回数券の購入ということですね。
4回券、10回券が主流ですね。
体験者のみ3回券が買えますとかもありますね。
すこしマニアックなところですと20回券というのもあったかと思います。
4回券は週に1回は通いたい人向けとして発売されているのだと思います。
4回券の相場は、8000円から10000円ぐらいですね。
一回あたり2500円前後になるところが多いようです。
ドロップインの20%オフくらいでしょうか。
月謝制(フリープラン)
沢山通いたい人向けの通い放題プランです。
ヘビーユーザーは間違いなくこちらを選ぶでしょう。
私もフリープランにお世話になって集中的に通った時期がありました。
フリープランの月謝制の相場は、かなり幅があり、7500円〜50000円ぐらいまであります。(10万円とかも聞いたことがあります)
そこのスタジオの方針もありますので、値段の安い高いの判断は難しいところですが、自分の用途に合わせて探すとよろしいかと思います。
私の意見としては、スタジオによって対象にしている生徒さんに違いがあるので、初心者で通うのに良いスタジオ、慣れてきてからも定期的に通いたいスタジオと判断するとよいでしょう。
また、提供しているコンテンツにも幅があります。
高いところはヨガだけではないものを提供されていたりもします。
おわりに:先生(内容)で値段が決まる
どのヨガインストラクターさんから受けたいのか、受けたいヨガインストラクターさんならどれくらい払っていいのか。
そして、どんな内容のものを受けたいのか。
これがポイントに思います。
「どんなクラスでもいいので、スタジオで身体を動かしたい」と思っていても、人というのはある程度通っていると学んでいくものです。
学ぶと、自分にあった先生を選び始めるのです。
ヨガクラスの値段は書籍のようなものにも感じます。
書籍というのは、値段の幅がだいたい決まっていますよね。
単行本なら1300円~3800円ぐらいかと思います。
これは文章量に多少は比例していても、中身には比例していないですよね。
当然ですけど、執筆時間にも比例していません。
ヨガクラスも似たようなところがあるのだと思います。値段と中身が比例していないと思います。
先生の準備や修練にも関係はしますが、値段の幅はやはりある程度決まっています。
ですので、是非、いろんなヨガクラスを受けてみてください。
多くの先生を受けて、多くのヨガスタイルに触れることで自分の好みもわかってきます。
そして良い先生に出会えることを祈っております。
補足:EngawaYogaの料金について
EngawaYogaの料金は、上がることがあっても下がることはないと考えております。
と言いましても相場より高いわけではございません。
フリーパスで通えるクラスは、BORN TO YOG (ボーントゥーヨグ)、SUWARU(日本一簡単な瞑想会)、インサイトマップ講座と充実しております。
当たり前ですが、ヨガの勉強をするのも、ヨガスタジオを運営するのにも、そしてこのwebサイトを運営・管理するのにもお金はかかります。
価値のあるものを提供し続けるためにも、これから本来の値段へと変更が行われていきます。
もちろん私の方でもより価値のあるものを届け続けようと精進しております。
これからも、充実したクラスを運営していきますので、よろしくお願い致します。