メモを書いているだけで気が楽になっていくので、メモを残すことにこだわらないことにしました。

自己啓発

前にこちらの記事に日記やメモの凄さといいますか、効果や効能があるということを書きました。

人生はトレードオフである:逗子で打ち合わせしてきました

日記は過去を振り返るためにやるのではなく、今日をよりよく生きるためにやるのです。

過去を懐かしまないということです。

ある人からのアドバイスで「日記を書くことはいいですけど、過去を振り返ると意識が過去にいってしまい、現在を生きられなくなる」というような趣旨のことを言われました。

なるほどと思いまして、確かに過去の延長で縛られて生活していくのもクリエイティブではないので、過去を振り返るというよりかは、未来のために書くということが日記のポイントとして有用だと思いました。

私は基本的には日記は振り返らず、捨てています。がんがん捨ててます。(これはけっこう突っ込まれますが、捨てていいと思っています)

思い出を記録するために、私は日記を使っていませんので、捨ててしまっていいのです。

メモも同じです。メモも書いて捨てていきます。それだけで心もスッキリしていきます。

書いて捨てることで頭も心もスッキリして次へと意識が向き、未来に向けて行動も生まれますので、メモや手帳もどんどん手放していってしまっていいと思います。オススメです。

 

アウトプットすれば気が済む

人というのはどんなにこんがらがっていても、かなりのことは「紙に書き出す」と気が済むのです。

実はこの「紙に書き出してスッキリする」というのが、メモすることの一番の効用なのではないかと思っているのです。

みなさんは、メモを書き出しておりますか。

頭の中をまずは紙の上に書く、ということはしておりますか。

お仕事をされている方は、todoリストを仕事の始めに書いている方もいるかもしれません。

買い物リストなどをちゃちゃっと書いたりしている人もいるでしょう。

そうすると気分がよくなりませんか。なりますよね。

いったん、頭の中にある物事を見えるように、紙に書き出すと一望できてスッキリします。

PCでもできますが、アナログの方が効果が強いイメージです。

PCでは、まとめるのや、振り返るのには様々なツールもあるのでいいかもしれませんが、やっぱりスッキリ感が違います。

なので、紙に書くことを推奨しております。

 

インプットはアウトプットから

インプットしとして覚えるためには、アウトプットしていけばいいですよね。

ご存知の通り、人が記憶するのはインプットしている時ではなく、アウトプット(思い出している状態)の時だそうです。

アウトプットをしている時に人は記憶を定着させているそうです。

受験のときでも点数の良い人は、問題を多く解いていますよね。

丸暗記のために、何度も教科書を読むのではなくて、問題集を繰り返すことで点数を上げていると思います。

日記やメモというのもアウトプットです。

頭の中にある「何か」をただ紙に書きだしていくことが日記やメモです。

もちろん暗記のために日記を書くわけではありませんが、気になっていることや最近読んだ本、観た映画なども日記として書き出していると勝手に出てきます。

結果として体験が定着していき、必要なときにその情報が出やすくなるという効用があると感じます。

いかがでしょうか。

 

ゼロ秒思考で出し尽くしていく

では、どうやってメモをがんがん出しているかということ、こちらの本の影響が大きいです。

ビジネス書の分類になるのですが、「ゼロ秒思考」というメモ術です。

簡単に説明しますと、以下のようになります。

  • A4用紙を横で使う
  • 左上にタイトル、右上に日付を書く
  • 1枚1分で、箇条書きで思いつく限り書いていく
  • 1行20文字から30文字ぐらいにする
  • 各行の冒頭に「-」をいれる
  • 1枚につき、1件のタイトルで書く
  • 1日10枚のメモを書く
  • 思いついた時に1分でささっと書く

この条件で、思いついたときにどんどん書いて頭を整理しています。

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こちらは文字数が足りないですが、もう少し長く書くほうがいいでしょう。

多少ごちゃごちゃになってもいいので、どんどん書いていくのがポイントです。

やってみるとわかりますが、1分は短いです。

早くすばやく書き出していかないと追いつけません。

頭に思いついたことを、そのまま無条件で吐き出していくことになります。

同じテーマで何度も書くのもあります。

私でいうと「よりよいヨガクラスにするにはどうすればいいか」というテーマで何十枚も何百枚(これは言いすぎか笑)も書いています。

やってみるとわかります。

書き出すこと、吐き出すことでどれだけ楽になるかが。

たった1分でかなり変化します。

人に話すことで楽にもなりますけど、書き出すことでも非常に楽になります。

お試しください。

 

ノートにまとめることもありますけど、自分の頭の中にあればいい

あくまでもメモや日記をこれでとっているだけで、ワークショップのメモも捨ててしまっているわけではありません。

メモの効用が物凄くあるので、こちらの本(ゼロ秒思考)をご紹介したということです。

ノートでとっておいてあることでも、振り返らないものがたくさんありますよね。

そういったことを、現役の情報に復活させるのにもメモは結構使えると思っています。

毎日多くの情報に触れるなかで、振り返る時間や整理する時間がないと思います。

それを日記やメモを書き散らしていくことで自然と整理されていきます。メモを大量に書くことで定着していきます。

定着というのは記憶するとも言えますが、それよりも「使えるようにする」というニュアンスが強いです。

結果としてそのまま覚えてしまう表現もあれば、形を変えて自分の言葉として出てくることもあります。振る舞いとして定着することもあります。

このように自然と身につくというのはとてもあり難いです。

「ゼロ秒思考」というメモ術、オススメです。

 

終わりに:質問に答える

日記で何を書いていいのかわからないということを言われます。

今日起こった楽しい出来事を書けばいいと思うのですが、なかなか思い出せないそうです。

そんな時は、フリーで書いてみるのもいいと思います。

思いついた先から書き出してみる。それを眺めて、また書き出してみる。

それだけでもいいと思います。

極端に言えば「何を書いていいかわからない」と書けばいいのです。

また、質問を投げかけると人は考えるようにできておりますので「今日良かった出来事はなにか?」「今日は誰と会ったか?」「1年後どうなっていたいか」とか何でもいいので質問をして、書いてみてください。

質問集を作っておくのも便利ですね。

ご興味があれば、まずは、ゼロ秒思考のメモ術をやってみてください。

やってみたら、ヨガクラスでいいので感想をくださると嬉しいです。お待ちしております。