努力は報われないことがある、そして働かなくても食べていけてる人はいる

行動力

心屋仁之助さんの読書感想記事になります。(シリーズ化されておりますね)

今回もこちらの書籍2冊「いいかげんに、生きる」「がんばっても報われない本当の理由」を読んで感じたことを書いていきます。

 

努力は報われることもあれば、報われないこともあります。

みなさん気づいている通りです。

これは致し方ありません。

致し方ありませんが、うまくいっている人や成功している人、幸せな人は「人から努力だと思われるようなこと」を共通してやっている気がします。

結局、本人は努力うんぬんに関わらず何かやっています。

勉強をまったくしないのに大学に受からないのと一緒です。

理解度の早い学生は授業を聞いただけで問題が解けるでしょう。

これを努力していないかと言えば、ある意味では努力してきたとも言えるし、努力していないとも言えます。

要するにこういったことを全部しっかりと場合わけして、あーだこーだと議論するというよりかは、うまくいく人の共通項として本人が努力だと思って頑張りすぎていることではうまくいきにくいということです。結果として。

 

努力が報われないことがあるのは知っておこう

世の中には努力は必ず報われるとおもっている人もいるかと思います。

当然のように努力さえすればうまくいくと思っています。

多くの人はうまくいかないのは、努力が足りないせいだと思っています。(何もしてない人は論外ですよ)

努力や行動が足りない人はいると思いますが、努力が必ず報われるとは思いません。

努力が絶対に報われるならおかしなことになります。

スポーツで一位をとる人は、当然一人です。一位ですからね。

銀メダルや二位の人が努力していないのかというと、していますよね。

努力が足りないと言えないですよね。

死ぬほどに練習していると思います。

そう、死ぬほど努力してもダメな分野は存在するのです。

 

働いていないお金持ちもいる

当然、働いていないお金持ちはいます。

当然ですね。

しかもいっぱいいたりします。

働いた量でお金の量が決まっているわけではありませんし、そもそも資産家に生まれてきている人もいます。

もともと持っていて、そして楽に幸せに暮らしていたりします。そんなものです。

お金を苦労しないで稼いでいる人もいます。

これも当然ですね。

楽して、もしくは楽しんで稼いでいる人もいます。

無理に苦労しなくても稼げる人は稼いでいます。

楽に楽しく稼ごうとした方が、案外稼げるものです。

そういう風に社会はできているようです。

 

苦労することを目的としない

苦労が目的では、いけませんね。

本当の目的は、その先にあります。

努力するのも目的ではありません。

技能を習得するのが目的かもしれません。

資格を取得するのが目的かもしれません。

経営をうまくすることが目的かもしれません。

家族と一緒に過ごす時間を増やすことが目的かもしれません。

何が目的でしょうか。

苦労も努力も目的ではありません。

仮に家族と一緒に過ごす時間を作るのが目的なら、それをやってしまえばいいんじゃないですかね。

そういったことを先にやってしまうと、案外できるものです。

問題が起これば、それを解決すればいいのではないですかね。

目的達成のために、行動して、その結果うまくいかないものは修正する、というのはとても当たり前に感じます。

変に迂回することなく、いきなり好きなことを極めていけばいいと思います。

本当の目的のために、手段を目的化している暇はありません。

好きにやっていきましょう。

どうせ、私たちは存在しているだけで価値がある人です。

大丈夫です。

なんでもなんとかなります。

なんとかならなくても、なんとかなります。

 

終わりに:努力が良いとか悪いではなくて、好きなことを極めていくと楽しい

人生はその人それぞれのものです。

才能もその人固有に与えられたギフトです。

それを活かすのも殺すのも、本人とその環境次第です。

努力というのは、嫌なことを一生懸命にやることです。

好きなことを一生懸命にやることは、ここでは努力と呼んでいません。

嫌なことでも一生懸命にやれば成果が出ることがあります。

ありますが、楽しいと思って努力なく練習や仕事ができる人には勝てません。当然です。

楽しい時の方がストレスは低いですし、集中もできますし、ずっと継続して長い時間やっていられます。

嫌々やっている時は、これの真逆で、ストレス過多ですし、集中は散漫になるし、すぐに飽きてしまいます。

好きで楽しい人の方が圧倒的に成果がでるわけです。

好きで楽しい人の方が圧倒的に成長していくわけです。

これからの時代は、テクノロジーがガンガン進化していきますので、それに合わせた人生設計も必要です。

今使っているガジェット達も昔はなかったわけですから、それらが当たり前に浸透した社会を生きるように、今後もものすごい速さで発展するテクノロジーを使いこなしていく必要があるわけです。

その場合に大事なのが、個人の力が大事になるということです。

個の力がテクノロジーの進化により高まりますので、益々、ノマドスタイルだ、起業だと増えると感じます。

この場合にストレス過多なことをやっていても大変です。

ブルーオーシャンとなる自分の個力が活かせる分野にいつ必要があります。

そういった場所は努力のいらない場所です。

自分がただいるだけで楽しい場所です。

やることはもちろんやるのですよ、研究なり実習なり事務なり講習なり。

でも、その場所でやることが全部楽しいというところに身を置いておくことです。

それが自分の個力を最大化していく場所です。

好きなことをやらないとマズイと感じています。

私も好きをどんどん実践していきます。

お楽しみに。

 

心屋仁之助さんの「一生お金に困らない生き方」「好きなことだけして生きていく」を読んで面白かったのでお金に困らなくなるヒントを沢山書いてみました。

心屋仁之助さんの書籍の引用を載せておきます。これだけを実践しても結構面白いことが起こると思います。

「やりたくないことをやめて、やりたいことをやる」ことで、自分自身の価値がどんどん上がって、自分の想像もつかないほどの豊かさに包まれることができるのだと気づいたからです。
心屋仁之助のなんか知らんけど人生がうまくいく話 心屋仁之助

他力を動かすコツはたった一つ。がんばらないことです。
がんばっても報われない本当の理由 心屋仁之助

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お金を使うときには、「使ったら、入ってくる」と信じることが大切です。
一生お金に困らない生き方 心屋仁之助