居場所作りのためにもヨガスタジオを作る

自己啓発

こちらの記事で恵比寿にヨガスタジオを作ります、と勝手に予定もないのに宣言してしまいましたが、ヨガスタジオのような場所が欲しいのはずっと思っていました。

ヨガスタジオ設立への妄想記録 vol7:2016年後半を意識する

なぜかシリーズ化されております。

そして、記事にも書きましたがEngawaYogaStudio(仮)がスタートする運びとなりました。

本当にご縁で大事で、とても感謝しております。

ヨガスタジオのお知らせ:EngawaYogaスタジオ(仮)@代々木、新宿でスタート

 

ところでみなさん、自分の居場所はありますか?

すでに居場所を作っている人もいるでしょう。沢山ある人もいるかもしれませんね。

いきつけのカフェや飲み屋なんてのもいいと思います。

なんとなく「ない」と感じている人もいるかもしれませんね。

今の社会では特に”居場所”というのは大切なキーワードになってきました。

サラリーマンの方で家に居場所がないから、残業するとか飲みに行くとか言っている方がいましたが、なかなか大変なことですね。

誰にでも居場所は必要だと思います。

 

僕たちの居場所論 (角川新書)を読んで

内田樹さん、 平川 克美さん、名越 康文さんの御三方の鼎談本です。

こちらを先日読んでみました。

御三方の生の鼎談も企画されておりまして、ノリで、そちらも予約して行って参りました。

面白い本ですね。ざっくばらんと語っているのですが、中身があるのかないのか不思議な鼎談です。

居場所ということで語れられているのですが、冒頭に質問しました通り、居場所ってありますか?

人によっては自分の家が居場所だということもあると思いますが、周りの人に聞く限り、一人暮らしでもない限りなかなか家が居場所だという人は少ないですね。

内田樹さんは、家大好き人間なので、家(道場)が居場所だそうです。

家と道場を一緒にされておりまして、羨ましい限りです。(人によっては仕事場と家が一緒なんて嫌だと思うでしょうが)

 

居場所としてのヨガスタジオ

engawayoga-20160731-weyog-6

「ヨガスタジオをを持ちます」と言っておりますが、その理由のひとつに居場所という考え方もあるのです。

やっぱり居場所がないと人は生きられません。

居場所ってすごくプライベートなことなので、綺麗だとか新しいとかお金がかかっているとは関係のない空間です。

頭先行型の人は、お金がかかっているだけで、そこを居場所だと思うこともあるみたいですが、実際はもっと肉体的ですよね。

心地よいという感覚は頭脳ではなく肉体です。

体が心地よいか、落ち着いていられるか、もしくは悲しいなら悲しい気持ちに浸れるか、それが居場所として大事です。

そのような大それた空間としてヨガスタジオが機能したら嬉しいですね。

先に書きました、EngawaYogaStudio(仮)@代々木・新宿は、まだ私の持ち物ではありませんので、なかなかそこまでは表現されません。

今後は居場所という概念も取り入れてみたいと思っております。

先ほどの本ですが、このように御三方でここまで井戸端会議のように話せるということ自体が、この鼎談でそれぞれがある種の居場所を見つけているのですよね。

とても素敵に思いました。

改めて、ヨガスタジオも”居場所”になれるようにしたいと思います。

 

居場所はどこにあったのか

昔は居場所ってあったのですかね。

私は小さい頃は自分の部屋はなかったですし、家を居場所とは思っていませんでした。

ですが、今思えばやっぱり居場所ですよね。

いつでも受けれてくれる家があるというのは、居場所そのものです。

居場所ってある意味、自由はないのかもしれませんね。

ある程度制限のかかった空間でもあると思います。

自由と不自由の両方がある、という感覚です。

今後のヨガスタジオは、もちろん、私自身の居場所にもなりますし、みなさんの居場所にもなると思います。

そのようにやっていこうと思います。

 

居場所って作るのか、作られるのか

居場所というのはかなり個人的な趣味の空間です。

個人的な空間ってその人が馴染んでいくことで、個人的になっていくと思います。

居場所といっても、自分の自由にできる個人の部屋のように好き放題にいじれる場所もあれば、お気に入りのカフェのように人の出入りがあり所有もできない場所もあります。

そこを居場所だと認識していくのは、居場所にしようと思うわけではなさそうですね。

自然と通っているうちに人はその場所、そのグループ、その空気感に馴染んでいきますよね。

体と空間が一体になっていく感じです。

そこに集まる人も、勝手に仲間のように認識していってしまう。

そうやって、通っているうちにひとつの居場所になっている。

居場所があるっていいですよね。

 

寺に行ってみよう

妙善寺@六本木も、僕にとってはある種居場所になっています。

ここでヨガクラスをするのと、他の場所、例えば幕張新都心でのクラスは絶対に同じ内容にはなりません。

なるわけがありませんね。

場所が違うのですから。

そして、寺はかなり馴染んできています。

何度も通っているだけでなく、体との融合も行われています。

そういったことが、場とのコラボレーションになり、ヨガクラスの内容も変化するのです。

居場所として、馴染みすぎると変なことになるかもしれませんが、お気に入りの居場所はあった方がいいですね。

変なことというのは、例えば、自分だけの空間だと言ってお気に入りの席でないとコーヒーを飲まない、などと言い放ってしまうとかです。

居場所があると、やっぱり落ち着くと思います。

心が休まらない人も多いと思いますので、ここに来れば休まるという自分で勝手に決めた自分の居場所を持ってみると面白いと思います。

あなたの居場所、既に起こっていることなのに気づいていないだけの可能性もありますね。

 

終わりに:僕たちの居場所論 (角川新書)はオススメです

こちらの本、中身はそんなないんですよ。正直なところ。

ですが、古くからの付き合いのある頭の良い人たちの鼎談って面白いんですよね。

それは、ゆるい知的雑談のようで、いろんなことが思いつくのです。

難しい内容なのではなくて、本当に雑談なんですけど、それこそカフェでお話ししているような感じで進んでいって、気持ち良く読めます。

興味を持った方はチェックしてみてもいいと思います。新書ですしね。

合わせてこちらも読むと面白いと思います。こちらもオススメ。

それでは、またお会いできることを楽しみにしております。


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。