こんにちは。
最近、また振り出しに戻って考えることがあります。
それはEngawaYogaをなぜ始めたのか、ということです。
そこから考えることがあります。
わたしの社会人デビューはシステムエンジニアでした。
大学で数学を専攻していたこともあり、エンジニアという道は必然でもありました。
そしてシステムエンジニアはご想像の通りの忙しさでした。
配属されたプロジェクトも火を吹いており、非常に忙しかったです。(プロジェクトが計画通りに進まないどころが大幅な遅延と問題を抱えていた)
土日出勤も当たり前で、平日も22時くらいに会社をあがれると「今日はプライベートな時間があるぞ!」と気持ちが上がるようなレベルです。
もっと大変な職業の方もいらっしゃるので、大変だったと言ったところで主観的なことではあるのですけど。
読書も好きでしたので、平日の深夜でも少しでも読書をしたくて夜中の1時や2時でも少しでも本を読んでから寝ていました。
そういった生活をしておりましたので体調を悪くしていきます。
びっくりしたのが朝起きて吐いてしまったこと。
その当時は偏頭痛を患っていまして、吐いた日はその頭痛が非常に強かったのを覚えております。
さすがに起き抜けに吐くのはヤバいと思いまして病院に行きました。
病院での診断の結論にびっくりします。
それは「肩こり」でした。
背中、肩とバッキバキに固まっており、その結果、戻してしまうほどに体調を悪化させていたということでした。
バンテリンの強いやつみたいなのを処方され、「こんなんで治るのかね」と疑いながら塗っていたら偏頭痛も治りました。
そんな生活スタイルでしたので、何かしらの運動をしようという流れにはなります。
20代はいいかもしれませんが(よくないのですけど)、このままの生活は無理だと感じていました。
その後、色々と端折りますがヨガに出会います。
(もう少し詳しくはAboutに書いてあります)
ヨガのメリットと言えばたくさんあります。
ヨガはインド発祥の修行法です。
古代の哲学や宗教的な要素も含まれますが、なかなか魅力的な話しが多く引き込まれます。
ヨガの中での身体の修行としてアーサナ(ポーズの練習)があります。
現代のヨガではこのアーサナが主体となっております。
アーサナでは呼吸も深く行いますし、普段はしない格好をたくさんします。
それにより、ストレスの緩和、心身のバランス、運動機能の向上、などが得られ徐々に身体が元気になりました。
気づいたら肩こりも治っておりました。
その後、ヨガをもう少し学んでみたいと本を読んだりヨガスタジオに通うようになるわけです。
学生の頃からやっている瞑想との共通項があったり、ヨガのポーズで瞑想がよりやりやすくなったりと気づきを得て、さらに継続してやるようになっていきます。
入り口はなんであれスタートを切るのが大事です。
ですが、間違った方向に進むのは微妙に思います。
ヨガをエゴを満たす道具に使ってしまうと「母親を助けたいから人を騙してもいい」みたいな犯罪に手を染めることになります。
ヨガを始めたら、ヨガを知り、ヨガの方向性を理解することです。
エゴが減り、楽しく明るく清くなっていくものでしたらよろしいかと思います。
ヨガを通じて生きる力と知恵をさらに磨けたらと思っております。
終わりに:まとめます
ヨガは、インド発祥の心身統一の修行方法であるわけです。
古代からのもので哲学的な要素が多いものです。
エクササイズとして浸透していても、エクササイズが目的ではないので筋肉肥大などは期待できません。
柔軟性も上がりますが、目的は身体を整えて瞑想しやすいようにすることでもあります。
心身のリラックスやストレス緩和も結果でしかありません。
それを目的としてしまうと他の方が優れているという状況もあることでしょう。
なので好きでやるというくらいがいいのだと思います。
そしてヨガはあくまでも解脱のための修行法であることを忘れないこと。
その上で楽しむとめっちゃいいと思います。
姿勢も改善できて、呼吸も通るようになり、瞑想で精神の向上もはかれるわけです。
そこに競争原理やエゴを入れ込んでいくとうまくいかなくなります。
やはりそこはヨガですから、怪我したりうまく修行が続かなくなります。
そもそもアーサナの前段階でそういったエゴを減らしていくこと修行があるわけです。
人というのは残念な生き物で「人よりも優れていたい」とそのためにはなんでもしてしまうのです。
エゴの拡大を抑えていくというのもヨガの修行のひとつだと思います。
格闘技をやっている人が日常生活で人を殴ることは御法度なのに、ヨガを実践している人が人と比べたり、嘘ついたり、誤魔化したりしていることはヤバいのです。
そういったことを意識してヨガを楽しまれるのがよろしいかと思います。
そのおかげで私は元気に肩こりもなく瞑想も習慣になっており人生が進んでおります。