たまには仕事の選び方の話を。
とはいえ、いつも通りちょっと怪しいのですけど。
仕事の選び方というのは人を悩ますものです。
自分にあっているかどうか、この仕事を自分ができるかどうか、楽しめるかどうか、稼ぎ続けていけるのかどうか、職場が自分にとって心地よいかどうか、 などなど。
当然、考えると思います。
サイコロを振るように選ぶ人は稀に思います。
ですが、実際にはサイコロを振るようなもので、その会社に入って仕事を始めてみないと自分に向いているかどうかはわからないものです。
やってみないとわからないし、その会社がどういったところなのか、仕事の内容は自分に向いているのか、そんなのやってみてもすぐにわからないことも多いです。(というか分からない)
実際にドラッカーさんも最初の仕事はサイコロを振るようなものだと言っているのですけど、本当に運ゲームなところがあります。
では、その運ゲームをどうやって選ぶのか。
できること探し、やりたいこと探し
自分にとって最適な仕事の選び方があります。
それは「得意なこと」と「社会が求めていること」と「好きなこと」の共通点を選ぶということです。
できてますでしょうか。
「そんなの無理だよ」という声が聞こえてきますが、いきなりは無理です。
重なっているところを見つけるどころか、得意なこともわからない人も多いでしょう。
仮に得意なことがわかっていても、その得意なことの技術力が社会で活かせるとも限りません。
ですが、不得意なことで仕事にしようというスローガンを掲げる人はいません。
技術力がなくても、スキルがなくても(一緒か?)、自分の得意なことをするしかありません。
できることを探してみる。
やりたいことを探してみる。
その共通項にはヒントがあると思います。
好きなことは得意になる可能性があるような、ないような
好きなことと得意なことは一緒ではありません。
好きでも不得意なことはあります。
得意なことでも嫌いなこともあります。
仕事でお金を稼ぐなら、好きか嫌いではなく得意を選ぶの今の社会では有効です。
技能と成果にお金が支払われるからです。
あなたの”お気持ち”に対価が支払われるわけではありません。
ということで、とにかく得意なこと探しです。
人に褒められることは得意なことです。
人よりも少ない努力でできたことも得意なことです。
気づいたら無意識にやっていることも得意なことです。(気づくと企画している人とか)
どうでしょうか。
洗い出してみましょう。
案外あるものです。
社会が求めていることが倫理的とは限らないけど
次に社会が求めていることです。
社会の求めていることでもエゴや不調和や争いが生じるものは避けた方がいいでしょう。
誰かを不幸にするのが確定していることをするのはやめましょう。
社会が求めているというのは少し主語が大きいので、もう少し主語を小さくすると周りの人が喜んでくれることです。
こういったサービスがあると嬉しいんだよね、こういった物があると嬉しいんだよな、というレベルからスタートです。
大きなことをつい考えてしまう人は、そちらに適性がありますので大きなことをしていきましょう。
社会が求めていることが嫌なこともありますし、そもそも社会が求めていることがわからないこともあります。
それでも、自分の直観を信じてやっていくことです。
自然の仕組みに適った世界へと進めていきましょう。
私もヨガや瞑想が社会を良い方向へと導いてくれると思ってやっております。
そして。
好きなことがわからない人もしますし、好きなことが仕事になるとは思えないタイプのことしか思い浮かばない人もいます。
得意なことというのは、そのままですけど、自分が上手くできることですね。
いったんは人より上手いかどうかはおいといて、自分の中で得意なことを選びます。
やりたいこと、できること、これの掛け算で一般的な不幸は取り除けます。
人によって様々な境遇はありますが、健康とお金と仕事に関してはうまく回るでしょう。
最終的に、できること、やりたいこと、社会に求められること、が重なるところへ向かえたらいいですね。
終わりに:ここまで書いておいてなんですが
結局のところは仕事選びは運ゲームです。
運というのは確率ということです。
運の良し悪しの裏には確率があります。
その確率を上げていくことしか我々はできません。
確率を上げるのが、得意なことやできることということです。
あくまでも確率が上がるだけなので、どうなるかはやってみないとわからない。
確率を上げることはできませんが、当たり目を出す可能性を上げる方法があります。
試行回数をを増やすこと。
要するに行動することですね。
考えることは考えるけど、動く回数が増えないと当たらないということですね。
ぜひ。