お風呂の後のヨガもいいですね。
冬場は特に体を温めた後に動きたいものです。
わたしもお風呂のあとに少しだけ動いたりしますね。
「少し」と書きましたが、お風呂のあと動くのでしたら、少しだけがいいかと思います。
負荷の少ないシークエンスで副交感神経が優位になるものを選ばれるとよろしいかと思います。
お風呂の後のヨガはまったりと
お風呂の後にがっつりと動くと、交感神経がONになってしまいます。
せっかくお風呂でリラックスして副交感神経がONなっているので、まったりとしたヨガをやられるのがよろしいかと思います。
夜のお風呂を前提として書いておりますが、夜は寝る時間帯ですね。
夜の寝る時間帯に後屈など、身体を反るポーズをやると目がさえていきます。
寝つきが悪くなったりしますので、夜は控えめがいいですね。
ですので、お風呂のあとだとさらに、控えめがよろしいかと思います。
軽くでも動かしたい人はマッサージなどはいいと思います。
自分の身体を触る機会も少ないと思いますので、たまにはセルフマッサージもよろしいかと思います。
身体は温まっている分、怪我もしやすい
自律神経や時間帯の話を書きましたが、身体の柔軟性からも注意は必要です。
身体は温まっているので、簡単に伸びることがあります。
伸びすぎてしまうこともあります。
ヨガのポーズとしてはとりやすくなっているとは思いますが、普段以上に伸ばしてしまいますと怪我のリスクにもなります。
温まっている分、緩まりすぎているかもしれません。
交感神経をONにしない前屈系のまったりとしたポーズをとるにしても、まったりやるというのは大事に思います。
朝にさっとお風呂に入ってからやる際には、そこまで注意は必要ないかもしれませんが、太陽礼拝などを十分に行ってからやるように心がけてみてください。
お風呂に入るなら、基本的にはヨガをやったあとがオススメ
ヨガをやったあとに夜のお風呂は入るのがよろしいと思います。
- 交感神経がONになると眠れにくいです。
- 反るポーズをすると夜の寝つきも悪くなります。
- 汗もかくと、また入りたくもなります。
- 無理してしまい、怪我をしてしまうリスクもあります。
と言う具合でしょうか。
試しで一度やってみるのもよろしいかと思います。
自分で体験して「これはいい」と思うのか「案外、だめだね」と思うのか、やってみるとわかるかと思います。
お風呂はリラックスする場所ですから、折角リラックスした身体を起こす必要もないかと思っています。
心臓への負担、貧血気味の人
心臓への負担を懸念される方もいらっしゃいますが、普通にお風呂に入ってしばらく経ったあとでしたら、心臓への負担はあまり気にしないで大丈夫そうです。
私の勝手な感覚では大丈夫でございました。
生徒さんでも心臓への負担がきついという話も聞きませんので、持病があるなど特別な場合ではない限り、心配しすぎる必要はなさそうです。
貧血気味の人は血圧が上がっていたりすると、ちょっと辛いかもしれません。
身体が暖かい状態で一気に動いてしまうと、眩暈を起こす人もいるかと思います。
私は立ちくらみが時々あるのですが、ホットヨガでがっつりやったあとに、少々くらくらと来たことがあります。
お風呂もがっつりと入ったあとですと、同じようなこともあるかもしれません。
身体の調子を見ながらやってみてください。
終わりに:やめる勇気
嫌われる勇気ではないですけど、調子がよくないときは「やめる勇気」も大事です。
ちなみに、こちらの書籍はオススメです。
やめる勇気があれば、体調不良になることも減ると思います。
お仕事や家庭のことで忙しいときもあります。
それでもヨガの時間をとりたいと、頑張ってヨガをやっても効果も期待できなければ怪我をしてしまうリスクも上がります。
ですので、疲れていたり、忙しすぎるときにはあまり無理してやる必要はないと思っています。
ヨガに依存してしまうと、また違うことになってしまいます。
ですので、やめる勇気です。
休むのも練習のひとつです。