インダス文明説 (紀元前2700年頃~):ヨガの起源について

ヨガ外論・歴史

 

ヨガの旅は、失われた文明の記憶をたどる:インダスからのメッセージ

ヨガ。それは、現代社会においても、多くの人々を魅了する、古代インド発祥の叡智体系です。しかし、その起源を辿っていくと、まるで霧深いジャングルを進むように、謎と神秘に包まれています。

ヨガの起源を探る旅は、時を遡り、今から5000年以上前のインダス文明へとたどり着きます。インダス文明は、エジプト文明、メソポタミア文明と並んで、世界最古の文明の一つとして知られていますが、その全貌は未だ謎に包まれています。

インダス文明の遺跡からは、高度な都市計画や排水システム、そして、精巧な工芸品の数々が発掘され、私たちを驚かせています。

そして、最も興味深い発見の一つに、ヨガの起源を示唆する手がかりが残されているのです。

 

1. パシュパティ印章:動物に囲まれた瞑想者

インダス文明の遺跡から多数発掘される印章には、動物や植物、そして、人間など、様々なモチーフが刻印されています。その中でも、特に注目されているのが、「パシュパティ印章」と呼ばれる印章です。

この印章には、頭に角を生やし、3つの顔を持つ人物が、足を組んで座り、瞑想しているかのような姿が描かれています。この人物は、後にヒンドゥー教で信仰されるシヴァ神の原型であると考えられており、ヨガの原型となる瞑想の習慣が、既にインダス文明の時代に存在していた可能性を示唆しています。

 

2. ヨガのポーズを思わせる土偶

インダス文明の遺跡からは、土器やテラコッタで作られた、様々な形の土偶が出土しています。その中には、両手を挙げたポーズ、片足を上げたポーズなど、現代のヨガのアーサナ(ポーズ)を彷彿とさせるものがいくつか見られます。

これらの土偶が、単なる装飾品なのか、それとも何らかの儀式や宗教的な意味を持つものだったのかは、まだ解明されていません。しかし、インダス文明の人々が、身体を使った何らかの実践を通して、心身のバランスを整えようとしていた可能性は否定できないでしょう。

 

3. 静寂と瞑想を重視する文化

インダス文明の都市遺跡からは、大浴場や瞑想のための部屋など、清潔さや精神性を重視していたことを思わせる建造物が発見されています。また、騒音の少ない都市設計や、自然との調和を重んじた生活様式などからも、インダス文明の人々が、内面世界を大切にし、精神的な探求に深く関わっていたことが推測されます。

ヨガは、単なる身体的なエクササイズではなく、深い精神性と結びついた実践体系です。インダス文明の遺跡から発見された手がかりは、ヨガの起源が、私たちが考えているよりも遥か昔に遡り、文明の黎明期から、人々の精神文化の中に息づいていたことを示唆しているのかもしれません。

 

あとがき

このようにヨガは深い精神性と結びつき、古くから実践されてきた体系的な自己探求メソッドです。現代のヨガブームは、単なる流行ではなく、現代社会が求めているのだと思われます。また、失われた古代文明の叡智を、現代社会において再び開花させようとする、人類の集合的な無意識の表れとも言えるかもしれません。

ヨガマットの上で深呼吸をする時、私たちは、5000年の時を超え、インダス文明の人々と、静かな対話を始めているのかもしれません。

 



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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。