掃除がもたらす心の静寂と奇跡|ヨガ的「シャウチャ(清浄)」の実践

自己啓発

掃除を推奨しております。
それは、掃除が単なる家事労働ではなく、最も身近で、最も強力なヨガの実践だからです。
ヨガの経典には「シャウチャ(清浄)」という教えがあります。
身の回りを清めることは、心を清めることと直結しているのです。

現代社会は、私たちに「効率」や「生産性」を求めます。
ルンバが床を這い、家事代行サービスが普及し、私たちは「掃除」という行為を手放すことで時間を買おうとしています。
もちろん、忙しい日々の中でそれらは素晴らしい助けとなります。
しかし、自らの手で雑巾を絞り、床を拭くという行為の中に、私たちが置き忘れてしまった「魔法」があるとしたらどうでしょうか。

今日は、掃除という動的な瞑想がもたらす奇跡と、私の周りで実際に起こった楽しい変化について、少し静かにお話ししてみたいと思います。

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掃除は「過去」との対話であり、「今」への回帰

部屋が散らかっている状態とは、どういうことでしょうか。
それは、「過去の決断の先送り」が物理的に溜まっている状態です。
脱ぎっぱなしの服、読みかけの本、洗っていない食器。
これらはすべて、「あとでやろう」と判断を保留にした過去の残骸です。
私たちは、散らかった部屋にいるだけで、無意識のうちに過去のエネルギーに引っ張られ、エネルギーを消耗しています。

掃除をすることは、この滞った時間を再び動かすことです。
埃を払うとき、私たちは単に汚れを取っているだけではありません。
そこに停滞していた「気」を動かし、空間に新しい風を通しているのです。
「拭く」という行為は、「福」を招く行為でもあります。
床を磨くとき、私たちは自分の心の鏡を磨いているのです。

 

掃除で起こった楽しいことリスト:実践者の声

実際に、掃除を日々の習慣(サドゥナ)として取り入れた方々から、不思議で楽しい報告がたくさん届いています。
スピリチュアルな奇跡のように見えるかもしれませんが、これはエネルギーの法則からすれば、とても自然な結果です。

1. 臨時収入や仕事のオファーが舞い込んだ
「トイレ掃除をすると金運が上がる」とはよく言われますが、これは本当によく聞く話です。水回りはエネルギーの出口。そこをクリアにすることで、循環が良くなり、入ってくるもの(お金や仕事)の流れもスムーズになるのでしょう。

2. 長年の悩みに対する「答え」が、拭き掃除中に降りてきた
机に向かって考えても分からなかったことが、無心で窓を拭いている時に「あ、こうすればいいんだ」と閃く。掃除というリズム運動が脳波を整え、直感(インスピレーション)を受け取りやすい状態を作った結果です。

3. 人間関係のわだかまりが消えた
「部屋の乱れは心の乱れ」と言いますが、部屋が整うと心に余裕が生まれます。すると、家族やパートナーに対するイライラが減り、自然と笑顔が増えます。自分が整うことで、周囲との共鳴(バイブレーション)が変わるのです。

4. 失くしていた大切なものが、ひょっこり出てきた
物理的に探していたモノが見つかるのはもちろんですが、「忘れていた情熱」や「子供の頃の夢」といった、精神的な落とし物が見つかることもあります。不要なモノを手放したスペースに、本当に大切なものが顔を出すのです。

5. なぜか痩せた、肌が綺麗になった
掃除は全身運動です。特に雑巾がけは、体幹(バンダ)を使い、股関節を柔軟にします。家の中がジムになり、さらに空気が清浄になることで呼吸も深まり、内側からデトックスが進むのです。

 

現代社会の「穢れ」を落とす儀式として

私たちは日々、目には見えない多くの情報を浴びています。
ネガティブなニュース、SNSでの比較、満員電車のストレス。
これらは「穢れ(ケガレ)」として、オーラやエネルギー体に付着します。
そのままにしておくと、なんとなく体が重い、やる気が出ないといった状態(タマス・性質)に陥ります。

玄関を掃く。
それは、外から持ち帰った不要なエネルギーを払い落とし、結界を張り直す儀式です。
寝室を整える。
それは、一日の疲れを癒し、魂が里帰りする神聖な場所を作る儀式です。

ルンバにはできなくて、人間にしかできないこと。
それは、掃除をする対象への「感謝」の念(バクティ)を込めることです。
「いつも守ってくれてありがとう」と床を拭くとき、その床は単なる建材ではなく、あなたを支える温かい大地となります。
モノに愛を注ぐと、モノは生き生きと輝き出し、空間全体の波動を上げてくれます。

 

まずは「一拭き」から始まる奇跡

大掃除のように、一気に全てをやる必要はありません。
それはかえって「義務感」という新たなストレスを生んでしまいます。
ヨガと同じで、大切なのは「続けること(アビヤーサ)」です。

朝起きて、窓を開け、空気を入れ替える。
顔を洗うついでに、洗面台の鏡をサッと磨く。
トイレを出る時に、スリッパを揃える。

そんな小さな「整える」行為の積み重ねが、やがて大きな人生の変容へと繋がっていきます。
掃除をしている時、私たちは「今、ここ」にいます。
過去の後悔も、未来の不安も消え、ただ目の前の汚れと向き合い、それを綺麗にするというシンプルな事実に没頭しています。
それは、座って行う瞑想と同じ、深い静寂の時間です。

もし今、心がざわついていたり、人生に行き詰まりを感じているなら。
まずは手近なところにあるゴミを一つ、拾ってみてください。
その小さなアクションが、あなたの世界を動かす最初の一歩になるかもしれません。

空間が光れば、心も光る。
そのシンプルな法則を、ぜひご自身の身体と生活で味わってみてください。

ではまた。


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。