ヨガとストレッチの違いはなんでしょうか?

ヨガの柔軟性を高めるポーズとストレッチの違いは、実は多くありません。

もちろん、ヨガ全体(思想や哲学、歴史、呼吸法や瞑想法など)とストレッチはまったく違うものでありますが、ここで聞いているヨガというのは、おそらく以下のようなポーズ(前屈のポーズ)を対象にして聞いているのだと思います。

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以下のポーズ(肘倒立、ハンドスタンド、頭立ちのポーズ)を見て、ヨガとストレッチの違いを聞くということはありえないですからね。

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ヨガのアサナとストレッチは、柔軟性を高めたりするポーズで類似するところが多くあります。

ヨガのアサナでストレッチ効果の少ないアサナも多くありますので(上記のようなアサナですね)、それらのアサナは省いてストレッチとの違いをまとめていきます。

また、ヨガというのはアサナ(ポーズ)だけではありません。

そこのアサナ(ポーズ)以外をピックアップすれば、先ほども申し上げたように全く違うものになりますので、”ストレッチとヨガは全く異なる種類のものなので比べることはできない”となってしまいますので、あくまでも柔軟性を高めるポーズに特化して違いを見ていきたいと思います。

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2016.03.09

 

ヨガとストレッチの目的と立ち位置を確認

ヨガとは悟りへと至る道を示しており、定義としては「心の作用を止滅することが、ヨーガである。インテグラル・ヨーガ 」と書かれています。

その悟りの道には八つのステップがあります。以下になります。

  1. ヤマ:禁戒
  2.  ニヤマ:勧戒
  3.  アーサナ:坐法
  4.  プラーナヤーマ:調気
  5.  プラティヤハーラ:制感
  6.  ダーラナー:集中
  7.  ディヤーナ:瞑想
  8.  サマーディ:三昧

いわゆるヨガのポーズは、3番目のアーサナ(アサナ)となります。

何度も言っている通り、ヨガとストレッチは比べる粒度が全く異なるため、本来は比べる対象にもなりません。

なので、今回はこの3番目のアーサナ(アサナ)の中の柔軟性を高める為のポーズと比べることにします。

アサナの定義は「快適で安定していること」です。

ストレッチの定義は何か、wikipediaさんから引用します。

スポーツや医療の分野においてストレッチ(英: stretching)とは、 体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいう。筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、いろいろなメリットをもたらす。

(中略)

ストレッチの効果

  1. 筋肉ならびに結合組織の柔軟性の改善
  2. 筋肉の緊張緩和
  3. 血流改善
  4. 神経機能の向上
  5. 筋萎縮の抑制

wikipediaより

快適で安定という意味では大きな違いはありませんね。

 

ヨガとストレッチの違いは呼吸なのか

ヨガとストレッチの違いは呼吸という意見について書いてみます。

ヨガのアサナは呼吸をしながら行います。

アシュタンガヨガなどはウジャイ呼吸をしながら行います。

呼吸という点では、アサナは鼻で吸って、鼻から吐き出す呼吸を繰り返しながら行いますね。

ストレッチも呼吸しないでやる、ということはまずありません。

ストレッチもしっかりとやるとなると、深呼吸をして行います。

ヨガも呼吸を大事にして行います。ストレッチも呼吸を大事にして行います。

特殊な呼吸法を除けば大きな違いはありませんね。

ヨガでは呼吸法が沢山あるので、そこを違いと言えば違いですが、全く異なるほどの違いにはならないかと思います。

 

ヨガとストレッチを体調に合わせて変えるという意見

体調に合わせてストレッチとヨガをどちらにするか変えるという意見があります。

ヨガのポーズの中に、ストレッチ効果のあるポーズは山ほどあります。

なのでヨガのポーズとストレッチを比べると、ヨガのポーズの方が集合として広いです。(ストレッチも種類が多くあるので、もしかしたらストレッチの方が広いかもしれません)

前提として、「ヨガとストレッチでのポーズが全くことなる」ということが含まれていますが、そうではありませんので、体調に合わせてヨガとストレッチを変えるとはなりません。

体調に合わせてヨガとストレッチを変えるというよりかは、体調に合わせて「ヨガのポーズの組み合わせを変える」ということになります。(ヨガのポーズにストレッチが全て含まれている前提ですが)

体調に合わせてヨガだろうがストレッチだろうがメニューを変えるという当たり前の結論になるわけです。どちらも体調に合わせて変えるのですから、大きな違いということにはなりませんね。

呼吸も深い呼吸をすることで自律神経の安定が期待できます。

ストレッチでも息を止めてやるということはなく、深い呼吸とリラックスした気持ちで取り組みますよね。

セロトニンの関係や自律神経の関係でも、ストレッチもヨガのアサナも効果は期待できると思います。

 

ヨガでもストレッチでも関節を色んな方向に動かす

ヨガのアサナでは伸ばすだけでなく、関節を様々な方向へ動かします。

ストレッチも色んなタイプのストレッチがあります。

静的なストレッチから動的なストレッチまであります。

静的なストレッチはいわゆる伸ばすストレッチですね。

動的なストレッチは、足をグルグル回したり、関節を動かしながら柔軟性を高めるものです。(同時にインナーマッスルを鍛えられるものもあります)

ヨガのアサナにそっくりのストレッチも多くあります。

身体の全面を伸ばす後屈のポーズもストレッチとしても存在します。

ブリッジも大きなくくりでは、ストレッチに入るのですから。

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足を上げているのは、ブリッジとは関係ありません。

動的なストレッチ、静的なストレッチを考慮すると、ここでもヨガとストレッチの大きな違いは見いだせません。

 

ストレッチでは悟りの道を歩めないのか

めちゃくちゃなことを言ってますがお付き合いください。

ヨガでは八つのステップがあると言いました。これが悟りへの道です。

  1. ヤマ:禁戒
  2.  ニヤマ:勧戒
  3.  アーサナ:坐法
  4.  プラーナヤーマ:調気
  5.  プラティヤハーラ:制感
  6.  ダーラナー:集中
  7.  ディヤーナ:瞑想
  8.  サマーディ:三昧

ヨガで成長するための8ステップとなる「ヨガの八支則」をざっくりと学ぶ

2016.03.09

ストレッチでは悟りの道が歩めないのか。

そもそもストレッチで悟りへの道を歩もうと思っている人が存在しないと思いますので、検証することができません。

ですが、ストレッチとスポーツの組み合わせですと、素晴らしい人は沢山います。

例を挙げるまでもなく、スポーツ選手で悟っているのかと思うような素晴らしい方々がいらっしゃいます。

野球のイチロー選手も試合前に2時間ストレッチをしてから望んでいたこともあったようです。

ぐにゃぐにゃだそうです。イチロー選手は一種の覚者だと思います。

ストレッチの道というと語弊がありますが、スポーツの道も悟りへと通じているのだと思います。本人次第ですが。

ストレッチも本人次第ではヨガの道として機能する可能性は十分にあります。

適当にやらずに、探究心を持ってヨガもストレッチも行うと楽しい現象が起こりそうですね。

 

終わりに:生活すべてがヨガになるということ

まとめると、大きな違いは呼吸法ということになりますね。

その呼吸法もヨガならではの特殊な呼吸法を別にすれば、ヨガもストレッチも深呼吸をするわけなので大きな違いはないという結論になります。

(前提として、柔軟性を高めたりするポーズだけにおいて類似性を検証するということはお忘れなく)

息をする、息をしている、生きている

2016.01.20

ヨガクラスを受けにいくと、ヨガの先生が「生活のすべてがヨガになっていくのですよ」と言われていることがあります。

このような場面に出会ったことがある人もいることでしょう。

ヨガとストレッチの違いを細かく解説しているブログもあります。

では、生活のすべてがヨガになる、というのはウソなのでしょうか。

このあたりも感じてもらいながら、ヨガを楽しんでもらえれば、よろしいかと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

Kiyoshi

*EngawaYoga主宰* 2012年ヨガのティーチャートレーニングコースをいきなり受講し資格取得。資格取得中にすでにヨガを教え始める。 瞑想は大学卒業から継続しており、瞑想体験もヨガの指導に活かされている。 3000冊以上読破するほど本も大好きで、東洋思想や瞑想、禅やタオなど好きなものを学びながら現在もヨガ指導にあたっている。 「小さな悟りの円が広がり、ライフシフトのお祭りが世界中で起こること」を主眼に”技習得への情熱”を燃やして鋭意活動中。