心屋仁之助さんの読書感想シリーズです。
今回もこちらの書籍2冊を読んで感じたことを書いていきます。
今回は「○○すべき」「○○ねばならない」という自分縛りについてです。
「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」というように縛っている人が多いと思います。
私もその一人です。
この「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」をやめると本当に楽になります。
自分への色んな許可をすることができ、その許可から色んな良いことが降りてくるようになるので、生きるのが楽になるのです。
とはいえ、すぐにはやれないですよね。
何が起こるのか怖いですよね。
でも思っている以上に、この「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」という誓いを破っても大丈夫なのです。
もくじ.
べきがあるということは、自分を縛っている
「○○すべき」とか「○○をやらないといけない」とか「○○をやらないと大変なことになる」というのは、実はただの自分の縛りです。
自分で勝手に設定している縛りです。
大したことではないのです、実際は。
なので一度この誓いを破ってみてください。
大したことは起こりません。
大したことは起こりませんし、周りからの反応も何も変わらなかったりします。
すごい人だと「今までもやっていたじゃん」と言われる人もいます。
自分の中で「これはすべきことなので一生懸命にやらないとマズイことになる」と思って取り組んでいても、実際はそのことをちゃんとやれていなくて、結局はやっていなくても回っていたということです。
面白いですよね。
でしたら、自分を縛っている誓いをやめて自由にやってみることです。
自由と言っても無茶苦茶に自分勝手でやろうと思う人はいません。
だって無茶苦茶な自分勝手は結局は自分が面白くなくなっていき、嫌な思いをするのは自分であることを知っているからです。
自分勝手に自分縛りを解いてみてください。
どんな”すべき”があるか、洗い出してみる
気づくことからスタートです。
自分の中にある「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」に気づくことです。
私の場合は「独立したからにはちゃんとスタジオの運営をしないといけない。計画・管理をすべきだ」というのを持っています。
私は本を読んだりして経営計画を立てたりするのは大好きなのですが、管理するのがあまり好きではありません。
自分の中の価値観が1日で変化してしまうこともあり、いつでも完璧な計画通りに管理できないからです。
ということで、本来は経営を学び、経営の大きな分野毎に(人員、教育、セールス、マーケティング、新規事業、経理などなど)をしっかりと作り込まないといけません。
一度しっかりと作りましたが、案外放置しております。
よくないですね。でも大丈夫です。
なんとかなっています。
なんとかならなくなれば、本気で人はやります。
まずは手放していきましょう。
一つに集中していくのです。
大好きで得意なことに集中していくのです。
そうすると人生は楽しくなるように出来ているのです。
心屋さんの「心屋仁之助のそれもすべて、神さまのはからい。: どんなときも、人生を笑ってみる (王様文庫) 」にこのように書いてあります。引用しますね。
「人生というのは、とても楽しくて、素晴らしい。あなたも私も、必ず幸せになる」と伝えていくのが、「大人の仕事」。
本当に誰もが幸せになるように出来ていると感じます。
大人の仕事をしていきたいと思います。
べきは自分が囚われている概念である
本来の自分から離れていくのが「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」という概念です。
本来の自分から離れていってしまうのです。
本来の私がしたいことは「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」ではないですよね。
これらがしたいことなら、べき・しないといけない・大変なことになる、なんて言わないですからね。
”すべき”が自分を枠に閉じ込めているのです。
閉じ込めているのがこの観念なのですから、可能性を広げるにはこの観念をやめればいいのです。
本来の自分は何をやりたいのでしょうか。
どんな役割があるのでしょうか。
そこから好きなことを始めていくのです。
したいことをやっていくことです。
したくないことをヤメていくことです。
この以下の二つが「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」という自分縛りから解放してくれます。
- したいことをやっていくこと
- したくないことをヤメていくこと
”すべき”をやめると自分が出てくる
”すべき”をやめることはできますか。
少しずつでいいのでやめていくことです。
好きでやっていることを増やしていくと、自然と”すべき”は減ってきます。
好きなことは楽しくできますので、時間を忘れてできます。
好きなことをしていると、集中もできて成果が上がりやすいです。
”すべき”のことを取り組んでいる時間がなくなります。
だから、自然と自分が出てくるのです。
”すべき”を少しでいいのでやめて、好きなこと、楽しいこと、やってみたいことをする時間を作ってみてください。
思っている以上に簡単に生活が変化してきます。
終わりに:怖くても少しずつ外していくと、私たちは豊かになる
豊かさは苦労して手に入れるものではないそうです。
苦労は苦労を呼び込みます。
楽しみは楽しみを呼び込みます。
楽しくいられる時間を増やしていくことで、楽しくいられる時間が増えるのです。
「○○すべき」「○○をやらないといけない」「○○をやらないと大変なことになる」を少しずつでいいので外していくと、楽しい時間が増えて、結果として私たちは豊かになっていきます。
ちょっとでいいのでやめていくことです。
私も手放していくものは手放していってます。
「大丈夫。なんとかなるでしょ。今までもなんとかなって生きているし。」と楽観的に捉えて手放しております。
そして、好きなことをする時間を増やしていっております。
まだまだ”ぱっかーん”という閃きはやってきておりませんが、このまま「好きを選ぶ人生」をい歩んでいくととても楽しい所に連れて行かれるのだろうなとワクワクしております。
心屋仁之助さんの書籍の引用を載せておきます。これだけを実践しても結構面白いことが起こると思います。
「やりたくないことをやめて、やりたいことをやる」ことで、自分自身の価値がどんどん上がって、自分の想像もつかないほどの豊かさに包まれることができるのだと気づいたからです。
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