まだまだ年末に向けて身軽に気軽に軽快にやっていきますよ【縁側日記@新宿】vol295

ヨガライフ-東京日記

さてさて、いつもの身軽系の投稿です。

身軽になろう、は何度も何度も書いてきております。

執着というのがとにかくあかんのです。

人を不幸にする元凶が執着にあります。

執着は思考や欲から生まれます。

だから、それらを減らすために、身軽になろうということを提唱しております。

 

ヨガをやるのも身軽になるためです。

こだわりを増やすためではありません。

ルールはありますが、そのルールを守るのはより身軽になるためです。

ヨガをやって身軽になっておりますか。

身軽になっていましたら、それ良いことに思います。

 

ミニマリズムも身軽になるための一つの考えになります。

現代のミニマリズムやシンプルライフの潮流は、単にモノを減らすライフスタイルを指すだけではなくなりました。

生き方そのものをミニマリズムに合わせていくようになっています。

その根底には、複雑化しすぎた情報や人間関係、価値観の中から、自分にとって本当に大切な本質を見極め、そこに集中したいという願いがあるかと思います。

そこまで仰々しくなくても、頭がいっぱい、持ち物がいっぱいで、なんか重いなぁと感じている人が多いと思います。

それらを減らして、必要最小限にしていくのがミニマリズムです。

とても好きな考え方です。

皆様はいかがでしょうか。

 

ということで、年末に向けてさらに身軽になっていきます。

持ち物の整理整頓はこの前もやりましたのでかなり進んでおります。

食事も菜食中心、納豆中心主義で、シンプルになっております。

心に栄養を与えたい時はランチにでかけます。

だいたい週に1回程度です。行かないこともあります。

そうやってバランスをとっております。

 

物理的な面での身軽さは、日常で必要なものはバッグ一つにまとめられる量にしておくことです。

できる範囲でコンパクトな物を選ぶ。

そのように意識しております。

・何個も持っている物を見直す

・買い換える時により良い物、コンパクトな物を探す

・普段から減らす癖づけをつける

こんな感じですね。

ゴミ捨てはさっさと済ませておきましょう。

 

精神的な面での身軽さは、真理を知ることですね。

この世界の多くのことは虚構です。

躍起になっている対象には何も価値のないことが殆どです。

不要なことも多くあります。成長も幻想です。

でも、そこに価値を勝手につけております。

全部いらないと虚無なことではなく、本当に必要だと思えるものは殆どないということです。

充実感を本気で感じるものだけにしていけば良いと思います。充実感は大事です。

それを大切に育てる。

農業のようにやっていく。

あとはそこからの成果を待つだけ。

そういった距離感で取り組むようにしていると心も身軽になります。

 

ヨガの方針を採用するのもいいでしょう。

ヤマ、ニヤマという「やめた方がいいこと」「やった方がいいこと」を参考にされてみてください。

 

ヤマについて

アヒンサー (Ahiṁsā):非暴力

アヒンサーは、あらゆる生命に対して、暴力を振るわない、傷つけないという、最も基本的な倫理です。それは、身体的な暴力だけでなく、言葉による暴力、心の暴力も含みます。

怒りや憎しみ、嫉妬といったネガティブな感情は、自分自身だけでなく、周りの人々にも、苦しみを与えます。アヒンサーは、これらの感情を手放し、慈悲と優しさをもって、他者と接することを促します。

日常的なレベルでは、アヒンサーは、言葉遣いや態度に気を配ること、争いを避けること、周りの人々の気持ちを尊重することなどを意味します。そして、さらに深いレベルでは、自分自身に対する非暴力、すなわち、自分を責めたり、否定したりすることを手放し、自己肯定感と自己受容を育むことも含まれます。

 

サティヤ (Satya):誠実

サティヤは、真実を語ること、正直に生きることです。それは、嘘をつかない、約束を守る、ごまかさない、といった基本的なことから、自分自身に正直であること、自分の信念に基づいて行動することまでを含みます。

現代社会では、私たちは、様々な情報に翻弄され、何が真実なのかを見失いがちです。サティヤは、自分自身の心の声に耳を傾け、真実を見抜き、それに従って生きる勇気を与えてくれます。

 

アステーヤ (Asteya):不盗

アステーヤは、盗まないこと、他人のものを欲しがらない、貪欲を捨てることを意味します。それは、物質的なものだけでなく、時間、エネルギー、情報、愛情など、あらゆるものに対して当てはまります。

現代社会は、消費主義によって、私たちは、常に「もっと欲しい」「もっと手に入れたい」という欲望に駆り立てられています。アステーヤは、この欲望を手放し、今、自分が持っているものに感謝し、満足することの大切さを教えてくれます。

 

ブラフマチャリヤ (Brahmacarya):禁欲

ブラフマチャリヤは、伝統的には、性的なエネルギーを浪費しないことを意味していました。しかし、現代においては、より広く、エネルギーの節約、集中、制御といった意味合いで解釈されることが多いでしょう。

私たちは、日々、様々なことにエネルギーを費やしています。仕事、人間関係、娯楽…。ブラフマチャリヤは、無駄なエネルギー消費を抑え、本当に大切なことに、エネルギーを集中させることを促します。

例えば、睡眠時間をしっかりと確保すること、健康的な食事をすること、無駄な情報や刺激を避けることなども、ブラフマチャリヤの実践と言えるでしょう。現代を生きる人々には、特に無駄な刺激を避けることは非常に大事な実践となります。

 

アパリグラハ (Aparigraha):不貪

アパリグラハは、必要以上のものを所有しないこと、執着を手放すことを意味します。私たちは、物に囲まれることで、安心感を得ようとしますが、本当に必要なものは、意外と少ないものです。

アパリグラハは、物質的な執着だけでなく、地位、名誉、人間関係、過去の出来事など、あらゆる執着を手放し、心を自由に、軽やかにすることを促します。

 

ニヤマについて

シャウチャ (Śauca):清浄

シャウチャは、身体と心の浄化を意味します。それは、清潔な状態を保つこと、健康的な食事をすること、ポジティブな思考を心がけることなどを含みます。

身体の浄化は、ヨガのアーサナ(ポーズ)やプラーナーヤーマ(呼吸法)によって行われます。心の浄化は、瞑想や自己観察を通して、ネガティブな感情や思考を手放すことによって行われます。

 

サントーシャ (Santoṣa):知足

サントーシャは、現状に満足し、感謝の気持ちを持つことです。私たちは、常に「もっと欲しい」「もっと良くしたい」と、現状に不満を抱きがちです。しかし、サントーシャは、今、自分が持っているもの、自分が置かれている状況に感謝し、喜びを見出すことを教えてくれます。

 

タパス (Tapas):苦行

タパスは、忍耐強く努力すること、自己鍛錬を通して精神を磨くことを意味します。ヨガの実践は、時に、私たちに、ある程度の努力と忍耐を求めます。

難しいポーズに挑戦すること、集中力を維持すること、雑念を手放すこと…。これらの努力を通して、私たちは、心身の強さと柔軟性を高め、精神的な成長を促すことができます。

 

スヴァディアーヤ (Svādhyāya):学習

スヴァディアーヤは、聖典や哲学書を学び、自己探求を深めることです。ヨガの教えを学ぶことは、自分自身を深く理解し、人生の目的や意味を探求するための、重要なプロセスです。

 

イーシュヴァラ・プラニダーナ (Īśvara-praṇidhāna):神への帰依

イーシュヴァラ・プラニダーナは、より大きな存在に身を委ね、自己を超えた力に感謝することを意味します。それは、特定の宗教や神を信仰することではなく、宇宙の創造主、あるいは、自然の摂理、宇宙の叡智など、自分よりも大きな存在に対する、畏敬の念と感謝の気持ちを持つことです。

 

ご自身の生活へ応用されてみてください。

引用が長くなってしまいましたが、以上です。

ではでは、身軽にやっていきましょう。

 


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。