ヨガの真言であるオーム(AUM)というのを聞いたことがありますでしょうか。
ヨガでは宇宙の始まりは音であった、という考え方があります。
その始まりの音がオーム(AUM)です。
ヨガのクラスを受けたことがある方が、クラスの始めや終わりに唱えたことがある人も多いことでしょう。
オームというのはヨガではかなりポピュラーな真言です。
阿字というのは聞いたことがあるでしょうか。
それは、真言密教における梵字「阿」のことです。
阿字観瞑想の”阿”ですね。
アーという真言を唱える瞑想もあります。(阿息観といいます)
こちらの二つが面白いつながりが出てきております。
オームについて
ヨガの真言であるオーム(AUM)というものがあります。
インドではポピュラーなマントラでございます。
聖音などとも言われており、先ほども書いたとおり宇宙の始まりの音です。
AUMの凡字と言いますか、シンボルもあります。
これが、AUMを表しております。
音と言うのは波動です。
音そのものに固有の波動があります。
「オーム」のような真言は波動が高いと言われており、その高い波動と同調していくために真言を唱えたりします。
「AUM」は三つの文字からできておりますが、それぞれがインドの神様を表しているという説もあります。(ヒンズー教の神様なので、ヒンズーの思想なのですかね)
- 「A」:ヴィシュヌ神(保存)
- 「U」:シヴァ神(破壊)
- 「M」:ブラフマー神(創造)
インドではとても身近な真言です。
阿字観について
阿字観というのは真言密教に伝わる瞑想法です。
詳しくはこちらをご覧ください。
簡単に説明しますと、阿字観とは阿という梵字を見つめて阿字と一体になっていく瞑想です。
大日如来のシンボルが阿字という梵字です。
ですので、阿字と一体になっていくというのは大日如来と一体になっていくことでございます。
真言宗を根本本尊は大日如来でありますので、このようになっています。
阿字はこちらになります。
阿字観の中に阿息観というものがあります。
「あ~」と阿の声を出しまして、ただただ阿と一体になっていくという瞑想(エネルギーワークかな)がございます。
実際に声に出して行います。
YOGGY&BOZUでも阿息観をやることがあるのですが、「あ~」という声と一体になっていき自分という殻が溶けていくとても気持ちのいい瞑想です。
この阿息観ですが、真言密教なのでチャクラとは関係ないのですが、どうもハートチャクラと連動していそうです。
その発見が私にはとても衝撃的だったのです。
オームは眉間
チャクラにも、そのチャクラに適したマントラがあります。
チャクラというのは7つあるとされておりまして、その第6チャクラにあたりますのがアジナチャクラ(第三の目)であり眉間の奥にあります。
ここのチャクラの真言が「オーム」となります。
宝玉瞑想という瞑想法があるのですが、この瞑想は第三の目に宝玉をイメージしてオームの音と共に瞑想をするという方法で、とてもオススメです。
宝玉瞑想は上江洲義秀さんという生きる聖者の方がオススメされている瞑想法です。
アジナチャクラの開けばすべてのチャクラは開くと、この宝玉瞑想だけで瞑想は完成するとおっしゃっていました。
そのぐらいに中心となるアジナチャクラがオームの真言です。
私も宝玉瞑想はやっております。
アーはハート
「アーの真言はハートに響かせる」とは真言密教では解説しておりません。
幾人かの人に聞いたところ、「アーは胸っぽい」というのを言ってました。
私も「アー」はハートチャクラかなと思っていたところ、この書籍でハートチャクラであることが書いてありました。
さらにこちらの書籍では、オームの真言をアジナチャクラ(第三の目)で響き渡らせることが書いてありました。
散々やってきたヨガにおける「オーム」と、ヨギボズでご縁を頂いていた阿字観瞑想の「アー」がアジナチャクラとハートチャクラという大切なチャクラで繋がったのです。
本当にびっくりしました。
このつながりは特に意識しておらず、宝玉瞑想は宝玉瞑想で大切にしており、阿息観は阿息観で気持ちいいな、と思っていただけでした。
それが、ハートと第三の目で繋がっていたとは驚きです。
アジナチャクラの瞑想とハートチャクラの瞑想、少し続けてみたいと思います。
どのように変化するのでしょうか。
楽しみです。
また、何か動きがあれば報告させて頂きます。
終わりに:全部はつながっていると信じる
オームとアーがつながったのはとても面白い現象でした。
一切の万物は繋がっているのですよね。
隔たりというのはないのです。
人の身体も同じです。
どこまでが腕とか手とかは観念の問題です。
私と言う人間もどこまでが私なのかも曖昧です。
全部は繋がっているのです。
私に起こることも、あなたに起こることも繋がっております。
これからも繋がりを楽しんでいこうと思います。