358. 新しい年に向けて、純粋な意図を立てる

365days

新しい年を迎えるにあたり、多くの人が「新年の抱負」を掲げます。「今年こそはダイエットを成功させる」「資格を取得する」「昇進する」といった目標は、それ自体は素晴らしいものですが、ヨガ的な視点から見ると、しばしばエゴの欠乏感から生まれている場合があります。「今の自分は不十分だから、もっと痩せなければならない」「今の自分の能力では足りないから、資格が必要だ」といった具合です。

これに対して、ヨガの伝統で育まれてきた「サンカルパ(聖なる誓い、意図)」は、その出発点が根本的に異なります。サンカルパは、欠乏感や自己否定から生まれるものではありません。それは、私たちの最も深く、最も本質的な自己、真我(アートマン)が、この人生で何を表現し、何を体験したがっているのか、その魂の呼び声に耳を澄まし、それに応える形で立てる誓願なのです。

では、どうすればエゴの欲望と、魂からの純粋な意図とを見分けることができるのでしょうか。一つの方法は、その意図が持つエネルギーの質を感じてみることです。エゴの欲望は、しばしば「~しなければならない」という義務感や、「~を手に入れないと幸せになれない」という焦りや不安を伴います。それは、他者との比較や社会的な評価に基づいていることが多いでしょう。

一方で、純粋な意図、真のサンカルパは、心の奥深くから湧き上がる、静かで、しかし確かな「喜び」や「情熱」、「インスピレーション」を伴います。それを考えているだけで、心が温かくなり、自然と微笑みがこぼれるような感覚です。そして最も重要な特徴は、その意図が「私」という個人の利益を超えて、他者や世界全体の幸福、調和へと繋がっているという感覚を伴うことです。それは「私が何を得るか」ではなく、「私を通して、世界に何が表現されるか」という問いへの答えなのです。

この純粋な意図を見出すために、年末の静かな時間に、次のような問いを自分に投げかけてみてください。

「もし、お金、時間、健康、他人の評価といった、あらゆる制約がなかったとしたら、私は、来年、どのような存在でありたいだろうか?」

「私のユニークな才能や情熱を使って、どのように世界に貢献することができるだろうか?」

「私の心が、本当に、心の底から『YES!』と叫ぶことは何だろうか?」

これらの問いへの答えを、思考で無理やりひねり出す必要はありません。ただ問いを心に抱き、静かに瞑想したり、自然の中を散歩したりしていると、ふとした瞬間に、インスピレーションとして答えがやってくるかもしれません。

そうして見出された純粋な意図は、量子力学の観察者効果が示唆するように、無限の可能性の波の中から、一つの現実を選択し、結晶化させるための、強力な焦点となります。それは、宇宙への明確なオーダーとなり、あなたの意図を実現するためのシンクロニシティやサポートを引き寄せ始めるでしょう。新しい年は、単なるカレンダーの更新ではありません。それは、あなたの魂の物語の、新たな章を始めるための神聖な機会なのです。その最初のページに、あなたの最も純粋で、最も美しい意図を、愛と信頼を込めて記しましょう。



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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、ENQAN(ヨガ)、JIQAN(内観)、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。