生前整理シリーズです。
第3弾です。
生前整理の順番をまとめておきます。
- これからどんな暮らしをしたいか理想を描く
- 片付けたあとのご褒美を決めておく(締め切りを決めることにもなります)
- 不要な洋服、書類、食器、収納など全て並べて手放す(総量を確認するためにも)
- 一年使っていないもの、お客様用、思い出品を整理する
- 粗大ゴミを出す(粗大ゴミはお早めに!)
- 重要書類、契約書類、年金、銀行、カードなどの資料を集める
- 不要な契約、不必要な習い事、いらないサブスクなどを解約していく
- 重要書類、契約類、を集めてリスト化して親族に分かるようにしておく
進めていくためのポイントは5つ。
- 思っている以上に人生で元気な時間は短いから早めに着手して整理しておきたい
- ほとんどの物は買い戻せるが、体力と時間は買い戻せない
- 大きい物(箪笥とかテーブルとか)を手放した際の今後のストレス軽減は非常に大きい
- 片付けはやればやっただけ進む(明らかなゴミはどんどん捨てていく)
- 諸行無常であり死んだら何も持っていけない
このような流れで行っていきます。
前回、ご褒美を決めてしまいましょうということでしたが、実はそのご褒美に変更がありました。
と言いますか、諸事情により行けなくなってしまったので、また予定を組む次第でございます。
やっぱりご褒美は温泉がいいかな、考えておきます。
ということで今回は③です。
「不要な洋服、書類、食器、収納など全て並べて手放す(総量を確認するためにも)」
順番としては、
1.カテゴリ毎に全部出す
2.不要なものを捨てていく(総量が多い時は小分けにする)
3.最小限の持ち物にして元に戻す
これでやっていきます。
洋服を片付ける
洋服を一箇所に集めるのは大変かもしれませんが、シーズン毎でもいいのでいったんは一箇所に集めましょう。
一箇所に集めることで何をどのくらい持っているのか把握できますし、似た服や質感の確認、コーディネートも確認できます。
いったん集めるのが面倒でも、これをやらないと何度も片付けをやる羽目になったりします。
シーズン毎の服に分けてもいいので、集めて全体を把握して判断していくことがポイントになります。
私も昔は集めないでやっていたので、何度もやる羽目になりましたし、似たような服を持っていて片方しか着ていないことに気付けなかったりしました。
洋服の手放しは自分の服の傾向も知ることになります。
気に入っていても着ていない服も出てきます。
その時には自分に質問するといいでしょう。
「なぜ、気に入っているのに着ないのか?」と。
サイズだったり、着た感じが好きではなかったり、デザインは好きだけど自分には似合わなかったり、洗濯を考えると面倒だったり、いろんな理由が出てきます。
これらをメモしておくと、次回の買い物で役立ちます。
着ていない服は1着だけではないと思いますので、捨てるたびに自問自答するといいでしょう。
買ったけど着ない服の共通項がしっかりと出てきます。
私の場合は傾向としては妥協した物は着ない傾向にあるので、悩んだり妥協したり納得のいかない洋服は買わないようにしてます。(当たり前なのですが、無頓着に買ってしまっていました)
書類を片付ける
書類も一度全部集めて順番にやっていく必要があります。
こんまり先生は書類は全捨てと豪語しております。
基本的にこの考え方でいいと思います。
このくらいの気合いを持って対処しないとやられます。
書類は本当に大変です。
私もけっこう時間がかかってしまいました。
書類も洋服と一緒で、まずは一箇所に全部集めて、順番にチェックしていきます。
書類に関しては「絶対に必要なもの」と「写真で大丈夫なもの」と「いらないもの」に分かれます。
絶対に必要なものは契約書類や法律上残しておかないといけないものですね。
これは迷うことはないでしょう。
写真でOKなものも多いです。
例えば、健康診断の結果とかは写真(スキャンしてPDFでも化)で残しておけばいいでしょう。
クラウド上にそういった情報を集めてくれているサービスもついているのなら資料もいらないでしょう。
お取り扱い説明書などは基本的にいらないでしょう。ネット上にありますからね。なかったとしても写真保存でOKです。
そのためのフォルダをひとつ作っておけば事足ります。
意外と写真保存しませんし、してもまず見直すこともないでしょう。
そんなものです。(健康診断は1年1度見直しますが)
書類は時間がかかりますので、上から順番に進めていきます。
最初は悩んだら後で確認するとしてもいいかもしれません。
総量が多すぎてやめたくもなりますので、ある程度スピードを上げていったん減らしていくのも有効に思います。
普段からも資料がたまらない工夫も必要です。
私は届いた葉書も資料もその日に全部チェックして捨てるようにしています。
その場で処理するので今では溜まることはなくなりました。
銀行やカードの契約も絞っておりますので、その契約書類も徐々にシンプルになっております。
食器・収納を片付ける
食器類、収納類もこの勢いでどんどん片付けていきます。
食器類も使っていない物、総量を確認して手放します。
高価な食器は日常用におろします。
使わないと勿体無いからですね。
食器棚に入りきらなかったり、余裕がないのは持ちすぎです。
食器も全部出して、使っていないものを手放し、使用頻度や統一感で並べていくといいでしょう。
出してみればできます。
食器もまた思い切って全部出して全体を把握することが大事なのです。
- すべての食器を一度出す: まず、すべての食器を収納場所から取り出してテーブルなどに並べます。これにより、どれだけの食器を持っているかを確認しやすくなります。
- 使用頻度で分ける: 「日常的に使うもの」「時々使うもの」「ほとんど使わないもの」に分けます。この段階で「ほとんど使わないもの」は手放す候補とします。
- 傷や欠けがあるものをチェック: 使用頻度が高くても、傷や欠けがあるものは思い切って処分することを検討します。これにより、使いやすい食器だけが残ります。
- お気に入りと実用的なものを選ぶ: 「時々使うもの」の中から、お気に入りであり、かつ実用的なものだけを残します。
- 不要な食器を手放す: もう使わないと決めた食器は、リサイクル、寄付、または捨てることで手放します。
というのがオーソドックスな流れになるでしょう。
あとは、残った収納用品を捨てていきます。
ここは心を鬼にしてどんどん捨てていきます。
収納用品だけ残っているとそこにまた物を詰め始めます。
そうやってまた物が増えていきます。
せっかく減らしてスッキリさせたのにリバウンドしてしまいます。
ここは心を鬼にして捨てていくことです。
終わりに:片付けるほどに運気が上がる
もう一度、生前整理の全体の流れを確認しておきます。
- これからどんな暮らしをしたいか理想を描く
- 片付けたあとのご褒美を決めておく(締め切りを決めることにもなります)
- 不要な洋服、書類、食器、収納など全て並べて手放す(総量を確認するためにも)
- 一年使っていないもの、お客様用、思い出品を整理する
- 粗大ゴミを出す(粗大ゴミはお早めに!)
- 重要書類、契約書類、年金、銀行、カードなどの資料を集める
- 不要な契約、不必要な習い事、いらないサブスクなどを解約していく
- 重要書類、契約類、を集めてリスト化して親族に分かるようにしておく
この中では、③と⑥が大変です。
今回はその③でした。
もちろん1日で終わるようなものではないです。
毎日コツコツやっても全然終わらないこともあります。
週末に時間をとってでも「全部出す」をやると捗ります。
見違えるようになります。
家が全然違ったオーラをまとうでしょう。
ちょっと大変ですが、ぜひ進めてみてください。
ではでは。