ヨガを楽しむ50のヒント:マットの上から日常まで、全方位的に人生を味わう智慧

YOGA&BODY-ヨガと身体

ヨガを推奨しております。
「ヨガを楽しむ」と言うと、何か新しい趣味を始めるような、軽い響きに聞こえるかもしれません。
しかし、ここで言う「楽しむ」とは、単なる娯楽(エンターテインメント)としての享楽ではありません。
人生という、予測不可能で、時に苦難に満ちた壮大な旅路を、味わい尽くすこと。
苦しみさえも、変化の一部として受け入れ、面白がること。
サンスクリット語で言う「リーラ(神の遊戯)」のように、この世界を遊び場として捉え直す視点の転換です。

現代社会は、私たちから「楽しむ余裕」を奪っています。
「正しくあれ」「効率的であれ」「生産的であれ」というプレッシャーが、ヨガの練習にさえ入り込んでいます。
「ポーズができないと楽しくない」「痩せないと意味がない」
そんな思考の檻から抜け出し、ヨガ本来の自由で深淵な世界へ、もう一度足を踏み入れてみませんか。

ここに書き記す50のヒントは、マットの上の技術的なことから、心の在り方、スピリチュアルな視点、そして日々の暮らし方まで、全方位的に網羅しました。
一度にすべてをやろうとする必要はありません。
今日のあなたに響くものが、たった一つでもあれば十分です。
それが、あなたのナーディ(エネルギーの管)を開く、小さな鍵となるはずですから。

 

【心構え編】 エゴを手放し、ただ「在る」ためのヒント

1. 「正解」を捨てる
ヨガに正解はありません。教科書の形と違っていても、あなたの呼吸が深まっているなら、それが今のあなたの正解です。

2. 他人と比較しない
隣のマットの人は関係ありません。昨日の自分とも比べなくていい。ただ「今ここ」の自分だけを感じてください。比較は喜びを盗む泥棒です。

3. 「できない」を面白がる
身体が硬いことはギフトです。伸びる感覚を人一倍味わえるのですから。「お、今日はここまでか」と、自分の限界をニヤニヤしながら観察しましょう。

4. 期待を手放す
「痩せたい」「柔らかくなりたい」という期待は、未来への執着です。期待せずに淡々とやる。すると、忘れた頃に変化は訪れます。

5. 不快感から逃げない
ポーズ中のちょっとした苦しさや痛み。すぐに動いて逃げるのではなく、一呼吸だけ留まってみる。不快感の正体を見つめると、それは単なる感覚信号に変わります。

6. 「私」という主語を消す
「私がポーズをとる」のではなく、「身体がポーズをとらされている」感覚で。自然の重力と呼吸に身を委ねてみましょう。

7. 内側の微細な声を聞く
大声で叫ぶエゴの声(もっと頑張れ!)ではなく、ささやくような身体の声(もう十分だよ)に耳を傾ける練習です。

8. 初心(ビギナーズマインド)を忘れない
どれだけ熟練しても、毎回が初めてのマットであるかのように。慣れは感性を鈍らせます。

9. 完璧主義をやめる
ぐらついてもいい、間違えてもいい。完璧なポーズよりも、完璧なリラックスを目指しましょう。

10. サントーシャ(足るを知る)
今持っている身体、今の環境、今の呼吸。すでに足りていることに気づくこと。不足感からの努力は枯渇を生みますが、充足感からの行動は循環を生みます。

 

【実践・マットの上編】 身体と呼吸を深めるヒント

11. 呼吸を主役にする
ポーズは脇役です。呼吸という風が通るためのトンネルとしてポーズがあると思ってください。

12. 眉間の力を抜く
頑張っているとき、眉間にシワが寄っていませんか? 顔の緊張は心の緊張。口角を少し上げるだけで、身体は緩みます。

13. 足の裏を感じる
大地に触れている面積を意識する。根っこが生えるイメージを持つと、精神的な安定感(グラウンディング)が増します。

14. 背骨のスペースを広げる
椎骨と椎骨の間に、新鮮な空気を送り込むように。背骨が伸びると、思考のスペースも広がります。

15. 吐く息を丁寧に
吸うこと(得ること)より、吐くこと(手放すこと)に意識を向ける。出し切れば、新しいものは勝手に入ってきます。

16. 目を閉じてみる
視覚情報を遮断すると、内観(プラティヤハラ)が一気に深まります。鏡の中の自分ではなく、内側の感覚を見てください。

17. シャヴァーサナをサボらない
屍のポーズは、ただの休憩ではありません。練習の効果を定着させる、最も重要な「統合」の時間です。ここで死ぬ練習をするのです。

18. プロップス(道具)に頼る
ブロックやベルトを使うことは恥ではありません。自分を助けるための賢い選択です。

19. 違和感があったら休む
チャイルドポーズはいつでも取っていいポーズです。自分のペースを守る勇気を持ちましょう。

20. 終わった後の余韻を味わう
マットを降りた直後の、静かで澄んだ感覚。その余韻を日常に持ち帰るまでがヨガです。

 

【日常生活編】 暮らしそのものをヨガにするヒント

21. 朝一番の「ありがとう」
目が覚めた瞬間、今日も命があることに感謝する。最高のスタートダッシュです。

22. 姿勢を正す
デスクワーク中も、坐骨で座り、背筋を伸ばす。姿勢が整えば、気(プラーナ)が通り、疲れにくくなります。

23. 「ながら」をやめる
食事しながらスマホ、歩きながらメール。一つの行為に意識を集中する。それがマインドフルネスです。

24. 靴を揃える
履物を揃えることは、心を揃えること。足元の小さな秩序が、心のカオスを鎮めます。

25. デジタルデトックスの時間を持つ
寝る前の1時間だけでも、情報を遮断する。脳のオーバーヒートを防ぎ、睡眠の質を高めます。

26. 丁寧にお茶を淹れる
お湯を沸かし、茶葉が開くのを待つ。そのプロセス自体を瞑想として楽しむ。

27. 自然に触れる
空を見上げる、風を感じる、木に触れる。私たちは自然の一部であることを思い出させてくれます。

28. 掃除をヨガにする(カルマヨガ)
床を磨く動きに合わせて呼吸する。場を清めることは、自分の内側を清めることとイコールです。

29. 言葉を選ぶ(サティヤ)
ネガティブな言葉や嘘は、自分自身の波動を下げます。真実で、かつ優しい言葉を使う練習を。

30. 余白を作る
予定を詰め込まない。何もしない「空白の時間」が、創造性の源泉になります。

 

【人間関係・社会編】 つながりの中で調和するヒント

31. ジャッジしない
「あの人は間違っている」という判断を手放す。ただ「違う意見がある」という事実だけを見る。

32. アヒムサ(非暴力)の実践
他人への暴力はもちろん、自分自身を責める暴力もやめる。自分に優しくなれば、他人にも優しくなれます。

33. 聞くヨガ
相手の話を遮らず、判断せず、ただ聞く。傾聴は、相手への最高のアサナ(捧げ物)です。

34. 期待せずに与える
見返りを求めない行為(奉仕)は、エゴを小さくし、心を軽くします。

35. 境界線を引く
自分のエネルギーを守るために、時には「NO」と言うことも必要です。健全な距離感が、健全な関係を作ります。

36. 許す練習
他人を許すことは、相手のためではなく、自分の心を解放するために行います。過去の鎖を断ち切るのです。

37. 感謝を伝える
思っているだけでは伝わりません。言葉にして伝えることで、ポジティブなエネルギーが循環します。

38. 比較競争から降りる
社会のレールや勝ち負けのゲームから、そっと降りてみる。自分の幸せの物差しは、自分で決める。

39. 笑顔を伝染させる
理由がなくても微笑んでみる。身体からのフィードバックで心も楽しくなり、周囲も明るくなります。

40. サンガ(仲間)を大切にする
同じ志を持つ仲間との時間は、モチベーションの支えになります。孤独にならなくていいのです。

 

【スピリチュアル・魂編】 見えない世界とつながるヒント

41. 直感を信じる
頭(思考)で考えた損得よりも、腹(直感)で感じた違和感やワクワクを信じる。それは魂のナビゲーションです。

42. 偶然(シンクロニシティ)を楽しむ
ふとした一致や偶然は、宇宙からのサイン。流れに乗っている証拠だと面白がりましょう。

43. すべては「学び」と捉える
嫌な出来事も、魂を成長させるためのカリキュラム。「ここから何を学べる?」と問いかけるだけで、被害者意識から抜け出せます。

44. コントロールを手放す(イシュワラ・プラニダーナ)
人事を尽くして天命を待つ。結果は宇宙にお任せする潔さが、究極のリラックスを生みます。

45. 自分を愛する
誰よりもまず、自分自身の親友になること。自己愛はナルシシズムではなく、すべての愛の基盤です。

46. 「死」を思う
メメント・モリ。いつか終わる命だからこそ、今この瞬間が愛おしく輝きます。

47. エネルギーの浄化
塩風呂に入る、セージを焚く、マントラを唱える。見えないレベルでの汚れを落とす習慣を持つ。

48. 祈る時間を持つ
特定の神様でなくてもいい。大いなるもの、自然、宇宙に対して、謙虚に頭を下げる時間を持つ。

49. 自分が「光」であることを思い出す
私たちは肉体以上の存在です。内側に消えない光があることを、瞑想の中で再確認する。

50. ただ、楽しむ(リーラ)
最後に、もう一度。この人生というゲームを、深刻になりすぎず、子供のように無邪気に遊ぶこと。それがヨガの極意です。

 

いかがでしたでしょうか。
50個のヒントを書き出しましたが、これらはすべて「本来の自分に還る」ための道しるべに過ぎません。
全部できなくても、忘れてしまっても大丈夫。
ふとした瞬間に、このリストの一つでも思い出して、ふっと肩の力が抜けたなら、それがあなたにとっての最高のヨガです。

ヨガが、あなたの人生に寄り添い、人生をより豊かにするツールとなりますように。

ではまた。

 


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Kiyoshiクレイジーヨギー
*EngawaYoga主宰* 2012年にヨガに出会い、そしてヨガを教え始める。 瞑想は20歳の頃に波動の法則の影響を受け瞑想を継続している。 東洋思想、瞑想、科学などカオスの種を撒きながらEngawaYogaを運営し、BTY、瞑想指導にあたっている。SIQANという日本一簡単な緩める瞑想も考案。2020年に雑誌PENに紹介される。 「集合的無意識の大掃除」を主眼に調和した未来へ活動中。