嫉妬や羨ましさという競争的意識を超えた状態をキープすると”山の頂上”にいるような気分で1日が過ぎ去っていく

コミュニケーション

羨ましさというのが人にあります。

これがなかなか厄介でございます。

あなたもありますよね。

わたしもあります。

羨ましさはゼロになりにくいものです。

そこには軽い嫉妬もあるでしょう。(人によっては重たい嫉妬もあるでしょう)

辛い人は、妬みまでいってしまっていることもあるでしょう。

やきもちのようなものもあるでしょう。

こういった感情がエネルギーを奪っていきます。

奪っていくと疲れてもきますし、人生もなんだかうまくいかないということになっていきます。

こういった妬みや嫉妬の感情を自分の中から追い払うことができなくなると大変です。

羨ましさバッドループに入る前に我に帰ることです。

どうせ、意味のないことですからね。

 

思考を使うと、ハマってしまう

妬み嫉みなどは、思考を使っていくとドツボにハマっていきます。

厄介なことになる。

やきもちも一緒です。

ずっと苦しい状態が続きます。

今この瞬間でもそういったことを思い出すと苦しくなる人もいることでしょう。

嫉妬や妬みのエネルギーを鎮静化させるには、思考を使わずにただ観じてみることです。

思考を使ってしまうとそのマイナスなエネルギーにハマっていってしまいます。

思考を使うと妬みや嫉みは執拗に上がってきますからね。

なかなかいなくなってくれない。

だから、いったん思考で解決をはかることをやめることです。

ただ観じてみる。

すると自然とマイナスは減っていく。

エネルギーなので鎮静化されていきます。

「自然の流れに身を任せる」なんて言いますけど、そんな気持ちでただ観じてみるのです。

 

意識の向きを変えてみる

「観じる」というのは観という漢字であるように、俯瞰することになります。

俯瞰するとそのエネルギーから離れることができる。

すると、エネルギーが鎮静化していくのです。

ただ、俯瞰して観るだけにするのです。

無理そうですかね。

瞑想の準備はこういう意識状態にするので、瞑想をされている人はやりやすいと思います。

それが無理そうでしたら、エネルギーの向きを変えてみるのも有効です。

向かっているエネルギーの方向を変えていくといいと思います。

観るだけが難しい人は直そうとしてしまうのです。

直そうとしてもハマってしまいます。

直そうとすることそのものが、自分が向いている方向を強める働きがあるからです。

考えていることが強くなってしまうのです。

むかついている時に「むかつかないようにする」ということは、むかつきを強めてしまう傾向があるということです。

それは面倒ですよね。

そういう時は、決心です。

 

決心をしてみるのだけど

唐突ですけど決心です。

いったん、決心をしてください。

何に決心するのか。

自分の気持ちの責任は自分にあるという決心です。

妬み嫉みは自分が作っていることでしょう。

相手がいるからそのような気持ちになっているわけではなく、あくまでも自分が震源地。

自分がその大元にいる。

自分が好んで作り出している。

私の中にあるのだから私が創造者である。

自分が勝手に嫉妬や嫉みを始めているというように入れ替える。

その決心をしてみる。

憂鬱な状態なら、外部にある「〇〇だから、私は憂鬱だ」というようにしはしないで、私のどんな考え方が憂鬱な気分を作り出しているのかを観じていくということです。

そうするとルーツは自分にあることがわかります。

そしてルーツを眺めてみるのです。

これが原因かと。

競争的意識か自我の防衛的本能のようなことが多いです。

そこから受容したり理解していくことで嫉妬などの感情が収まっていくことになります。

収まった状態はとても清々しいものです。

自然豊かな場所で深呼吸しているような気持ち良さがあります。

山の頂上にいるような気分と言ったりしております。

そのぐらいに、憂鬱な感情というのは人を苦しめて疲弊させています。

 

終わりに:ただ観ることであるがままで生きていく

ただ観ることは大事です。

ただ観るのです。

感情を挟まずに、ただ観るのです。

すると、エネルギーというのは鎮静化されていきます。

落ち着くのです。

アンガーマネジメントでも10秒数えるとかありますよね。

あれに似ています。

そもそも怒らない、そもそも妬まない、という自分がいいのですけど。

まぁ仕方がありませんね。

目の前にあることは全てメッセージといいます。

だから、そういった怒りの感情や妬みの感情もあるがままに生きていくためのヒントでありメッセージです。

そうやってあるがままの自分になっていくのだと思います。

お楽しみに。