ヨガをずっとやっていて思うところがあります。
それは体力が大事ということです。
ヨガは体力によって支えられていることが多いです。
スポーツや運動関連の趣味はそうなのは当たり前だと思います。
ヨガもある程度身体を動かすので体力が大事そうに思いますが、その範囲で体力が大事なのは言うまでもなく、他の意味でもめっちゃ大事ということです。
ヨガでは心の暴走を止めるといいますか止滅することを目的としております。
平たく言えば、感情のコントロールです。
この感情を暴走をさせてしまう原因のひとつが体力の低下です。
疲れている時って感情的になりませんか?
それは疲れているから感情が込み上がってしまうのです。
ということで体力がめっちゃ大事なわけです。
そして日常生活で大事なあることも体力が必要なのです。
優しさの半分は体力
タイトルに優しさも体力が必要だと書きました。
あること、というのは優しさですね。
優しさを実行に移すのにも体力が必要だと言われると、案外そのように感じませんか。
電車の席を譲るのに体力がいる、というのではありませんよ。(もちろん、電車で立ったままの方が体力が必要なのはそうですけど)
体力がないと許せることが許せなくなったり、言わなくていいことを言ってしまったり、自分がやればすむことを他人に押し付けてしまったり、ということが起こります。
ありますよね。
疲れているとその分だけ制御ができなくなってしまうのです。
実際に制御できなくなってしまう人も多いと思います。
疲れているから仕方がない、まぁそうですよね。
そりゃ、疲れている時はいろいろとゆるしてほしい。
ここでも、体力がもう少しあるだけで違った行動に出れたり、相手に配慮することができるわけです。
疲れているけど相手も疲れてるだろうからこちらが少し行動してみよう、と思えるわけです。
もちろん、相手がいなくてもなんでも。
思い当たる節があると思います。
では体力をつけるために何が必要か。
ここが難しいのですが、体力がいることをするのです。
運動やヨガ(BORN TO YOG)ですね。
体力がなくてできないのに、体力を使うことを通じて体力を作っていく。
「体力がないから運動しない」と言う人はどんどん体力が低下していき、さらに色んなことが億劫になり、人にも優しくできなくなってしまいます。
そういうことになっているので、体力がない人はさらに減る一方なのだと思います。
もちろん、睡眠や食事も非常に大事ですよ。
むしろこちらから改善した方が体力が回復する人もいるでしょう。
とにかく運動の体力は物理的な体力。
そして優しさの半分も物理的な体力。
それはRPGにおけるHPみたいなもの。(RPGを知らない人はごめんなさい)
そして精神的な体力はMPみたいなもの。(RPGを知らない人はごめんなさい)
しっかりと宿で寝ないと回復しないのです。
トレーニングして経験値を積んでレベルを上げないとMAX値は増えないのです。
体力というのはそういうものなのです。
なんだか人生全体が体力問題にも思えてきてしまいました。
わたしは本が好きで読書をするのですが、読書も体力がいると思います。
集中力もひとつの体力です。
目を使うことも筋肉を使っているので体力です。
人生体力ということで運動やヨガ(BORN TO YOG)をやっていきましょう。
終わりに:老後も体力
仕事を引退したあとに趣味をやろうという人がいますが、これもできない人が多いといいます。
興味自体が失われてしまうというケースと体力がなくて取り組めないというケース。
興味が失われてしまうのは仕方のないことですが、体力は今からでも運動することでどうにかなりそうです。
せっかく楽しみにしていた趣味が体力不足でできないのは残念ですよね。
「趣味」を完全に知性由来のものだと思ってる人もいますが、結構体力だと思っています。
読書も体力と言ったのと同じです。
体力がないと興味も持てなくなり(やっぱり興味も体力)、楽しめなくなります。
体力はめっちゃ大事です。